Segunda Peregrinación 0
7時起床。ホテルのバルで朝食。朝食セットはカフェオレ、オレンジジュースに小さなクロワッサンとチョコパンが一人二つずつ。パンの味はごく普通。
Farmacia(ドラッグストア)があったので、日焼け止めを買う。今夏、日本で使い始めて使い心地の良かったもの。フランス製なのでここで買うことにしていた。日本での半額以下。
Cathédrale Sainte-Marie de Bayonne(カテドラル)へ行く。この中にサンティアゴ友の会があるので、クレデンシャルを入手するために。正面入口を入ってすぐ左手に協会のデスクがあり、男性が座っていた。Miguel Sanchezさん。用件を話すと何時から歩くのか、どの道を行くのかなどを聞かれ、バイヨンヌの街からの道筋を地図で細かく教えてくれる。さらにカテドラルの前まで出て、巡礼路の道筋を示してくれる。スペイン語でとお願いすると、なぜスペイン語を習っているのかということからスペイン戦争の話になる。Miguelのお父さんはスペイン人で、スペイン戦争中のまだ子供だったころにピレネーを越えてフランスに亡命してきたそうだ。イルンからアンダヤに渡る橋上の亡命者の写真を知っているか、ベトナム戦争での裸で逃げる少女の写真に次ぐ有名なものなどとも話してくれる。最後に、Buen Camino!と励ましてくれた。
カテドラルの中を一巡してみるが、ステンドグラスがきれいなの以外には回廊も含めてこれといって特筆するようなものはない。
目星をつけていたレストランは休み、もう一軒は予約で満席だとのこと。入ったのはQuaiという店。Menú del Díaを頼むと、スペインとは違って本日のおすすめ料理一品だけだった。魚とズッキーニのクレープ包み焼きとサニーレタスサラダ。味は良かった。ワインは白とロゼ。白はずいぶん甘いもの。ボトルに水道水を入れて出してくれる。最後にコーヒーも頼む。
対岸のPutit Baiyonneに渡りバスク博物館に行くが、月曜で休館。ボナ・エルー美術館も休館。たまたま建物に入る女性がいて中から小冊子を持ってきてくれた。
サンタンドレ教会に入るが、ここも特筆するようなものはない。
再びもとのGran Bayonneに戻り、市街を少し巡ってからチョコレート屋、Le Rauxへ。二階のカフェでホットチョコレートを飲む。Bayonneはチョコレートの貿易港だったため、チョコレート屋が多い。ここのホットチョコレートはスペインのどろりとしたものと違って、さらっとしているが砂糖を入れなくても十分甘い。美味しいが、びっくりするようなものではない。一階では様々な形のもの、いろんなカカオのパーセントのものが売られている。
もう行くところもないし、まだ寝不足で眠たいので、ホテルに戻って昼寝することに。
朝からずっと雨が降ったり止んだり。数分で天気がころりと変わるので、傘をさしたり畳んだりを繰り返す。細かい雨が多いのだが、時々本降りになることもある。青空が広がって日が差すと日向は少し暑いのだが、日が翳ると肌寒い。街を行く人々もノースリーブもいれば、ダウンジャケット姿もある。チョコレート屋では暖房が入っていた。
ホテルで昼寝をしていると、ドアをノックする音が聞こえた。開けてみると、驚いたことにMiguelさんが訪ねて来てくれたのだ。スペイン戦争時の難民がまだ赤ん坊の女の子を抱いてIrunとHendayaを結ぶ橋を走って亡命する写真のコピーを届けてくれたのだ。住所やE-mailアドレスも教えてくれ、私たちが自宅に戻ったころにほかの写真も送ってくれるとのこと。私からも自宅の住所とメールアドレスを教え、帰国後にメールを送ることを約束した。
日記を書いて、8時近くになったので夕食のために外出。旧市街を少し歩いてみるが、レストランも椅子を片付けて占めている店が多い。結局川沿いの、昼食をとったところに近くの店に入る。生ハムとスペイン風盛り合わせを頼む。生ハムは量が多いが、中程度の質。盛り合わせはコロッケ、イカフライ、ピーマンの詰め物など。味はまあまあ。私たちには量が多い。生ハムは不要だったかもしれない。それにペリエ。こちらは炭酸が少な目。
夜は8時ごろに暗くなる。幸い雨はもう降らなかった。
ホテルに戻って、シャワー、日記のつづき、洗濯。いよいよ明日から歩きはじめる。最初の数日は平たんな道のはず。距離も15㎞ほどと短いので、足慣らしのつもり。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2017/09/25/segunda-peregrinacion-0//images/2017/09/29f2d1bdf45cfb65c6f6529476e907a7-644x966.jpg/images/2017/09/29f2d1bdf45cfb65c6f6529476e907a7-150x150.jpg北の道 Camino del NorteCamino,Norte,Santiago,サンティアゴ,北の道,巡礼7時起床。ホテルのバルで朝食。朝食セットはカフェオレ、オレンジジュースに小さなクロワッサンとチョコパンが一人二つずつ。パンの味はごく普通。
