Segunda Peregrinación 24(10/21 Naves~Ribadesella)
最高点の標高: 5 m
最低点の標高: -121 m
累積標高(上り): 491 m
累積標高(下り): -532 m
総所要時間: 07:30:32
昨夜は他の泊り客の気配はなかった。Booking.comでダブルの部屋は満室でトリプルのしか残っていなかったのは何だったのか。
8時からホテルで朝食。階段を下りた小さなサロンで、もちろん私たちだけ。Café con leche, Té con leche, Zumo de naranja, Tostada, Biscocho。Biscochoは結構おいしいが、おそらく市販のもの。昨日受付をしてくれた女性が一人で用意、配膳。
今日は距離が短いと思うとついゆっくりしてしまい、チェックアウトは9時半。やはり例の女性が一人ですべてやっている模様。ほかに人のいる気配もない。
昨夜、結構雨が降ったようで、大きな水たまりができているところもある。朝は少し曇っていたが、出発するころには青空が広がって行く。空気はひんやりして、しかも今日は乾燥しているので爽やか。
ホテルの玄関前にもあったが、この辺りから時々オレオを見るようになる。ガリシアのと違って正方形の木造で、もちろん現役ではないが、その下がBarになっていたり駐車場になっていたりする。
遠くから見ると大きめの犬小屋に見えるが、マリア像のあるお堂。入口のガラス扉に1つ、周りの鉄柵の扉に2つ鍵がかかっている。何をそんなに厳重に守ろうというのか。
1時間ちょっと歩いたところでNuevaの街に着く。ちょうど市が開かれるところで、もう営業を始めているところ、テントを張り始めたところなど様々。衣料品、野菜、果物、ソーセージ、チーズ、パンなどの店がある。バナナを2本買う。
その通りのFarmacia(薬局)の壁にヘビのマーク。薬局のシンボルではあるが、実際に店先に掲示しているのは珍しいような気がする。
ちょうど線路わきに出たところにFEVEの客車がやって来る。昨日は1日で貨物列車1本にしか出会わなかったので客車は走っていないのかと思っていた。
民家の窓に植木鉢を使った人形が飾ってある。遠目には人形にしか見えない。
石垣の石に様々な模様の描かれているところがある。Caminoのための模様のようで、
十字架などに交じってEl camino es la misma vida.(カミーノは人生そのもの)というような文章を書いたものもいくつかある。
その中にサンティアゴまで421㎞と記された石がある。本当かな。
中世の石橋。人は渡れるが、車が通れる幅はない。下にはきれいな小川が流れている。
ちいさなErmitaがあり、日陰のベンチがあるので一休み。しかし目の前に民家があり、その庭先のようでもありちょっと落ち着かない。
この地方、Sidrería(シードルBar)が多く、普通のレストランやバルもSidreríaの看板を出している。そして道端や牧場の中にリンゴの木が点々とあって小さなリンゴの実をたくさんつけている。もちろんちゃんとしたリンゴ園もあるのだが、道端にはリンゴの落果があちこちにあり、甘酸っぱいにおいを放っているところも。
今日は距離も短く楽な行程だったはずだが、Nueva以外にはBarが見当たらなかったのでBarに入るタイミングを失してしまった。そのせいでエネルギー不足になったのか、途中で非常に疲れてしまった。実際はそうでもないのに、上り坂ばかりが多く感じられ、目的地のRibadesellaの街には2時半前に着いたのだが、非常に遠く感じられた。しかも久しぶりのCaminoらしい道がほぼ一日中続き、昨夜の雨でぬかるんだ道が多かったのも疲れを増したのだろう。
Ribadesellaの街中を歩いている時に韓国人の青年が追い抜いて行きながら、ビルバオで日本人に一人会ったと言っていた。
通りがかりの人の多く入っているレストランで昼食。Menú del día。一皿目はEnsalada mixtaとPaella de carne。二皿目はRubinas a la planchaとAlbondigas。デザートはHeladoとTarta。パンは美味しかったが、味は並。それでも盛況の店。注文や配膳に時間がかかり食事を終えるのに2時間近くかかってしまう。
店を出て港へ向かう。港は外海から半島で守られていて静か。だが、この街は今日は風が強い。Turismoでスタンプをもらい、地図ももらってホテルへ向かう。橋を渡って海岸の方へ。
外海に開けている浜に出るとちょうど満潮で、強風で大きな波が打ち寄せている。
17時にホテルにチェックイン。残念ながら海側の部屋ではない。しかし最上階なので天窓からのぞくと海が少し見える。波の音は響いてくる。
シャワー、日記、洗濯。ここは3つ星ホテルなので夜は暖房が入るだろうか。
21時に外出。ホテルのCafeteríaで軽い夕食にしようかとも思ったが、外に出てみると風も収まりそれほど寒くもないので海岸通りを散歩してみることにする。潮は少し引いて波もいくらかは弱まったように見える。先の方に見える明るく照明の点いたホテルに向けて歩き出したが、途中の横道の先にBarが開いているのが見えたのでそちらに行く。ケーキ屋だったがボカディージョやサンドウィッチなどもあり、テラス席の椅子は片づけていたが中で食べるのは大丈夫ということなので入る。サンドウィッチとボカディージョ。Café con lecheとAgua con gas。ちょっとボリュームがありすぎた。店員は高齢の男性が多く、感じが良い。
食後、再び海岸通りに行ってみると1時間と経っていないのに潮はぐっと引き、広い砂浜が現れている。昨年Gijónでの浜辺の様子を思い出す。さすがに少し寒くなった。
テレビのニュースではカタルーニャ問題でスペイン政府による自治権停止とカタルーニャ住民のデモの様子を報じている。
30,300歩 19.0㎞
