(上記地図中の歩行軌跡は、Montserratから11時ごろまでの約2時間スマートフォンのGPSが機能していなかったため記録がなかったので、修復したデータを掲載しておく。)

24.9km 34,500歩

6時半起床。8時ごろに日の出なので、それを見るためらしく前の広場に人が集まっている。私たちは部屋から朝焼けが見られるので、外に出る必要はない。

赤く美しい朝焼けがゆっくり見られた。テレビでは聖堂内がずっと生中継で映し出されているが、7時45分からミサが行われる。出発の支度をほぼ整えて、朝食は8時からなので、5分前に食堂に行く。昨夜の場所に入ると、もっと奥の食堂だとのこと。ちょうどそこに列をなして高校生の団体が入ってきているところ。彼らの後からは昨夜も見かけた韓国人の団体が続いている。外に列を作って待っていたようだ。私たちはその後に入る。席はあった。高校生たちは場所を間違えたらしく間もなくこの食堂からぞろぞろと出て行った。しかし宿泊客が続々と入って来るので席はどんどん埋まっていく。

食事はビュッフェで、パン類、ハム、チーズ、卵料理、トマト、スイカ、メロン、ヨーグルトなど。トマトはPan con tomate用だが、そのまま食べてみると非常においしい。メロンも十分甘い。あとは普通。ここには近所で工事をしている人たちも食事に来ている。Montserratには朝晩に開いている店はここしかないのだから。

9時前にチェックアウトして出発。巡礼事務所でCelloをもらってから歩きはじめようと思っていたが、まだ開いていないのでホテルに戻ってCelloをもらう。

Caminoは聖堂前からはじまり、下の通りに出て、土産物屋などが並ぶ道を駐車場方向に進み、駐車場の手前で左の細い道に入って行く。

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だらだらと下る土の道。幅も広く車も通らないので歩きやすい。

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こんな道が続けば楽だと思ったら、1時間弱で舗装道路に出、下りと上りが交互に現れ、むしろ上りの方が長いように思える。

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Santa Cecilia修道院・博物館があるが、閉まっている。

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その後も舗装道路でMantserratをぐるりと回るようにして進む。途中で反対側から歩いてきたドイツ人と少し立ち話。ビアリッツからバスクを回ってきて、これからBarcelonaまで歩き、飛行機で帰るとのこと。四国巡礼もし熊野古道で高野山にも登ったそうだ。Caminoもいくつか歩いたとのこと。私たちは足元にも及ばない歩き回り方だ。

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12時半近くなってようやく舗装道路を外れたと思ったら、道かどうかも分からないほどの山道になり急坂を上ることになる。そこまでは日向はぽかぽか、日陰はひんやりだったのに、汗をかいてしまう。峠を越えて下ると、ようやく畑が見え、San Pau de la Guárdiaに着く。ここの唯一のホテル兼レストランEl Celler de la Guárdiaに寄って昼食にしようと思ったが、コーヒーだけなら出せるがレストランは閉めていて食べ物は何も出せないとのこと。念のために今夜の空室はあるか聞いてみると、奥から昨夜電話に出たらしい主人が出てきて、満員だとのこと。近所にホテルやレストランはないかと訊ねるとCastillolíにレストランがあり、アルベルゲもあるとの返事。私の持っている情報通りだ。

Castillolíまで6㎞。久しぶりの長距離歩行で疲れたが、Barもないので歩くしかない。San Pauは予想以上に大きな町で、ホテルは仕方ないにしても、Barがないのは不思議。

山道と舗装道路を進む。私たちの20mほど先で野兎が道路を横切る。左の茂みから出て右の茂みへ。野兎を間近に見るのは初めて。

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道端のオリーブの木には無数の実がなっている。

14時40分ごろにCastillolíの町に到着。まず昼食をとることにしてCaminoから50mほど右に逸れた自動車道沿いのレストランへ。レストランとカフェテリアが並んでいるが、レストランの方に入る。Menú del díaだがメニューはカタルーニャ語のしかない。

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見当をつけたうえで内容を確認し、野菜サラダとアスパラガスサラダ、鶏肉と豚肉を注文。水はsin gasとcon gas。豚肉は豚足の炙り焼きで、皮はパリッとしコラーゲンたっぷり。鶏も豚も味は良いが重い。

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デザートはPastel de sanaholiaとCrema catalana。これも美味しい。このレストラン、内装は現代的で気取った感じだったが、Camareraたちの対応は親しみやすく感じが良い。

16時を過ぎていたのでAyuntamientoに行ってみるが閉まっていて中に誰もいない。その先のCafé Brillanteに行き、Albergueの鍵をもらう。クレデンシャルとパスポートを提示し、クレデンシャルにCelloを押してもらう。パスポートはスマートフォンで撮影。宿泊は無料で、この店は夜11時まで開いているので、何かあったら来るようにとのこと。

