合計距離: 13895 m
最高点の標高: 48 m
最低点の標高: 2 m
累積標高(上り): 451 m
累積標高(下り): -457 m
総所要時間: 04:48:47

宿で朝食。

温泉旅館の朝食としては、並だろう。昨日までの朝食と比べるとましだが、やはりご飯がいまひとつ。

旅館のロビーには、青森市が近づいてねぶたの飾り。右には「浅虫夕凪(あさむしゆうな)」というここのキャラクター。

8時半にチャックアウトし、バックパックを預けて浅虫温泉駅に向かう。駅の待合室には数人の客が電車を待っている。ホームには発車の数分前にしか入れない。

8時54分発で乗客は多くない。昨日と同じくスピードを上げて走り、2駅先の小湊駅に8分で到着。

降りたのは私たちだけ。すぐに反対方向の電車が来て、そちらには数人が乗り込んだ。ところが駅の待合室には3人のお婆さんが座っている。次の電車は1時間以上後なのに。

駅前をまっすぐに進み、国道4号を越えて住宅の点々と続く道を歩く。緩やかな起伏が続き、日曜日だからか庭仕事や家庭菜園などの手入れ、さらには畑仕事をする姿が目につく。

奥州街道の標識があるが、やはりここに一本立てている意味がよく分からない。

国道に出てしばらく行くと、コンビニがある。店名は「オレンジハート」。トイレを借りに入ってみると、一般のコンビニの品揃えの棚は少しだけで、弁当売り場が中心で、客が列を作っている。

手作りの惣菜から選んで詰めて精算。カレーなどもあって若い人たちが次々にやって来る。きっと安くて美味しいのだろう。私たちは外のベンチで持参のあんぱんなどでおやつ休憩。

それまでは晴れて少し暑くなりかけていたが、急に曇ってきて風が冷たくなる。

しばらく国道を進んでから街道はわき道に逸れたが、雨が降り出し道路の温度計は10度に。朝は14度だったのに、急降下。指先が冷えて手袋が欲しいほど。幸い雨は小降りでひどくはならなかった。

奥州街道と国道に挟まれて「ほたて広場」という土産物屋があり、レストランが併設されているので、雨宿りも兼ねて昼食にする。

「ホタテ&ベーコンの和風バター醤油パスタ」と「炙りホタテの彩り海鮮ちらし重」。パスタは醤油味が濃くしょっぱい。ちらしは普通。この店はセルフサービスの給茶機だが水と湯だけでお茶はない。

このレベルのレストランでお茶もなく、あの程度の味とは、一昔前の観光客相手の店のよう。

横には「ホタテ観音像」と「ホタテ供養塔」。ここまで安っぽく安易な観光地をつくるとは、徹底していて良いのかもしれない。二度と行く気になれないが。

旅館に寄って今朝預けたバックパックを受け取り、歩いて5分ほどの今夜の宿に行く。

まだ14時前で、チェックインはできるが部屋には入れない。手続きだけしてバックパックを預ける。旅行支援のクーポンをもらえたので、駅前の道の駅に行き、土産を買って宅配便で送る。