9時過ぎに外出。ニーブ川沿いに歩いて旧市街に向かう。市場があったので寄ってみる。小さなものだがこぎれいな店が並んでいる。市場の建物の外側はBarになっている。
Farmacia(ドラッグストア)があったので、日焼け止めを買う。今夏、日本で使い始めて使い心地の良かったもの。フランス製なのでここで買うことにしていた。日本での半額以下。
Cathédrale Sainte-Marie de Bayonne(カテドラル)へ行く。この中にサンティアゴ友の会があるので、クレデンシャルを入手するために。正面入口を入ってすぐ左手に協会のデスクがあり、男性が座っていた。Miguel Sanchezさん。用件を話すと何時から歩くのか、どの道を行くのかなどを聞かれ、バイヨンヌの街からの道筋を地図で細かく教えてくれる。さらにカテドラルの前まで出て、巡礼路の道筋を示してくれる。スペイン語でとお願いすると、なぜスペイン語を習っているのかということからスペイン戦争の話になる。Miguelのお父さんはスペイン人で、スペイン戦争中のまだ子供だったころにピレネーを越えてフランスに亡命してきたそうだ。イルンからアンダヤに渡る橋上の亡命者の写真を知っているか、ベトナム戦争での裸で逃げる少女の写真に次ぐ有名なものなどとも話してくれる。最後に、Buen Camino!と励ましてくれた。
カテドラルの中を一巡してみるが、ステンドグラスがきれいなの以外には回廊も含めてこれといって特筆するようなものはない。
旧市街を巡ってみる。城壁を含む公園など緑も多い街で、規模は小さいが落ち着いた市街。月曜日で閉店しているところが多くて、普段の様子とは少し違うのかもしれない。
目星をつけていたレストランは休み、もう一軒は予約で満席だとのこと。入ったのはQuaiという店。Menú del Díaを頼むと、スペインとは違って本日のおすすめ料理一品だけだった。魚とズッキーニのクレープ包み焼きとサニーレタスサラダ。味は良かった。ワインは白とロゼ。白はずいぶん甘いもの。ボトルに水道水を入れて出してくれる。最後にコーヒーも頼む。
対岸のPutit Baiyonneに渡りバスク博物館に行くが、月曜で休館。ボナ・エルー美術館も休館。たまたま建物に入る女性がいて中から小冊子を持ってきてくれた。
サンタンドレ教会に入るが、ここも特筆するようなものはない。
再びもとのGran Bayonneに戻り、市街を少し巡ってからチョコレート屋、Le Rauxへ。二階のカフェでホットチョコレートを飲む。Bayonneはチョコレートの貿易港だったため、チョコレート屋が多い。ここのホットチョコレートはスペインのどろりとしたものと違って、さらっとしているが砂糖を入れなくても十分甘い。美味しいが、びっくりするようなものではない。一階では様々な形のもの、いろんなカカオのパーセントのものが売られている。
もう行くところもないし、まだ寝不足で眠たいので、ホテルに戻って昼寝することに。
朝からずっと雨が降ったり止んだり。数分で天気がころりと変わるので、傘をさしたり畳んだりを繰り返す。細かい雨が多いのだが、時々本降りになることもある。青空が広がって日が差すと日向は少し暑いのだが、日が翳ると肌寒い。街を行く人々もノースリーブもいれば、ダウンジャケット姿もある。チョコレート屋では暖房が入っていた。
ホテルで昼寝をしていると、ドアをノックする音が聞こえた。開けてみると、驚いたことにMiguelさんが訪ねて来てくれたのだ。スペイン戦争時の難民がまだ赤ん坊の女の子を抱いてIrunとHendayaを結ぶ橋を走って亡命する写真のコピーを届けてくれたのだ。住所やE-mailアドレスも教えてくれ、私たちが自宅に戻ったころにほかの写真も送ってくれるとのこと。私からも自宅の住所とメールアドレスを教え、帰国後にメールを送ることを約束した。
日記を書いて、8時近くになったので夕食のために外出。旧市街を少し歩いてみるが、レストランも椅子を片付けて占めている店が多い。結局川沿いの、昼食をとったところに近くの店に入る。生ハムとスペイン風盛り合わせを頼む。生ハムは量が多いが、中程度の質。盛り合わせはコロッケ、イカフライ、ピーマンの詰め物など。味はまあまあ。私たちには量が多い。生ハムは不要だったかもしれない。それにペリエ。こちらは炭酸が少な目。
夜は8時ごろに暗くなる。幸い雨はもう降らなかった。
ホテルに戻って、シャワー、日記のつづき、洗濯。いよいよ明日から歩きはじめる。最初の数日は平たんな道のはず。距離も15㎞ほどと短いので、足慣らしのつもり。
por AndrésAndrés
andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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