雨は降っていないが曇り空で、いつ降り出してもおかしくないような空模様。予報では午前中は曇り時々雨、午後は曇り時々晴れ。
出発の準備を整え、荷物を持って8時10分前にBarに下りる。しかし入口が閉まっているだけでなく中に明かりも点いていない。一旦部屋に戻り8時になってあらためて下へ。若い男性宿泊者も下りてきた。ちょうど宿の主人が車で出ようとするところで、5分待ってくれとのこと。
宿の主人の帰りを待ちながら
宿の主人の帰りを待ちながら

そのまま宿の写真を撮ったりしながら待つと、5分もしないうちに主人は戻ってくる。中に入ると朝食の準備をしてくれる。Zumo de Naranja、Café con leche、Té、Biscocho、Tostada。Tostadaは日本の8枚切りぐらいの食パンだった。
Selloをもらい、出発しようとしたところで昨夜の英語の巡礼者がBarに下りてきた。私たちと若い巡礼者は車で昨日迎えてもらったところまで送ってもらう。若い男はCaminoが町を出て橋を渡る直前で降り、私たちはRestaurante o Miradorで。お礼を言って宿の主人と別れる。
たくさんの巡礼者が出発して行っている。昨日、膝を痛めているように見えた韓国人青年の姿も見かける。
削られた河岸
削られた河岸

町を下るとCaminoは昨日渡ったのより一つ下流の橋を渡る。河岸は大きく削られていて、昔の低いところに架けられていた橋では増水時に流されるのは無理ないと納得。現在の橋は非常に高いところを通っているので、その心配はない。
Mojón 89km
Mojón 89km

今日最初のMojónは89km。Caminoは広めの土の道。昨夜の雨で濡れてはいるが、歩くのに困るほどの泥濘はない。
松並木
松並木

丘を登ったところに松並木。植林されたものでまだ若いが、夏場の日よけに役立つほどの大きさはある。ただし並木は長くは続かない。
草葉の陰のMojón
草葉の陰のMojón

Mojónは、大部分はすぐ目につくのだが、いくつかは草の陰になっている。そのせいか見落としたものもいくつかあった。
30分ほど歩いたところからCaminoは道路沿いになるが、やがてまた畑や牧場や林の間を通る。
雨が降り始め、はじめはわずかな霧雨だったのが少し強まってきたので、道端でポンチョを着る。
出発して2時間以上歩いて、ようやくBarがある。11時を過ぎているので、Bocadilloにする。たくさんの巡礼者が休んでいるので、con Jamón y quesoにする。同宿だった英語の巡礼者も追いついて、肩をたたかれる。
Barで脱いだポンチョは、雨が上がったので袋に収納。
また雨が
また雨が

歩きはじめてしばらくすると雨がまた降り出したので、あらためてポンチョを出す。その後は薄日の差すこともあったが、曇り時々雨と言う感じ。時とともに空が暗くなった。
トラクター展示場
トラクター展示場

トラクターの小さな修理工場が、たくさんのトラクターを並べて展示。ほとんどが同型のようなのに何故たくさん並べるのだろう。
教会はやはり閉まっている
教会はやはり閉まっている

今日も小さな集落をいくつも抜けるが、教会はほとんどなく、あっても閉まっている。
1時過ぎに2度目の休憩。77km地点だった。
山火事の跡
山火事の跡

山火事の跡があった。少し間をおいて数か所あったが、飛び火したのだろうか。緑が多く雨も多いガリシアでも山火事はあるのだ。
Perreras
Perreras

大きな赤い茸の置き物を飾った趣味の悪い庭が道路沿いにある。塀の中からは盛んに多くの犬の吠え声鳴き声。Perreras(犬舎)と看板を出していた。鳴き声からすると犬が虐待されているように思えたが。
舗装道路を歩く
舗装道路を歩く

