ホテルのチェックアウト期限は12時なので、部屋はそのままにして朝食はホテルから歩いて20分ほどの和商市場へ行く。

そこは昔ながらの鮮魚市場で、多くの魚屋が並んでいる。土曜日だが全部開いていて、市民の買い物姿も見られる。観光客向けの「勝手丼」の対象になっているのは2軒だけ。最初に丼のご飯を買い、あとは魚屋で好きなものを載せてもらう。青森のは食券を事前に買って、各魚屋で買った分だけの食券を切り取ってもらう仕組みだったが、ここは各魚屋で現金かPayPayで支払う。

それぞれ10種近くを選んで食べた。しかし考えてみれば種類は多く食べられるものの、美しいものではなく割高。観光客はそんなに多くなかった。朝だからだろうか。やはりちゃんとした店でプロに作ってもらった方が良い。

「サケ焼き」という鯛焼きのサケ版があったので試してみる。形がサケになっているだけでなく、アンコが白玉で作ったイクラも入れてあって面白い。

ホテルの方に戻り、港の方に向かって「港文館」に行く。

ここは釧路新聞社の社屋を復元したもので、2階が石川啄木の資料館になっている。

小規模なものだが、釧路時代の啄木を分かりやすく紹介してあった。

ホテルに戻り、ラウンジでオレンジジュースを飲んでから部屋で荷物をまとめ、11時半にチェックアウト。釧路の街を出る前に車に給油。街を外れるとガソリンスタンドどころか民家を見かけることも少ないので、大きな町で給油しておかなければならない。

「釧路市湿原展望台」を見学。

展望台の建物内が湿原の様子を紹介する博物館のようになっている。湿原の成り立ちや、そこに生息する動植物が展示してある。食堂が併設してあったので昼食にする。

芋団子揚げとエビピラフ。芋団子は美味しかった。食後、「湿原展望遊歩道」を一周する。遊歩道の入口にはヒグマ出没注意の看板があるが、朝夕が危ないとのことなので、無事を信じて歩く。

木道が整備されているが、傷んでいるところも多い。谷に降りて登るという道だった。

一周2.5kmだったが、最後に学生の団体がある置いて来たのとすれ違った以外は、歩く人は非常に少なかった。強い日差しで、釧路の寒さが嘘のような天気になった。

今夜の宿、ニュー阿寒ホテルに向かう。駐車場は少し離れているとのことで、Ameliaと荷物を下ろし、送迎バスの後をついて行く。歩いても困らないほどの距離。

予想外に大きな温泉ホテルで、混んでいるほどではないが中国語も聞こえてくる。

部屋は和室でゆったりしており、窓からは阿寒湖が一望でき、気持ちが良い。早速温泉に入るが、そんなに混雑していない。風呂上がりにアイスキャンディーと黒酢ドリンクが飲める。

19時から夕食。ビュッフェスタイルで品数が多い。質も悪くない。ただ、私たちの胃が追いつかず、ほんの少しずつにしても、半分ほどしか食べられない。

明日の予定を考えるが、適当な位置に適当な宿が見つからない。結局、明日は、まず「ボッケ自然探勝路」を散策し、11時から「阿寒湖アイヌシアターイコロ」でアイヌ舞踊を見、摩周湖や屈斜路湖を回ってから釧路で宿泊することにした。

/images/2024/06/image-30-700x394.webp/images/2024/06/image-30-150x150.webpAndrés国内旅行サケ焼き,ニュー阿寒ホテル,勝手丼,和商市場,港文館,湿原展望遊歩道,石川啄木,芋団子揚げ,釧路市湿原展望台,釧路新聞社,阿寒湖ホテルのチェックアウト期限は12時なので、部屋はそのままにして朝食はホテルから歩いて20分ほどの和商市場へ行く。 そこは昔ながらの鮮魚市場で、多くの魚屋が並んでいる。土曜日だが全部開いていて、市民の買い物姿も見られる。観光客向けの「勝手丼」の対象になっているのは2軒だけ。最初に丼のご飯を買い、あとは魚屋で好きなものを載せてもらう。青森のは食券を事前に買って、各魚屋で買った分だけの食券を切り取ってもらう仕組みだったが、ここは各魚屋で現金かPayPayで支払う。 それぞれ10種近くを選んで食べた。しかし考えてみれば種類は多く食べられるものの、美しいものではなく割高。観光客はそんなに多くなかった。朝だからだろうか。やはりちゃんとした店でプロに作ってもらった方が良い。 「サケ焼き」という鯛焼きのサケ版があったので試してみる。形がサケになっているだけでなく、アンコが白玉で作ったイクラも入れてあって面白い。 ホテルの方に戻り、港の方に向かって「港文館」に行く。 ここは釧路新聞社の社屋を復元したもので、2階が石川啄木の資料館になっている。 小規模なものだが、釧路時代の啄木を分かりやすく紹介してあった。 ホテルに戻り、ラウンジでオレンジジュースを飲んでから部屋で荷物をまとめ、11時半にチェックアウト。釧路の街を出る前に車に給油。街を外れるとガソリンスタンドどころか民家を見かけることも少ないので、大きな町で給油しておかなければならない。 「釧路市湿原展望台」を見学。 展望台の建物内が湿原の様子を紹介する博物館のようになっている。湿原の成り立ちや、そこに生息する動植物が展示してある。食堂が併設してあったので昼食にする。 芋団子揚げとエビピラフ。芋団子は美味しかった。食後、「湿原展望遊歩道」を一周する。遊歩道の入口にはヒグマ出没注意の看板があるが、朝夕が危ないとのことなので、無事を信じて歩く。 木道が整備されているが、傷んでいるところも多い。谷に降りて登るという道だった。 一周2.5kmだったが、最後に学生の団体がある置いて来たのとすれ違った以外は、歩く人は非常に少なかった。強い日差しで、釧路の寒さが嘘のような天気になった。 今夜の宿、ニュー阿寒ホテルに向かう。駐車場は少し離れているとのことで、Ameliaと荷物を下ろし、送迎バスの後をついて行く。歩いても困らないほどの距離。 予想外に大きな温泉ホテルで、混んでいるほどではないが中国語も聞こえてくる。 部屋は和室でゆったりしており、窓からは阿寒湖が一望でき、気持ちが良い。早速温泉に入るが、そんなに混雑していない。風呂上がりにアイスキャンディーと黒酢ドリンクが飲める。 19時から夕食。ビュッフェスタイルで品数が多い。質も悪くない。ただ、私たちの胃が追いつかず、ほんの少しずつにしても、半分ほどしか食べられない。 明日の予定を考えるが、適当な位置に適当な宿が見つからない。結局、明日は、まず「ボッケ自然探勝路」を散策し、11時から「阿寒湖アイヌシアターイコロ」でアイヌ舞踊を見、摩周湖や屈斜路湖を回ってから釧路で宿泊することにした。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)