合計距離: 25339 m
最高点の標高: 380 m
最低点の標高: -103 m
累積標高(上り): 1108 m
累積標高(下り): -1029 m
総所要時間: 08:58:23
 

宿で朝食。この宿にはPeregrinoがずいぶん泊まっていたようだ。私たちの朝食中に、4人組の女性たちが出発して行き、私たちがチェックアウトした時にも一人が出発、直後には夫婦連れが出発してすぐの私たちを抜いて行った。Albergueにも何人かは泊まっているので、今日の段階でCaminoのこの辺りに少なくとも20人近くのPeregrinoが歩いているようだ。

今日も朝から霧雨。9時に出発して、駅の手前で線路を渡り、少し道路を進んでから山道を上る。今日は海岸を離れて山間部に入って行く。上りにかかると湿度も高いためすぐに汗が流れだす。これまでスペインでは汗をかいても片っ端から蒸発してしまうような暑さしか経験したことがなかったので、日本でのように汗が顔を流れ落ちるのは不快だ。

PA032714上り始めてすぐの道路脇の崖に奥行き2mほどの横穴があり、そこにバイクが保管されている。民家は少し離れたところにあり、こんなところにバイクを入れておく意味が分からない。

最初はとにかく上り続ける。急な坂、緩やかな坂と変化はするが、ほとんど上りの連続。

教会の外廊で少し休憩。座れただけでも幸い。

PA03271911時ごろAlbergueの前を通りかかる。入口が開いていたので覗いてみるとBarを営業中。外のテラス席でリュックを下ろし、雨具を脱いでから中に入る。Bocadilloはチョリソしかないが、この先にBarがあるとも思えないので、それを注文。あとはリモナーダと炭酸水。サービスで出してくれたパスタスープが美味しかった。

PA032726馬が林の中に立っている。枯れ葉の中に溶け込んでいて見逃してしまいそう。それにしても馬、ポニー、ロバが牧場で飼われているが、用途は何なのだろうか。

PA032728直径20㎝近いキノコ発見。季節柄、キノコをよく見かける。大小、色、形さまざまで、キノコ狩りをする人もたまに見かけるが、どれを採っているのかは不明。

PA032731体の模様や頭の部分がちょっと変わったヘビを見かける。長さは20㎝ほどと小さいのだが、見たことのない種類なので聖激しないように気を付けて、写真だけとってさっさと離れる。

PA032732Markinaに着いたところに教会があり、入口が開いていたので入ってみると中には3つの巨大な岩がバランスをとってもたれあい、その中にSan Miguel像が立っている。こんな教会は初めて。

ようやく18時にMarkinaの街の中心に到着。広場のカフェに入って休み、タクシーを呼んでもらう。結構大きな町なのだが、ここにはホテルがないので、ちょっと郊外のホテルを予約したのだ。タクシーで10分ほど。PA032739着いてみると石造りの立派なもの。中は山小屋風。部屋に入って何はともあれすぐシャワー。その後すぐに夕食。巡礼仲間もここに泊まっていた。

Menú del díaで、一皿目はミックスサラダと焼き野菜。二皿目は舌平目とメルルーサ。デザートはナティージャとクワハーダ。ワインと水。PA032741どれも美味しく、特に焼き野菜が一番だった。

部屋に戻って日記を書くが、疲れとワインで眠くなり、ほんの少し書いたところで眠ってしまった。何とか起きて明日のホテルの予約を済ませるのが精いっぱい。あっという間に眠ってしまった。

とにかく疲れた。距離が長く、特に前半は延々と上りが続いた。PA032730そのうえ、道は泥と水たまりでふさがれ、泥の中を歩かざるを得ないことも多くて靴底に着いた泥で重くなってしまった。前半は雨で蒸し暑く。後半は晴れてきてやはり蒸し暑かったのも疲れを増したのだろう。

46,000歩 25.7㎞

por Andrés

Andrés北の道 Camino del NorteCamino,Norte,Santiago,サンティアゴ,北の道,巡礼  宿で朝食。この宿にはPeregrinoがずいぶん泊まっていたようだ。私たちの朝食中に、4人組の女性たちが出発して行き、私たちがチェックアウトした時にも一人が出発、直後には夫婦連れが出発してすぐの私たちを抜いて行った。Albergueにも何人かは泊まっているので、今日の段階でCaminoのこの辺りに少なくとも20人近くのPeregrinoが歩いているようだ。 今日も朝から霧雨。9時に出発して、駅の手前で線路を渡り、少し道路を進んでから山道を上る。今日は海岸を離れて山間部に入って行く。上りにかかると湿度も高いためすぐに汗が流れだす。これまでスペインでは汗をかいても片っ端から蒸発してしまうような暑さしか経験したことがなかったので、日本でのように汗が顔を流れ落ちるのは不快だ。 上り始めてすぐの道路脇の崖に奥行き2mほどの横穴があり、そこにバイクが保管されている。民家は少し離れたところにあり、こんなところにバイクを入れておく意味が分からない。 最初はとにかく上り続ける。急な坂、緩やかな坂と変化はするが、ほとんど上りの連続。 教会の外廊で少し休憩。座れただけでも幸い。 11時ごろAlbergueの前を通りかかる。入口が開いていたので覗いてみるとBarを営業中。外のテラス席でリュックを下ろし、雨具を脱いでから中に入る。Bocadilloはチョリソしかないが、この先にBarがあるとも思えないので、それを注文。あとはリモナーダと炭酸水。サービスで出してくれたパスタスープが美味しかった。 馬が林の中に立っている。枯れ葉の中に溶け込んでいて見逃してしまいそう。それにしても馬、ポニー、ロバが牧場で飼われているが、用途は何なのだろうか。 直径20㎝近いキノコ発見。季節柄、キノコをよく見かける。大小、色、形さまざまで、キノコ狩りをする人もたまに見かけるが、どれを採っているのかは不明。 体の模様や頭の部分がちょっと変わったヘビを見かける。長さは20㎝ほどと小さいのだが、見たことのない種類なので聖激しないように気を付けて、写真だけとってさっさと離れる。 Markinaに着いたところに教会があり、入口が開いていたので入ってみると中には3つの巨大な岩がバランスをとってもたれあい、その中にSan Miguel像が立っている。こんな教会は初めて。 ようやく18時にMarkinaの街の中心に到着。広場のカフェに入って休み、タクシーを呼んでもらう。結構大きな町なのだが、ここにはホテルがないので、ちょっと郊外のホテルを予約したのだ。タクシーで10分ほど。着いてみると石造りの立派なもの。中は山小屋風。部屋に入って何はともあれすぐシャワー。その後すぐに夕食。巡礼仲間もここに泊まっていた。 Menú del díaで、一皿目はミックスサラダと焼き野菜。二皿目は舌平目とメルルーサ。デザートはナティージャとクワハーダ。ワインと水。どれも美味しく、特に焼き野菜が一番だった。 部屋に戻って日記を書くが、疲れとワインで眠くなり、ほんの少し書いたところで眠ってしまった。何とか起きて明日のホテルの予約を済ませるのが精いっぱい。あっという間に眠ってしまった。 とにかく疲れた。距離が長く、特に前半は延々と上りが続いた。そのうえ、道は泥と水たまりでふさがれ、泥の中を歩かざるを得ないことも多くて靴底に着いた泥で重くなってしまった。前半は雨で蒸し暑く。後半は晴れてきてやはり蒸し暑かったのも疲れを増したのだろう。 46,000歩 25.7㎞ por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)