Caminoは狭い舗装道路沿いとなるが、車はほとんど通らないので舗装路を歩く。歩きやすいので距離を稼げる。しかし巡礼者の姿はほとんど見かけなくなる。朝はあんなにたくさん歩いていたのに、すっかりばらけて互いの距離が開いてしまったようだ。
案内書にはひんぱんにBarがあるので適宜休憩できると書いてあったが、実際は11月に入って休業しているところが多く、BarもAlbergueも閉まっている。
今日の目的地Palas de Reiに到着。
Complejo La Cabaña
Complejo La Cabaña

町はここから2㎞先と案内書にあったが、今夜の宿Complejo La Cabañaはすぐ先にあって助かった。何せ今日は久しぶりに25kmと長距離で、しかも雨。明日は15kmちょっとだから、少しでも手前で終わりたいところだったので。
La Cabaña室内
La Cabaña室内

宿の入口はBarで、地元の老人4人がゲームに興じている。Cabañaとはキャビンあるいはロッジで、泊まる部屋は連棟式のもの。室内は壁、床、天井とも木の板。暖房がよく効いて暖かい。
部屋に荷物を置いてBarに行き、夕食の時間を確かめてサンドウィッチとCafé con lecheとTé。外の道を靴の片方を手に提げ、片足は靴下だけで歩く女性がいた。マメか靴擦れがひどいのだろう。痛々しい。
Palas de Reiの夕食
Palas de Reiの夕食