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Albergueに入ってみると、1階にトイレとシャワー、2階に2段ベッドが5台10人分並んでいて、キッチンが横にある。ここは会議室か小講堂だったようで、小さな舞台の上に放送設備があり、室内には長テーブルや椅子もたくさん置いてある。

シャワーを使うが、お湯は出るものの湯量は少ない。それでもシャワーが使えるだけまし。ガイドブックにはここはシャワーなしで夏場はプールのシャワーが使えると書いてあったのだから。

陽が傾いて気温が下がってきた。部屋の隅に電気暖房機があったので試してみると、機能する。延長コードをつないで私とAmeliaのベッドの足元に置きスイッチを入れておく。だだっ広い部屋なので小さな暖房機一つでは温まるものではないが、近くに置けば少しは違うし、洗濯物も乾くかもしれない。

日記を書き、19時半を過ぎたので夕食に出かける。昼食が遅くてこってりしていたので少しだけ食べることにして、Albergueの鍵を貸してもらったCaféに行く。


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クレープがあったので野菜のクレープを頼む。ファンタレモンとAgua con gas。店は最初に鍵を貸して説明してくれた女主人が一人でやっているようだ。客はたくさん入っているが皆さん静か。

明日の宿を調べ電話で予約する。Hostal Jorba。部屋は空いているとのことで名前を伝えツインかダブルの部屋をと言うと、それはなくてグループの部屋だけだとのこと。「グループの部屋」というのは初耳で、何を意味するのか分からないが、とにかく予約する。ほかには宿はないのだから。しかもJorbaのアルベルゲはシャワーがないとの情報なので。

Albergueに戻り、日記の続きを書く。今夜は他に客がいないので気楽ではある。

今日は私のスマートフォンの調子が悪い。朝はGPSが正しく機能せず、現在地が大幅にずれていたため、歩いた経路が2時間ほど記録されていない。再起動したら直ったが。

Albergueに着いてからはインターネットにつながらなくなる。今度は再起動しても直らない。電話は使えて、明日の宿の予約もできたが、やはりネットにはつながらない。明日もう一度様子を見てみよう。