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2017/10/22/segunda-peregrinacin-24%ef%bc%881021-naves%ef%bd%9eribadesella%ef%bc%89/北の道 Camino del NorteCamino,Norte,Santiago,サンティアゴ,北の道,巡礼昨夜は他の泊り客の気配はなかった。Booking.comでダブルの部屋は満室でトリプルのしか残っていなかったのは何だったのか。 8時からホテルで朝食。階段を下りた小さなサロンで、もちろん私たちだけ。Café con leche, Té con leche, Zumo de naranja, Tostada, Biscocho。Biscochoは結構おいしいが、おそらく市販のもの。昨日受付をしてくれた女性が一人で用意、配膳。 今日は距離が短いと思うとついゆっくりしてしまい、チェックアウトは9時半。やはり例の女性が一人ですべてやっている模様。ほかに人のいる気配もない。 昨夜、結構雨が降ったようで、大きな水たまりができているところもある。朝は少し曇っていたが、出発するころには青空が広がって行く。空気はひんやりして、しかも今日は乾燥しているので爽やか。 ホテルの玄関前にもあったが、この辺りから時々オレオを見るようになる。ガリシアのと違って正方形の木造で、もちろん現役ではないが、その下がBarになっていたり駐車場になっていたりする。 道は、集落の中は舗装されているが、間もなく土の道になる。 遠くから見ると大きめの犬小屋に見えるが、マリア像のあるお堂。入口のガラス扉に1つ、周りの鉄柵の扉に2つ鍵がかかっている。何をそんなに厳重に守ろうというのか。 1時間ちょっと歩いたところでNuevaの街に着く。ちょうど市が開かれるところで、もう営業を始めているところ、テントを張り始めたところなど様々。衣料品、野菜、果物、ソーセージ、チーズ、パンなどの店がある。バナナを2本買う。その通りのFarmacia(薬局)の壁にヘビのマーク。薬局のシンボルではあるが、実際に店先に掲示しているのは珍しいような気がする。 ちょうど線路わきに出たところにFEVEの客車がやって来る。昨日は1日で貨物列車1本にしか出会わなかったので客車は走っていないのかと思っていた。 民家の窓に植木鉢を使った人形が飾ってある。遠目には人形にしか見えない。 石垣の石に様々な模様の描かれているところがある。Caminoのための模様のようで、十字架などに交じってEl camino es la misma vida.(カミーノは人生そのもの)というような文章を書いたものもいくつかある。その中にサンティアゴまで421㎞と記された石がある。本当かな。 中世の石橋。人は渡れるが、車が通れる幅はない。下にはきれいな小川が流れている。 ちいさなErmitaがあり、日陰のベンチがあるので一休み。しかし目の前に民家があり、その庭先のようでもありちょっと落ち着かない。 この地方、Sidrería(シードルBar)が多く、普通のレストランやバルもSidreríaの看板を出している。そして道端や牧場の中にリンゴの木が点々とあって小さなリンゴの実をたくさんつけている。もちろんちゃんとしたリンゴ園もあるのだが、道端にはリンゴの落果があちこちにあり、甘酸っぱいにおいを放っているところも。 今日は距離も短く楽な行程だったはずだが、Nueva以外にはBarが見当たらなかったのでBarに入るタイミングを失してしまった。そのせいでエネルギー不足になったのか、途中で非常に疲れてしまった。実際はそうでもないのに、上り坂ばかりが多く感じられ、目的地のRibadesellaの街には2時半前に着いたのだが、非常に遠く感じられた。しかも久しぶりのCaminoらしい道がほぼ一日中続き、昨夜の雨でぬかるんだ道が多かったのも疲れを増したのだろう。 Ribadesellaの街中を歩いている時に韓国人の青年が追い抜いて行きながら、ビルバオで日本人に一人会ったと言っていた。 通りがかりの人の多く入っているレストランで昼食。Menú del día。一皿目はEnsalada mixtaとPaella de carne。二皿目はRubinas a la planchaとAlbondigas。デザートはHeladoとTarta。パンは美味しかったが、味は並。それでも盛況の店。注文や配膳に時間がかかり食事を終えるのに2時間近くかかってしまう。 店を出て港へ向かう。港は外海から半島で守られていて静か。だが、この街は今日は風が強い。Turismoでスタンプをもらい、地図ももらってホテルへ向かう。橋を渡って海岸の方へ。外海に開けている浜に出るとちょうど満潮で、強風で大きな波が打ち寄せている。 17時にホテルにチェックイン。残念ながら海側の部屋ではない。しかし最上階なので天窓からのぞくと海が少し見える。波の音は響いてくる。 シャワー、日記、洗濯。ここは3つ星ホテルなので夜は暖房が入るだろうか。 21時に外出。ホテルのCafeteríaで軽い夕食にしようかとも思ったが、外に出てみると風も収まりそれほど寒くもないので海岸通りを散歩してみることにする。潮は少し引いて波もいくらかは弱まったように見える。先の方に見える明るく照明の点いたホテルに向けて歩き出したが、途中の横道の先にBarが開いているのが見えたのでそちらに行く。ケーキ屋だったがボカディージョやサンドウィッチなどもあり、テラス席の椅子は片づけていたが中で食べるのは大丈夫ということなので入る。サンドウィッチとボカディージョ。Café con lecheとAgua con gas。ちょっとボリュームがありすぎた。店員は高齢の男性が多く、感じが良い。 食後、再び海岸通りに行ってみると1時間と経っていないのに潮はぐっと引き、広い砂浜が現れている。昨年Gijónでの浜辺の様子を思い出す。さすがに少し寒くなった。 テレビのニュースではカタルーニャ問題でスペイン政府による自治権停止とカタルーニャ住民のデモの様子を報じている。 30,300歩 19.0㎞ por AndrésAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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