8時になって食事に行く。Comedor(食堂)は薄暗いのでBarで食べる。Menú del Día、10ユーロ。一皿目はSopa de Mariscos y PescadosとEntremeses Variados。二皿目はPescadoと豚肉。Sopaは温かくておいしい。Entremesesは朝食ブッフェによくあるチーズ、サラミ、ハムの盛り合わせ。塩っぱいのでワインをたくさん飲むことになる。二皿目のPescadoはヒラメのムニエル。美味しい。豚肉は、豚の内臓を焼いたもの。癖はないが、油がいっぱいで少ししか食べられない。デザートはケーキ類の盛り合わせとCrimallera。ワインと水は大瓶で出てくる。
食後、支払いは部屋代と一緒にできるか聞くと、別々だとのこと。明日の朝食の時間も尋ねる。スペイン語がうまいとほめられる。外国人巡礼者の殆どはスペイン語ができないのでそう感じたのだろう。褒められて悪い気はしないが。巡礼者は巡礼にだけ興味があってスペインに興味があるわけではないので、スペイン語を学んでからなどとは考えず、英語で何とかしようとするのだろう。
por Andrés
Andrésフランス人の道 Camino FrancésCamino,Francés,Santiago,サンティアゴ,フランス人の道,巡礼雨は降っていないが曇り空で、いつ降り出してもおかしくないような空模様。予報では午前中は曇り時々雨、午後は曇り時々晴れ。 出発の準備を整え、荷物を持って8時10分前にBarに下りる。しかし入口が閉まっているだけでなく中に明かりも点いていない。一旦部屋に戻り8時になってあらためて下へ。若い男性宿泊者も下りてきた。ちょうど宿の主人が車で出ようとするところで、5分待ってくれとのこと。 そのまま宿の写真を撮ったりしながら待つと、5分もしないうちに主人は戻ってくる。中に入ると朝食の準備をしてくれる。Zumo de Naranja、Café con leche、Té、Biscocho、Tostada。Tostadaは日本の8枚切りぐらいの食パンだった。 Selloをもらい、出発しようとしたところで昨夜の英語の巡礼者がBarに下りてきた。私たちと若い巡礼者は車で昨日迎えてもらったところまで送ってもらう。若い男はCaminoが町を出て橋を渡る直前で降り、私たちはRestaurante o Miradorで。お礼を言って宿の主人と別れる。 たくさんの巡礼者が出発して行っている。昨日、膝を痛めているように見えた韓国人青年の姿も見かける。 町を下るとCaminoは昨日渡ったのより一つ下流の橋を渡る。河岸は大きく削られていて、昔の低いところに架けられていた橋では増水時に流されるのは無理ないと納得。現在の橋は非常に高いところを通っているので、その心配はない。 今日最初のMojónは89km。Caminoは広めの土の道。昨夜の雨で濡れてはいるが、歩くのに困るほどの泥濘はない。 丘を登ったところに松並木。植林されたものでまだ若いが、夏場の日よけに役立つほどの大きさはある。ただし並木は長くは続かない。 Mojónは、大部分はすぐ目につくのだが、いくつかは草の陰になっている。そのせいか見落としたものもいくつかあった。 30分ほど歩いたところからCaminoは道路沿いになるが、やがてまた畑や牧場や林の間を通る。 雨が降り始め、はじめはわずかな霧雨だったのが少し強まってきたので、道端でポンチョを着る。 出発して2時間以上歩いて、ようやくBarがある。11時を過ぎているので、Bocadilloにする。たくさんの巡礼者が休んでいるので、con Jamón y quesoにする。同宿だった英語の巡礼者も追いついて、肩をたたかれる。 Barで脱いだポンチョは、雨が上がったので袋に収納。 歩きはじめてしばらくすると雨がまた降り出したので、あらためてポンチョを出す。その後は薄日の差すこともあったが、曇り時々雨と言う感じ。時とともに空が暗くなった。 トラクターの小さな修理工場が、たくさんのトラクターを並べて展示。ほとんどが同型のようなのに何故たくさん並べるのだろう。 今日も小さな集落をいくつも抜けるが、教会はほとんどなく、あっても閉まっている。 1時過ぎに2度目の休憩。77km地点だった。 山火事の跡があった。少し間をおいて数か所あったが、飛び火したのだろうか。緑が多く雨も多いガリシアでも山火事はあるのだ。 大きな赤い茸の置き物を飾った趣味の悪い庭が道路沿いにある。塀の中からは盛んに多くの犬の吠え声鳴き声。Perreras(犬舎)と看板を出していた。鳴き声からすると犬が虐待されているように思えたが。 Caminoは狭い舗装道路沿いとなるが、車はほとんど通らないので舗装路を歩く。歩きやすいので距離を稼げる。しかし巡礼者の姿はほとんど見かけなくなる。朝はあんなにたくさん歩いていたのに、すっかりばらけて互いの距離が開いてしまったようだ。 案内書にはひんぱんにBarがあるので適宜休憩できると書いてあったが、実際は11月に入って休業しているところが多く、BarもAlbergueも閉まっている。 今日の目的地Palas de Reiに到着。 町はここから2㎞先と案内書にあったが、今夜の宿Complejo La Cabañaはすぐ先にあって助かった。何せ今日は久しぶりに25kmと長距離で、しかも雨。明日は15kmちょっとだから、少しでも手前で終わりたいところだったので。 宿の入口はBarで、地元の老人4人がゲームに興じている。Cabañaとはキャビンあるいはロッジで、泊まる部屋は連棟式のもの。室内は壁、床、天井とも木の板。暖房がよく効いて暖かい。 部屋に荷物を置いてBarに行き、夕食の時間を確かめてサンドウィッチとCafé con lecheとTé。外の道を靴の片方を手に提げ、片足は靴下だけで歩く女性がいた。マメか靴擦れがひどいのだろう。痛々しい。 8時になって食事に行く。Comedor(食堂)は薄暗いのでBarで食べる。Menú del Día、10ユーロ。一皿目はSopa de Mariscos y PescadosとEntremeses Variados。二皿目はPescadoと豚肉。Sopaは温かくておいしい。Entremesesは朝食ブッフェによくあるチーズ、サラミ、ハムの盛り合わせ。塩っぱいのでワインをたくさん飲むことになる。二皿目のPescadoはヒラメのムニエル。美味しい。豚肉は、豚の内臓を焼いたもの。癖はないが、油がいっぱいで少ししか食べられない。デザートはケーキ類の盛り合わせとCrimallera。ワインと水は大瓶で出てくる。 食後、支払いは部屋代と一緒にできるか聞くと、別々だとのこと。明日の朝食の時間も尋ねる。スペイン語がうまいとほめられる。外国人巡礼者の殆どはスペイン語ができないのでそう感じたのだろう。褒められて悪い気はしないが。巡礼者は巡礼にだけ興味があってスペインに興味があるわけではないので、スペイン語を学んでからなどとは考えず、英語で何とかしようとするのだろう。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)