朝食はホテルのBarでDesayunoのセット。Café con leche、Zumo de naranja、TostadaとBollo。バスクと今日でお別れなので、このBollo、つまり甘いバター付きコッペパンも食べられなくなるかもしれないので。Barには月曜日とあって仕事前らしい客が数人入っている。昔ながらのBarの雰囲気が残っていて、たばこの自動販売機があり、スロットマシーンもある。あるだけなら珍しくないのだが、客が朝から遊んでいる。

9時15分にチェックアウト。昨日の道を戻り自転車・歩行者専用道に出ようと思っていたが、途中でCaminoの黄色い矢印があったので、その道を進む。平凡な街中の平凡な道路の平凡な歩道。小さな八百屋が開いていたのでバナナを2本購入。

建物の大きな壁にダリの絵を模写したものがあった。

遠くに富士山のような、阿蘇の米塚のような山が見える。その麓に沿って後刻歩くことになる。

何でもない木に毛糸で編んだ服が着せてあった。それも模様をつけて編んであり、まだ新しい。これからの冬に備えているのだろうか。

小さなErmita(礼拝堂)がある。入口の扉が開いているので入ると、珍しいことにスタンプが置いてある。昨日はスタンプを一つも押せなかったので幸いだった。礼拝堂を出るとおばさんが話しかけてくる。フランス語か英語かと言うのでスペイン語でと答えると、どこから来たか、どこから歩いているのか、どこまで行くのか等々と質問してくる。バイヨンヌからと答えると驚いていた。Buen Camino!と言われて歩きはじめる。

やがて自転車・歩行者専用道に出る。しばらくはこの道を歩くことになる。月曜の朝というのに自転車の人、歩く人が多い。仕事はどうしているのだろう。

両手に杖を持った、足が少し不自由なおじいさんが話しかけてくる。近くに住んでいて毎日ここを散歩しているが日本人はほとんど来ない、韓国人はいくらか来るがというようなことを言う。さらにこのあたりのことを説明してくれる。鉄鉱石がとれるので、その採掘のために古い村は取り払われ、今では新しい街しかないこと。鉄鉱石目当てに第二次大戦中はドイツがやってきたこと。鉄鉱石博物館が谷の下方にあること。向こうに見える工場は50年前からのものだということ。話し相手が見つかってうれしかったのか、いろいろと話してくれた。彼もBuen Camino!。

しばらく進むと海が見えてきた。今日は久しぶりに海岸に出る。

山の斜面にスキー場が見える。この辺りにスキーができるほどの雪が降るのかと疑問に思いながら近づくと、リフトに見えたのは違っていて、スキー場ではなさそう。

海岸に出る。砂浜の広がる小さな保養地のようで、リゾートマンションのようなのが何棟かある。海に近いBarで一休み。Paregrinoのグループが休んでいる。ツナや野菜を挟んだ珍しいトルティーリャがあるので試してみる。味はまずまず。それに小さなBocadillo con Jamón。朝食が少な目だったので元気を回復。

道は、今度は砂浜の木道になる。幅も広く新しいもの。木道が終わって少し砂浜を歩くことになる。細かい砂。砂浜が終わったところできれいな水の流れる川をつり橋で渡ると、急階段を一気に登ることになる。食べた直後なので苦しい。しかし上り切ってしまうと平坦な道が続くので助かる。そこから数㎞、木の柵で崖から守られた遊歩道が続く。岬の先端部で道が二つになっており、右のを選ぶと先で柵で通路を非常に狭くしてある。Ameliaはリュックを背負ったままぎりぎりで通り抜けられたが、私はリュックを下ろさないと通れなかった。これではちょっと太めの人は通行不能。どんな目的でこんな障害を設けているのだろうか。

素掘りで細い木の支柱のあるトンネルを抜けると海岸沿いの道は終わる。

BasqueとCantabiriaの境界を越えたはずなのに、表示は全くなかった。

Ontónで1㎞ほどCaminoから離れたホテルが今日の宿。スマートフォンの地図アプリで表示させてみると、そのホテルまでは歩くとずっと遠回りをして行かなければならず9㎞以上にもなる。車では2㎞ほど。自動車専用道路なのかもしれない。タクシーで行くしかないかと思ったが、通りかかった人に聞いてみると歩いて行けるとのこと。教えられた道を進むと、歩道のない国道だったが問題なく歩いて1㎞ちょっとで着くことができた。ここもガソリンスタンド併設のモーテル様のホテル。しかし今夜は併設のレストランで夕食がとれる。部屋は広く清潔で気持ちが良い。

Wifiにつなぐと、昨夜メールを出したSantanderのGさんとS君から早速返事が来ている。12日ごろにSantanderに着くと知らせたら、Gさんは13日のLiderlangにいる時間を、S君は15日まではSantanderにいるので一緒に食事をしようと伝えてきてくれた。楽しみだ。

