とうとうやられてしまった。平和な田舎町を旅したあとのMadrid、気をつけるべき場所でうかつにも油断してしまった。

12日(土)午後9時40分頃、大勢の人でごった返していたGran Via通り、ソフィア王妃芸術センターで閉館まで見学してくたくた状態でBocadilloを買おうと急ぎ、肩から斜めがけにしていたバッグが背中側になっていたのも気付かず、店でバッグが全開なのであれっと思って調べたら、ポーチがない?! 中には大切なパスポートが・・・。

ホテルにもどって再度調べてもやはりない! まったく知らないうちに抜き取られてしまったのだ。カメラやバッグの底に沈んでいた財布は無事だったので、被害はパスポートのみ。

ネットでどうしたらよいか調べると、スペイン警察に行き盗難証明書をもらって、日本大使館で再発行手続きをすることとあった。

902102112に電話すると、日本語で対応してくれる担当官につないでくれ、被害状況や本人確認などをする。ところがプリペイドの携帯電話が途中で切れてしまい、ホテルの電話で何度かかけ直し、ようやく被害届番号とどこに出頭したらいいかを教えてもらった。

IMGP1469翌日ホテルから一番近い中央警察署に出頭。待合室に通され待つこと10分。先客は女性2人。お互いに自分の身に起きたことを話していた。

担当の警察官は、はじめは英語で対応していたが、スペイン語がいくらか分かる旨伝えると、盗難によく遭うのはイギリス人やドイツ人で、日本人は気を付けているので少ない、スペイン語を話す日本人は初めてだ、勉強するのにアンダルシアのスペイン語はよくないなどと世間話しもしてくれた。

ブースは数か所用意されていて、日本の銀行の窓口のようだった。担当官の椅子が擦り切れて中の黄色いスポンジがはみ出していた。修理する間もないほど働いているのだろう。

スペイン語で記載された盗難証明書の内容を確認、日付が間違っていたので訂正し新しく打ち直した書類4枚にサインをし、一枚もらう。

帰る時に立ち番の警官がHasta luegoと手を振ってくれた。いい感じだったけれどまた行くのは・・・ですよね。

por Amelia

Andres y Ameliaスペイン留学生活とうとうやられてしまった。平和な田舎町を旅したあとのMadrid、気をつけるべき場所でうかつにも油断してしまった。 12日(土)午後9時40分頃、大勢の人でごった返していたGran Via通り、ソフィア王妃芸術センターで閉館まで見学してくたくた状態でBocadilloを買おうと急ぎ、肩から斜めがけにしていたバッグが背中側になっていたのも気付かず、店でバッグが全開なのであれっと思って調べたら、ポーチがない?! 中には大切なパスポートが・・・。 ホテルにもどって再度調べてもやはりない! まったく知らないうちに抜き取られてしまったのだ。カメラやバッグの底に沈んでいた財布は無事だったので、被害はパスポートのみ。 ネットでどうしたらよいか調べると、スペイン警察に行き盗難証明書をもらって、日本大使館で再発行手続きをすることとあった。 902102112に電話すると、日本語で対応してくれる担当官につないでくれ、被害状況や本人確認などをする。ところがプリペイドの携帯電話が途中で切れてしまい、ホテルの電話で何度かかけ直し、ようやく被害届番号とどこに出頭したらいいかを教えてもらった。 翌日ホテルから一番近い中央警察署に出頭。待合室に通され待つこと10分。先客は女性2人。お互いに自分の身に起きたことを話していた。 担当の警察官は、はじめは英語で対応していたが、スペイン語がいくらか分かる旨伝えると、盗難によく遭うのはイギリス人やドイツ人で、日本人は気を付けているので少ない、スペイン語を話す日本人は初めてだ、勉強するのにアンダルシアのスペイン語はよくないなどと世間話しもしてくれた。 ブースは数か所用意されていて、日本の銀行の窓口のようだった。担当官の椅子が擦り切れて中の黄色いスポンジがはみ出していた。修理する間もないほど働いているのだろう。 スペイン語で記載された盗難証明書の内容を確認、日付が間違っていたので訂正し新しく打ち直した書類4枚にサインをし、一枚もらう。 帰る時に立ち番の警官がHasta luegoと手を振ってくれた。いい感じだったけれどまた行くのは・・・ですよね。 por Amelia退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)