富山旅行 2022 8/30
朝食は昨日の夕食で行ったショッピングビルMAROOTにある「示野珈琲」で。
モーニングセットの洋と和。まずまずの内容。なぜか富山駅周辺にはカフェの類が少ない。
一旦ホテルに戻って支度を整え、出かける。
今日は富山県立美術館へ。歩いて15分ほど。途中で環水公園を通りかかると、ちょうど小学校1年生ぐらいの一団が同じ方向に歩いているのに出くわす。公園を抜け道路を渡って美術館に着くと、一団も道路を渡って美術館にやってくる。スペインの美術館ではよく子供たちの団体が大人しくガイドや学芸員の説明を聴いているのに出会った。日本の子供たちは美術館でどんな行動をするのだろう、と思っていたら、この一団は美術館前の駐車場に停めてあったバスに乗り込んだ。ベスに乗るために来ただけだったのだ。
美術館の「ミロ展ー日本を夢見て」は、開館5周年記念で催されているもの。ミロが若い頃にバルセローナで日本文化に触れてて影響を受け、日本でも早くから詩人の瀧口修造などによって紹介された。そうしたミロと日本の関係を軸に展覧会は構成されていた。この展覧会は東京と名古屋で開催されてきて、最後にここ富山で開かれているのだが、なぜ富山でと思っていたら、瀧口修造が富山出身だったのだ。
ミロは好きな画家の一人で、バルセローナのミロ美術館やマジョルカ島のミロのアトリエだったところにある美術館などで見てきた。特にマジョルカでは、今回も展示されていた日本との関係を示すいくつかのものも目にしていた。それでもこうして日本とのつながりをメインテーマとして紹介されると、あらためて理解が進んだような気がした。
館内は思っていたよりは観覧者が多かったが、それでも各作品の前に多くても3人ほどが佇むことがある程度で、ゆっくり好きなだけ落ち着いてみて回ることが出来た。おかげで10時20分から、昼食や常設展も含めて16時まで滞在してしまった。
その他の展示では、この美術館の屋上「オノマトペの屋上」にちなんだ佐藤卓の作品「OFURO」が面白かった。バスタブの中にオノマトペの文字が次々に現れるもので、こんなバスタブがあったら長風呂になってしまうだろう。
昼食は美術館内のレストラン「BiBiBi&JURULI」で「3種のトマトソースの“ポップアート“パスタ」と「ビビビとジュルリプレート」。どちらもアートを意識して工夫したものだったが、料理としてはちょっと疑問。特にパスタは久しぶりに茹で置きのものを口にすることになった。
美術館を出て環水公園を抜けて帰る。公園の中に噴水があり音楽と水と光のショーが行われるとのポスターが貼ってあったが、時間が合わないので見るのは諦める。バルセローナのモンジュイックの噴水ショーの小規模なものだろう。
ホテルに戻って1時間半ほど休憩、昼寝。
夕食は10分ほど歩いたところの「酒菜工房だい」で。コース料理だけで、一番安い6,000円のにしたが、内容、サービスとも良くて満足。
「るるぶ」で紹介されていた店なので期待していなかったのだが、たまには「大当たり」もあるのだ。
夕方からまでは蒸し暑かったが、夕食後に店を出ると涼しい風が吹いていた。
https://dosperegrinos.net/2022/08/30/%e5%af%8c%e5%b1%b1%e6%97%85%e8%a1%8c%e3%80%802022-8-30//images/2022/08/24D40679-2A04-49B2-95B8-D8CF0D482248.jpeg/images/2022/08/24D40679-2A04-49B2-95B8-D8CF0D482248-150x150.jpeg国内旅行文化・芸術ミロ,富山,日本を夢みて,県立美術館朝食は昨日の夕食で行ったショッピングビルMAROOTにある「示野珈琲」で。
モーニングセットの洋と和。まずまずの内容。なぜか富山駅周辺にはカフェの類が少ない。
一旦ホテルに戻って支度を整え、出かける。
今日は富山県立美術館へ。歩いて15分ほど。途中で環水公園を通りかかると、ちょうど小学校1年生ぐらいの一団が同じ方向に歩いているのに出くわす。公園を抜け道路を渡って美術館に着くと、一団も道路を渡って美術館にやってくる。スペインの美術館ではよく子供たちの団体が大人しくガイドや学芸員の説明を聴いているのに出会った。日本の子供たちは美術館でどんな行動をするのだろう、と思っていたら、この一団は美術館前の駐車場に停めてあったバスに乗り込んだ。ベスに乗るために来ただけだったのだ。
美術館の「ミロ展ー日本を夢見て」は、開館5周年記念で催されているもの。ミロが若い頃にバルセローナで日本文化に触れてて影響を受け、日本でも早くから詩人の瀧口修造などによって紹介された。そうしたミロと日本の関係を軸に展覧会は構成されていた。この展覧会は東京と名古屋で開催されてきて、最後にここ富山で開かれているのだが、なぜ富山でと思っていたら、瀧口修造が富山出身だったのだ。
ミロは好きな画家の一人で、バルセローナのミロ美術館やマジョルカ島のミロのアトリエだったところにある美術館などで見てきた。特にマジョルカでは、今回も展示されていた日本との関係を示すいくつかのものも目にしていた。それでもこうして日本とのつながりをメインテーマとして紹介されると、あらためて理解が進んだような気がした。
館内は思っていたよりは観覧者が多かったが、それでも各作品の前に多くても3人ほどが佇むことがある程度で、ゆっくり好きなだけ落ち着いてみて回ることが出来た。おかげで10時20分から、昼食や常設展も含めて16時まで滞在してしまった。
その他の展示では、この美術館の屋上「オノマトペの屋上」にちなんだ佐藤卓の作品「OFURO」が面白かった。バスタブの中にオノマトペの文字が次々に現れるもので、こんなバスタブがあったら長風呂になってしまうだろう。
昼食は美術館内のレストラン「BiBiBi&JURULI」で「3種のトマトソースの“ポップアート“パスタ」と「ビビビとジュルリプレート」。どちらもアートを意識して工夫したものだったが、料理としてはちょっと疑問。特にパスタは久しぶりに茹で置きのものを口にすることになった。
美術館を出て環水公園を抜けて帰る。公園の中に噴水があり音楽と水と光のショーが行われるとのポスターが貼ってあったが、時間が合わないので見るのは諦める。バルセローナのモンジュイックの噴水ショーの小規模なものだろう。
ホテルに戻って1時間半ほど休憩、昼寝。
夕食は10分ほど歩いたところの「酒菜工房だい」で。コース料理だけで、一番安い6,000円のにしたが、内容、サービスとも良くて満足。
「るるぶ」で紹介されていた店なので期待していなかったのだが、たまには「大当たり」もあるのだ。
夕方からまでは蒸し暑かったが、夕食後に店を出ると涼しい風が吹いていた。Andrés
andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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