合計距離: 13999 m
最高点の標高: 64 m
最低点の標高: 29 m
累積標高(上り): 288 m
累積標高(下り): -269 m
総所要時間: 04:26:05

昨春、仙台から前沢までを2回に分けて歩いた。今回はその続きで、前沢から先を歩く。終点の龍飛岬までは約400kmなので、順調に行っても2回に分けることになるだろう。

東京の桜は満開を過ぎて、この週末が辛うじて花見のできる最後だろうが、北に向かう新幹線の車窓には、まだまだ見頃の桜が次々に現れる。天気予報では仙台が満開、盛岡はまだということなので、桜前線の北上と歩調を合わせられるかもしれない。

前沢駅から歩き始めたのは13時10分。駅前通りを少し歩いて県道に出、北に向かう。

仙台までは満開に見えた桜だが、ここでは種類が違うのか八分咲きぐらいのも少しあるが、大部分は咲きはじめで、まだ蕾の硬いのもある。

道端には土筆が大量に出ているところが何ヶ所もあり、

蕗のとうはすっかり成長して食べられないほどになっている。

今日は晴れ時々薄曇りという状態で、歩きはじめてすぐに暑くなってダウンジャケットを脱ぎ長袖のシャツ姿になる。それでちょうど良い。この気候が数日続けば桜の開花も進むだろう。

街道らしさを示していたのは1里塚跡だけ。それでも奥州街道では数少ない貴重なもの。

今日の行程はすべて舗装道路で上り下りもほとんどない楽なものだった。面白みはないが花の季節で、咲きはじめの桜、満開のコブシやレンギョウ、

まだまだ盛りの梅、道沿いの家の庭の花々などで退屈せずに歩けた道だった。

奥州市に入って水沢の市街地に入ると、大谷翔平の出身地とあってWBCの優勝を祝う地元紙のポスターが掲示されていた。肖像権や版権の問題があるのか、数は少ない。街中に溢れていても不思議でないほどの優勝騒ぎだったのに。

ホテルに着いてみると、ロビーには大谷選手の等身大パネルや彼の記事を載せた新聞がいくつも飾られていた。

夕食はホテルで宿泊とセットになっているもの。味はまずまず、量は少なめで私達にはちょうど良い。

地元のお酒、岩手誉のどぶろくがあったので飲んでみた。日本酒より少し甘く、少し苦味があり、ちょっと舌にざらつきを感じるが、コクがあって美味しかった。

21,784歩 13.7km

/images/2023/04/c84333ba38f4d4fcdd409dbeb9afb47e-700x394.jpg/images/2023/04/c84333ba38f4d4fcdd409dbeb9afb47e-150x150.jpgAndrés奥州道中前沢駅,大谷翔平,奥州街道,水沢市,跡昨春、仙台から前沢までを2回に分けて歩いた。今回はその続きで、前沢から先を歩く。終点の龍飛岬までは約400kmなので、順調に行っても2回に分けることになるだろう。 東京の桜は満開を過ぎて、この週末が辛うじて花見のできる最後だろうが、北に向かう新幹線の車窓には、まだまだ見頃の桜が次々に現れる。天気予報では仙台が満開、盛岡はまだということなので、桜前線の北上と歩調を合わせられるかもしれない。 前沢駅から歩き始めたのは13時10分。駅前通りを少し歩いて県道に出、北に向かう。 仙台までは満開に見えた桜だが、ここでは種類が違うのか八分咲きぐらいのも少しあるが、大部分は咲きはじめで、まだ蕾の硬いのもある。 道端には土筆が大量に出ているところが何ヶ所もあり、 蕗のとうはすっかり成長して食べられないほどになっている。 今日は晴れ時々薄曇りという状態で、歩きはじめてすぐに暑くなってダウンジャケットを脱ぎ長袖のシャツ姿になる。それでちょうど良い。この気候が数日続けば桜の開花も進むだろう。 街道らしさを示していたのは1里塚跡だけ。それでも奥州街道では数少ない貴重なもの。 今日の行程はすべて舗装道路で上り下りもほとんどない楽なものだった。面白みはないが花の季節で、咲きはじめの桜、満開のコブシやレンギョウ、 まだまだ盛りの梅、道沿いの家の庭の花々などで退屈せずに歩けた道だった。 奥州市に入って水沢の市街地に入ると、大谷翔平の出身地とあってWBCの優勝を祝う地元紙のポスターが掲示されていた。肖像権や版権の問題があるのか、数は少ない。街中に溢れていても不思議でないほどの優勝騒ぎだったのに。 ホテルに着いてみると、ロビーには大谷選手の等身大パネルや彼の記事を載せた新聞がいくつも飾られていた。 夕食はホテルで宿泊とセットになっているもの。味はまずまず、量は少なめで私達にはちょうど良い。 地元のお酒、岩手誉のどぶろくがあったので飲んでみた。日本酒より少し甘く、少し苦味があり、ちょっと舌にざらつきを感じるが、コクがあって美味しかった。 21,784歩 13.7km退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)