15時前に宿に戻ると、入室できる。部屋に荷物を置き、ロビーに下りてコーヒーを飲みながら明日の青森市の宿を予約。

大浴場は広くて空いていて、ゆったり。なぜか「あつあつの湯」の方でも熱くなく適温。

夕食は「ハーフ・ビュッフェ」。

オードブルとサラダ以外の食べ物を少しずつとって食べたが、全体に味も質も良く、久しぶりに満足できる食事だった。

食後はロビーで津軽三味線を楽しんだ。演奏はまだ若く奥行きは感じられなかったが、温泉旅館での来客サービスとしては悪くなかった。

今日は晴れ後雨。気温急降下。短距離で助かった。

21,086歩 12.8km

/images/2023/05/f4e6c4c0496710a15cbaffb0a2c38f87-700x394.jpeg/images/2023/05/f4e6c4c0496710a15cbaffb0a2c38f87-150x150.jpegAndrés奥州道中ほたて広場,オレンジハート,ホタテ一番,ホタテ供養塔,ホタテ観音像,南部屋,奥州街道,小湊駅,津軽三味線,浅虫夕凪,浅虫温泉,海扇閣宿で朝食。 温泉旅館の朝食としては、並だろう。昨日までの朝食と比べるとましだが、やはりご飯がいまひとつ。 旅館のロビーには、青森市が近づいてねぶたの飾り。右には「浅虫夕凪(あさむしゆうな)」というここのキャラクター。 8時半にチャックアウトし、バックパックを預けて浅虫温泉駅に向かう。駅の待合室には数人の客が電車を待っている。ホームには発車の数分前にしか入れない。 8時54分発で乗客は多くない。昨日と同じくスピードを上げて走り、2駅先の小湊駅に8分で到着。 降りたのは私たちだけ。すぐに反対方向の電車が来て、そちらには数人が乗り込んだ。ところが駅の待合室には3人のお婆さんが座っている。次の電車は1時間以上後なのに。 駅前をまっすぐに進み、国道4号を越えて住宅の点々と続く道を歩く。緩やかな起伏が続き、日曜日だからか庭仕事や家庭菜園などの手入れ、さらには畑仕事をする姿が目につく。 奥州街道の標識があるが、やはりここに一本立てている意味がよく分からない。 国道に出てしばらく行くと、コンビニがある。店名は「オレンジハート」。トイレを借りに入ってみると、一般のコンビニの品揃えの棚は少しだけで、弁当売り場が中心で、客が列を作っている。 手作りの惣菜から選んで詰めて精算。カレーなどもあって若い人たちが次々にやって来る。きっと安くて美味しいのだろう。私たちは外のベンチで持参のあんぱんなどでおやつ休憩。 それまでは晴れて少し暑くなりかけていたが、急に曇ってきて風が冷たくなる。 しばらく国道を進んでから街道はわき道に逸れたが、雨が降り出し道路の温度計は10度に。朝は14度だったのに、急降下。指先が冷えて手袋が欲しいほど。幸い雨は小降りでひどくはならなかった。 奥州街道と国道に挟まれて「ほたて広場」という土産物屋があり、レストランが併設されているので、雨宿りも兼ねて昼食にする。 「ホタテ&ベーコンの和風バター醤油パスタ」と「炙りホタテの彩り海鮮ちらし重」。パスタは醤油味が濃くしょっぱい。ちらしは普通。この店はセルフサービスの給茶機だが水と湯だけでお茶はない。 このレベルのレストランでお茶もなく、あの程度の味とは、一昔前の観光客相手の店のよう。 横には「ホタテ観音像」と「ホタテ供養塔」。ここまで安っぽく安易な観光地をつくるとは、徹底していて良いのかもしれない。二度と行く気になれないが。 旅館に寄って今朝預けたバックパックを受け取り、歩いて5分ほどの今夜の宿に行く。 まだ14時前で、チェックインはできるが部屋には入れない。手続きだけしてバックパックを預ける。旅行支援のクーポンをもらえたので、駅前の道の駅に行き、土産を買って宅配便で送る。 15時前に宿に戻ると、入室できる。部屋に荷物を置き、ロビーに下りてコーヒーを飲みながら明日の青森市の宿を予約。 大浴場は広くて空いていて、ゆったり。なぜか「あつあつの湯」の方でも熱くなく適温。 夕食は「ハーフ・ビュッフェ」。 オードブルとサラダ以外の食べ物を少しずつとって食べたが、全体に味も質も良く、久しぶりに満足できる食事だった。 食後はロビーで津軽三味線を楽しんだ。演奏はまだ若く奥行きは感じられなかったが、温泉旅館での来客サービスとしては悪くなかった。 今日は晴れ後雨。気温急降下。短距離で助かった。 21,086歩 12.8km退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)