箱根仙石原にあるポーラ美術館で開催中の「ピカソ 青の時代を超えて」を観るために箱根に1泊2日で出かけた。

初日は9時半ごろに自宅を出て圏央道、小田原厚木道路経由で行ったが、東名高速の工事がまだ続いていて少々渋滞。美術館へは明日行くことにしていたので急ぐ旅でもなく、小田原あたりで昼食をとって箱根に上ることにした。小田原から少し真鶴方向へ行ったところの「浜ゆう」という店。

金目鯛の煮付けとあら汁のセット

金目鯛煮付け・焼き魚・刺身という魚づくしのセット

どれも美味しかったのだが、塩分過剰。煮付けの味に負けないようにと焼き魚や汁物の味を強くした結果なのだろうが。昼食なのでまだましだが、夕食がこれだと夜、口が乾いて仕方ないだろう。旅先のたまの食事なので、塩味にも負けず全部平らげてしまった。

店の外に広がる相模湾は、穏やかで水も澄み、寒さを忘れさせるものだった。

箱根に入り、芦ノ湖畔の土産物屋に行く。2日前に普段使いの私の箸が折れてしまったので、寄木細工のを買おうということになった次第。折れたのと同じものがあったので購入。食洗機対応だし、Ameliaのと揃いなので迷うことはなかった。

仙石原のホテルに向かう。思っていたより遠い。今回は小田急箱根ハイランドホテル。閑散とした雰囲気で客は少なそう。部屋に入って少し昼寝してから大浴場に行ったが、先客は2人だけ。ゆっくり温まることができた。快晴なのだが、気温は5度にも達しない程度なので、外は寒い。

夕食はホテルのレストラン「ラフォーレ」でフレンチ。

先付はエビのフリット、生ハムのミルフィーユ、ほうれん草のシフォン。生ハムのミルフィーユは生ハムと干柿とクリームチーズを重ねたののだが、生ハムと干し柿は合わないように感じた。

前菜はマグロ、帆立貝、サーモンのテリーヌ。見た目も美しく美味しかった。

スープはオマール海老のビスク。お腹が温まり美味しかった。

魚料理は鯛のプレゼ。最近は西洋料理で鯛といえばポアレばかりだったので、目先が変わって嬉しかった。

肉料理は羊腿肉のロースト。羊臭さが全くなく、柔らかいレアで美味しかった。

デザートはムースフロマージュ、ワインのジュレ、アイスクリーム。彩りも美しく、私たちには適量で満足できた。コーヒーはちょっと多めのエスプレッソ。2時間以上かけてのゆったりした食事で、落ち着けた。

客は少ないと思っていたが、夕食どきのレストランは満席。ほとんどが中高年の男女二人連れだった。

食後、ホテル内を歩いてみるが、そんなに大きな宿ではないので少ししか見るところはない。庭が良さそうなので明朝散歩してみよう。寒過ぎなければ。

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