/images/2018/10/clip_image007-3-644x430.png/images/2018/10/clip_image007-3-150x150.pngAndrésカタルーニャの道 Camino CatalánCamino,Catalan,Santiago,カタルーニャ,カタロニア,サンティアゴ,巡礼(上記地図中の歩行軌跡は、Montserratから11時ごろまでの約2時間スマートフォンのGPSが機能していなかったため記録がなかったので、修復したデータを掲載しておく。) 24.9km 34,500歩 6時半起床。8時ごろに日の出なので、それを見るためらしく前の広場に人が集まっている。私たちは部屋から朝焼けが見られるので、外に出る必要はない。 赤く美しい朝焼けがゆっくり見られた。テレビでは聖堂内がずっと生中継で映し出されているが、7時45分からミサが行われる。出発の支度をほぼ整えて、朝食は8時からなので、5分前に食堂に行く。昨夜の場所に入ると、もっと奥の食堂だとのこと。ちょうどそこに列をなして高校生の団体が入ってきているところ。彼らの後からは昨夜も見かけた韓国人の団体が続いている。外に列を作って待っていたようだ。私たちはその後に入る。席はあった。高校生たちは場所を間違えたらしく間もなくこの食堂からぞろぞろと出て行った。しかし宿泊客が続々と入って来るので席はどんどん埋まっていく。 食事はビュッフェで、パン類、ハム、チーズ、卵料理、トマト、スイカ、メロン、ヨーグルトなど。トマトはPan con tomate用だが、そのまま食べてみると非常においしい。メロンも十分甘い。あとは普通。ここには近所で工事をしている人たちも食事に来ている。Montserratには朝晩に開いている店はここしかないのだから。 9時前にチェックアウトして出発。巡礼事務所でCelloをもらってから歩きはじめようと思っていたが、まだ開いていないのでホテルに戻ってCelloをもらう。 Caminoは聖堂前からはじまり、下の通りに出て、土産物屋などが並ぶ道を駐車場方向に進み、駐車場の手前で左の細い道に入って行く。 だらだらと下る土の道。幅も広く車も通らないので歩きやすい。 こんな道が続けば楽だと思ったら、1時間弱で舗装道路に出、下りと上りが交互に現れ、むしろ上りの方が長いように思える。 Santa Cecilia修道院・博物館があるが、閉まっている。 その後も舗装道路でMantserratをぐるりと回るようにして進む。途中で反対側から歩いてきたドイツ人と少し立ち話。ビアリッツからバスクを回ってきて、これからBarcelonaまで歩き、飛行機で帰るとのこと。四国巡礼もし熊野古道で高野山にも登ったそうだ。Caminoもいくつか歩いたとのこと。私たちは足元にも及ばない歩き回り方だ。 12時半近くなってようやく舗装道路を外れたと思ったら、道かどうかも分からないほどの山道になり急坂を上ることになる。そこまでは日向はぽかぽか、日陰はひんやりだったのに、汗をかいてしまう。峠を越えて下ると、ようやく畑が見え、San Pau de la Guárdiaに着く。ここの唯一のホテル兼レストランEl Celler de la Guárdiaに寄って昼食にしようと思ったが、コーヒーだけなら出せるがレストランは閉めていて食べ物は何も出せないとのこと。念のために今夜の空室はあるか聞いてみると、奥から昨夜電話に出たらしい主人が出てきて、満員だとのこと。近所にホテルやレストランはないかと訊ねるとCastillolíにレストランがあり、アルベルゲもあるとの返事。私の持っている情報通りだ。 Castillolíまで6㎞。久しぶりの長距離歩行で疲れたが、Barもないので歩くしかない。San Pauは予想以上に大きな町で、ホテルは仕方ないにしても、Barがないのは不思議。 山道と舗装道路を進む。私たちの20mほど先で野兎が道路を横切る。左の茂みから出て右の茂みへ。野兎を間近に見るのは初めて。 道端のオリーブの木には無数の実がなっている。 14時40分ごろにCastillolíの町に到着。まず昼食をとることにしてCaminoから50mほど右に逸れた自動車道沿いのレストランへ。レストランとカフェテリアが並んでいるが、レストランの方に入る。Menú del díaだがメニューはカタルーニャ語のしかない。 見当をつけたうえで内容を確認し、野菜サラダとアスパラガスサラダ、鶏肉と豚肉を注文。水はsin gasとcon gas。豚肉は豚足の炙り焼きで、皮はパリッとしコラーゲンたっぷり。鶏も豚も味は良いが重い。 デザートはPastel de sanaholiaとCrema catalana。これも美味しい。このレストラン、内装は現代的で気取った感じだったが、Camareraたちの対応は親しみやすく感じが良い。 16時を過ぎていたのでAyuntamientoに行ってみるが閉まっていて中に誰もいない。その先のCafé Brillanteに行き、Albergueの鍵をもらう。クレデンシャルとパスポートを提示し、クレデンシャルにCelloを押してもらう。パスポートはスマートフォンで撮影。宿泊は無料で、この店は夜11時まで開いているので、何かあったら来るようにとのこと。 Albergueに入ってみると、1階にトイレとシャワー、2階に2段ベッドが5台10人分並んでいて、キッチンが横にある。ここは会議室か小講堂だったようで、小さな舞台の上に放送設備があり、室内には長テーブルや椅子もたくさん置いてある。 シャワーを使うが、お湯は出るものの湯量は少ない。それでもシャワーが使えるだけまし。ガイドブックにはここはシャワーなしで夏場はプールのシャワーが使えると書いてあったのだから。 陽が傾いて気温が下がってきた。部屋の隅に電気暖房機があったので試してみると、機能する。延長コードをつないで私とAmeliaのベッドの足元に置きスイッチを入れておく。だだっ広い部屋なので小さな暖房機一つでは温まるものではないが、近くに置けば少しは違うし、洗濯物も乾くかもしれない。 日記を書き、19時半を過ぎたので夕食に出かける。昼食が遅くてこってりしていたので少しだけ食べることにして、Albergueの鍵を貸してもらったCaféに行く。 クレープがあったので野菜のクレープを頼む。ファンタレモンとAgua con gas。店は最初に鍵を貸して説明してくれた女主人が一人でやっているようだ。客はたくさん入っているが皆さん静か。 明日の宿を調べ電話で予約する。Hostal Jorba。部屋は空いているとのことで名前を伝えツインかダブルの部屋をと言うと、それはなくてグループの部屋だけだとのこと。「グループの部屋」というのは初耳で、何を意味するのか分からないが、とにかく予約する。ほかには宿はないのだから。しかもJorbaのアルベルゲはシャワーがないとの情報なので。 Albergueに戻り、日記の続きを書く。今夜は他に客がいないので気楽ではある。 今日は私のスマートフォンの調子が悪い。朝はGPSが正しく機能せず、現在地が大幅にずれていたため、歩いた経路が2時間ほど記録されていない。再起動したら直ったが。 Albergueに着いてからはインターネットにつながらなくなる。今度は再起動しても直らない。電話は使えて、明日の宿の予約もできたが、やはりネットにはつながらない。明日もう一度様子を見てみよう。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)