旧奥州街道歩き旅 1日目(2013年5/19)
宇都宮宿~白沢宿~氏家宿~喜連川宿
昨夜のうちに宇都宮に入り、東武東上線宇都宮駅前の「東横イン199」に宿泊。夕食はもちろん餃子。今回はビル地下にある「来らっせ」が9時まで開いているというので、行ってみた。フードコート方式で食べたい店の餃子を直接注文、支払いを先に済ませると焼きたての餃子をテーブルまで運んでくれる。4店の味にチャレンジ。私の好みは「みんみん」の焼き餃子。宇都宮市内には27店舗もあるらしい。
スタート地点は日光街道と奥州街道の分岐点。
城下町のなごりを感じさせる「かまがわプロムナード」の橋を渡り、商店街を抜け、河岸
の景色が美しい「幸橋」を渡ると、交差点の向こうに「旧篠原家住宅」。江戸時代から第二次世界大戦まで醤油醸造業を営んでいた老舗。奇跡的に焼け残った建物は道路拡張のために7メートル移動し、かつての敷
地の一部が「東
横イン56」となっていた。
白沢宿のやげん坂は舟形の薬研に坂の形が似ているからとのこと。
近くにあった江戸時代の公衆便所跡は、取り払った方がいいのではと思うほど傷み、荒れていた。しかもそこは地域のごみ集積所になっている。
白沢の宿場は整備され、水路には水車が置かれ鯉も泳ぎ、いい雰囲気。本陣だった
ところは現在も大きな屋敷を構えていた。しかし通りに人の姿はなく、昼食をとれるような店もコンビニもなかったので歩き続けることにした。
鬼怒川を渡って氏家宿へ。ようやく出会った「勝山」で手打ちうどんと蕎麦で昼食。美味だった。この先に
も食堂らしきものはなく、食事に関しては綱渡り状態だ。それもまた楽しみ。
東北本線の旧奥州街道踏切
を渡りしばらく行くと、門の向こうに雨ざらしの「青不動」。お堂の窓にお祈りの文言が書いた紙が張ってあったので、気持ちをこめて読み上げながら祈ると、直後に扉のガラスがカタカタ鳴った。
瀧澤家住宅には、モダンな造りの望楼を屋根の上に載せたユニークな建物があったが、残念ながら閉館中。
奥州街道(古道)の表示がある道はうっそうとした森の道。すでに午後5時。薄暗い670メートルを抜けるともうすぐ喜連川宿。
今夜の宿がある丘が見えてきたが、斜面は大震災で大きくがけ崩れ。工事に取り掛かったばかりのような場所もあった。休業中と言って予約を断ったホテルがあったが、これでは無理もない。
ハウス栽培のイチゴ畑を抜け、風情のある「寒竹囲い(鼈甲垣)」を眺めながらさらに4km歩いてようやく「かんぽの宿栃木喜連川温泉」に到着。私の足で5万歩。雨も降り出し、疲れた身体には広々とした温泉がありがたい。筋肉疲労もやわらぎ、ゆかたに着替え日本酒を飲みながらの夕餉は至福のひとときだった。
46200歩 29.55km
por Amelia
https://dosperegrinos.net/2013/05/19/%e6%97%a7%e5%a5%a5%e5%b7%9e%e8%a1%97%e9%81%93%e6%ad%a9%e3%81%8d%e6%97%85%e3%80%801%e6%97%a5%e7%9b%ae%ef%bc%882013%e5%b9%b4519%ef%bc%89/奥州道中宇都宮宿~白沢宿~氏家宿~喜連川宿 昨夜のうちに宇都宮に入り、東武東上線宇都宮駅前の「東横イン199」に宿泊。夕食はもちろん餃子。今回はビル地下にある「来らっせ」が9時まで開いているというので、行ってみた。フードコート方式で食べたい店の餃子を直接注文、支払いを先に済ませると焼きたての餃子をテーブルまで運んでくれる。4店の味にチャレンジ。私の好みは「みんみん」の焼き餃子。宇都宮市内には27店舗もあるらしい。 スタート地点は日光街道と奥州街道の分岐点。 城下町のなごりを感じさせる「かまがわプロムナード」の橋を渡り、商店街を抜け、河岸の景色が美しい「幸橋」を渡ると、交差点の向こうに「旧篠原家住宅」。江戸時代から第二次世界大戦まで醤油醸造業を営んでいた老舗。奇跡的に焼け残った建物は道路拡張のために7メートル移動し、かつての敷地の一部が「東横イン56」となっていた。 白沢宿のやげん坂は舟形の薬研に坂の形が似ているからとのこと。 ...Andres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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