題名の「La Vida de Nadie」は、直訳すれば何者でもない者の人生という意味だが、最後に妻から「あなたは一体誰だったの?」と聞かれて、「Nadie 誰でもない」と答えるしかなかった男は、自身でも偽りの人生に疲れてそれに終止符を打ちたいと願ってもいたのだろう。
セリフを聞き取るのは難しかったが、耳の不自由な人向けなのだろう、スペイン語字幕があったので内容は概ね把握することができた。なかなか良い映画だった。 por Andres
https://dosperegrinos.net/2008/05/29/%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%80%8cla-vida-de-nadie%e3%80%8d/Andres y Ameliaスペイン留学生活私の通っている語学学校AIPでの最初のActividad(課外活動)となった映画鑑賞。校内の視聴覚室で2002年制作のスペイン映画「La Vidade Nadie」を観た。上映の前に先生から簡単な解説があった。フランスでの実話にもとづく作品で、主演はスペイン第一の男優だとのこと。映画の中で使われている、辞書には載っていないようなスラングの類についても紹介があった。映画は、長年にわたって家族や友人には銀行員でエコノミストだと偽って、実際には仕事をせず遺産や借金で暮らしていた男を主人公にしたもの。男には妻と3歳ぐらいの息子がいて、良き夫、良き父を演じ、一見幸せな生活を送っている。ところが友人の子のベビーシッターを務める女子学生と浮気をしたことから、彼の偽りの実態が周囲のすべての人たちに露見してしまい、自殺するしかなくなってしまう。題名の「La Vida de Nadie」は、直訳すれば何者でもない者の人生という意味だが、最後に妻から「あなたは一体誰だったの?」と聞かれて、「Nadie 誰でもない」と答えるしかなかった男は、自身でも偽りの人生に疲れてそれに終止符を打ちたいと願ってもいたのだろう。セリフを聞き取るのは難しかったが、耳の不自由な人向けなのだろう、スペイン語字幕があったので内容は概ね把握することができた。なかなか良い映画だった。por AndresAndres y AmeliaSubscriberDos Peregrinos
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