30,400歩 19.4㎞

por Andrés

Andrés北の道 Camino del NorteCamino,Norte,Santiago,サンティアゴ,北の道,巡礼  朝食はホテルのBarでDesayunoのセット。Café con leche、Zumo de naranja、TostadaとBollo。バスクと今日でお別れなので、このBollo、つまり甘いバター付きコッペパンも食べられなくなるかもしれないので。Barには月曜日とあって仕事前らしい客が数人入っている。昔ながらのBarの雰囲気が残っていて、たばこの自動販売機があり、スロットマシーンもある。あるだけなら珍しくないのだが、客が朝から遊んでいる。 9時15分にチェックアウト。昨日の道を戻り自転車・歩行者専用道に出ようと思っていたが、途中でCaminoの黄色い矢印があったので、その道を進む。平凡な街中の平凡な道路の平凡な歩道。小さな八百屋が開いていたのでバナナを2本購入。 建物の大きな壁にダリの絵を模写したものがあった。 遠くに富士山のような、阿蘇の米塚のような山が見える。その麓に沿って後刻歩くことになる。 何でもない木に毛糸で編んだ服が着せてあった。それも模様をつけて編んであり、まだ新しい。これからの冬に備えているのだろうか。 小さなErmita(礼拝堂)がある。入口の扉が開いているので入ると、珍しいことにスタンプが置いてある。昨日はスタンプを一つも押せなかったので幸いだった。礼拝堂を出るとおばさんが話しかけてくる。フランス語か英語かと言うのでスペイン語でと答えると、どこから来たか、どこから歩いているのか、どこまで行くのか等々と質問してくる。バイヨンヌからと答えると驚いていた。Buen Camino!と言われて歩きはじめる。 やがて自転車・歩行者専用道に出る。しばらくはこの道を歩くことになる。月曜の朝というのに自転車の人、歩く人が多い。仕事はどうしているのだろう。 両手に杖を持った、足が少し不自由なおじいさんが話しかけてくる。近くに住んでいて毎日ここを散歩しているが日本人はほとんど来ない、韓国人はいくらか来るがというようなことを言う。さらにこのあたりのことを説明してくれる。鉄鉱石がとれるので、その採掘のために古い村は取り払われ、今では新しい街しかないこと。鉄鉱石目当てに第二次大戦中はドイツがやってきたこと。鉄鉱石博物館が谷の下方にあること。向こうに見える工場は50年前からのものだということ。話し相手が見つかってうれしかったのか、いろいろと話してくれた。彼もBuen Camino!。 しばらく進むと海が見えてきた。今日は久しぶりに海岸に出る。 山の斜面にスキー場が見える。この辺りにスキーができるほどの雪が降るのかと疑問に思いながら近づくと、リフトに見えたのは違っていて、スキー場ではなさそう。 海岸に出る。砂浜の広がる小さな保養地のようで、リゾートマンションのようなのが何棟かある。海に近いBarで一休み。Paregrinoのグループが休んでいる。ツナや野菜を挟んだ珍しいトルティーリャがあるので試してみる。味はまずまず。それに小さなBocadillo con Jamón。朝食が少な目だったので元気を回復。 道は、今度は砂浜の木道になる。幅も広く新しいもの。木道が終わって少し砂浜を歩くことになる。細かい砂。砂浜が終わったところできれいな水の流れる川をつり橋で渡ると、急階段を一気に登ることになる。食べた直後なので苦しい。しかし上り切ってしまうと平坦な道が続くので助かる。そこから数㎞、木の柵で崖から守られた遊歩道が続く。岬の先端部で道が二つになっており、右のを選ぶと先で柵で通路を非常に狭くしてある。Ameliaはリュックを背負ったままぎりぎりで通り抜けられたが、私はリュックを下ろさないと通れなかった。これではちょっと太めの人は通行不能。どんな目的でこんな障害を設けているのだろうか。 素掘りで細い木の支柱のあるトンネルを抜けると海岸沿いの道は終わる。 BasqueとCantabiriaの境界を越えたはずなのに、表示は全くなかった。 Ontónで1㎞ほどCaminoから離れたホテルが今日の宿。スマートフォンの地図アプリで表示させてみると、そのホテルまでは歩くとずっと遠回りをして行かなければならず9㎞以上にもなる。車では2㎞ほど。自動車専用道路なのかもしれない。タクシーで行くしかないかと思ったが、通りかかった人に聞いてみると歩いて行けるとのこと。教えられた道を進むと、歩道のない国道だったが問題なく歩いて1㎞ちょっとで着くことができた。ここもガソリンスタンド併設のモーテル様のホテル。しかし今夜は併設のレストランで夕食がとれる。部屋は広く清潔で気持ちが良い。 Wifiにつなぐと、昨夜メールを出したSantanderのGさんとS君から早速返事が来ている。12日ごろにSantanderに着くと知らせたら、Gさんは13日のLiderlangにいる時間を、S君は15日まではSantanderにいるので一緒に食事をしようと伝えてきてくれた。楽しみだ。 30,400歩 19.4㎞ por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)