副題は「4回の巡礼でふれた世界遺産と巡礼仲間たち」

1994年から99年までの間に4回行なったサンチャゴ巡礼を、巡礼路にそって時間を交錯させながらまとめた体験記。巡礼の途上で知り合った巡礼仲間や巡礼路沿いの人々との交流が主題となっている。

著者は「カトリック紀行作家」で、熱心な信者。それが反映してか、触れ合った人々や著者の印象に残った出来事も信仰にかかわる部分が大きい。

4回の巡礼が錯綜して記されていることは、それほど本書を読みにくいものにしてはいない。ただ、宗派を問わず「熱心な信者」が持つ独特の雰囲気が行間にあふれ、辟易とさせられたることもあった。

por Andrés

/images/2015/08/a85f58f5deaecdb21841c525302aa2b5-706x1024.jpg/images/2015/08/a85f58f5deaecdb21841c525302aa2b5-150x150.jpgAndrésサンティアゴ巡礼書籍・雑誌Camino,Santiago,サンティアゴ,巡礼副題は「4回の巡礼でふれた世界遺産と巡礼仲間たち」1994年から99年までの間に4回行なったサンチャゴ巡礼を、巡礼路にそって時間を交錯させながらまとめた体験記。巡礼の途上で知り合った巡礼仲間や巡礼路沿いの人々との交流が主題となっている。著者は「カトリック紀行作家」で、熱心な信者。それが反映してか、触れ合った人々や著者の印象に残った出来事も信仰にかかわる部分が大きい。4回の巡礼が錯綜して記されていることは、それほど本書を読みにくいものにしてはいない。ただ、宗派を問わず「熱心な信者」が持つ独特の雰囲気が行間にあふれ、辟易とさせられたることもあった。por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)