奥州道歩き旅 小鳥谷〜二戸パークホテル
最高点の標高: 315 m
最低点の標高: 106 m
累積標高(上り): 1021 m
累積標高(下り): -1097 m
総所要時間: 05:46:14
ダイワ・ロイネット・ホテル・盛岡駅前
2泊で予約したが、最終的には5泊することになった。盛岡より先の適当な宿泊場所がなかったせいで延泊を繰り返したが、何よりも駅前という場所、部屋の広さや特にバスルームの設備や広さ、スタッフの対応等が気に入ったためだ。同一ホテルに5連泊というのは日本では初めて。
昨日の小鳥谷駅に戻って、奥州街道を歩き始める。今日は15kmほどと短いので、盛岡駅の銀河堂1890でゆっくり朝食をとって来たので、小鳥谷駅を出たのは11時20分。
小鳥谷駅から1kmちょっと歩いた後、山道に入る。久しぶりに大きなバックパックを背負っての上りで、堪える。
山中で地図にも載っていない道で、道を探し出すのに同じところを何度か往復するが、結局分からず、方向だけを頼りに進む。
方向が合っていたので、道筋は違っていたかもしれないが、目標の「天保七年百姓一揆結集の地」に到着。このすぐ先で山道は終わり、道路に出る。
一戸の市街地に「諏訪野一里塚跡」。一里塚そのものは消えている。
一戸市街の「チェリー」で昼食。昭和のレストランの雰囲気。1時半ごろだったが、客は数組入っていた。
ポークソテーと冷麺。まずまずの味だった。
一戸市街は意外に営業している店が多い。ほとんどは旧い店構えのままで、この書店は残っていることが奇跡のようなもの。入口付近に雑誌を並べ、奥の書棚には単行本が並んでいた。
町外れの「小井田千本桂」
桜が咲き、松が見事に整えられ、美しく造られた民家の庭。
これから進む峠越えの手前に熊出没の注意看板。熊が出そうな山に入ったところで、スマートフォンでラジオを鳴らす。効果のほどはわからないが、熊は出なかった。
「浪打峠一里塚」は両方が残っている。
「浪打峠の交叉層」の説明。
峠の頂点に地層が露出しているが、地学に無知な私たちには「交差層」がどこを指すのかわからない。
長い上りを終えて、今度は下り。膝に来るほどではない。山道を終えてアスファルト道に出ると、狭い路肩を歩かなければならなくなった。
二戸の市街地に入って間もなく、今夜の宿「二戸パークホテル」に到着。フロントの人は「いわて旅応援プロジェクト」に慣れていないのか、クーポン券の発行に手間取る。しかも近所で使える店を尋ねると、この辺の店は大体どこでも使える、と答えた。実際にはホテルの周囲1km以内では使える店はなかった。
夕食は「京星」という居酒屋で。焼鳥、だし巻き卵、茶そば、鮭茶漬け。飲み物は梅酒とモヒート。焼鳥は大きかった。この店でも念の為に「いわて旅応援」のクーポンを使えるか確かめてみたが、よく知らないような様子だった。あまり認知されていないようだ。クーポンのアプリで見ると、自動車販売店や大型電器店などで使える。この施策はコロナで痛んだ地元経済の立て直しが目的ではなかったのか。いつの間にか目的がすり替えられるという日本の政治の典型。
今日はダウンなしで歩きはじめ、すぐに上着も脱いで長袖シャツだけで十分なほどの暑さだった。明日は朝から午前中は雨の予報。せめて小降りだと良いのだが。
25,358歩 15.8km
https://dosperegrinos.net/2023/04/11/%e5%a5%a5%e5%b7%9e%e9%81%93%e6%ad%a9%e3%81%8d%e6%97%85%e3%80%80%e5%b0%8f%e9%b3%a5%e8%b0%b7%e3%80%9c%e4%ba%8c%e6%88%b8%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%af%e3%83%9b%e3%83%86%e3%83%ab//images/2023/04/c1a5d42f78b41fac861ec8af155c84f2-700x394.jpeg/images/2023/04/c1a5d42f78b41fac861ec8af155c84f2-150x150.jpeg奥州道中いわて旅応援,コロナ,ダイワロイネットホテル,チェリー,パークホテル,一戸,二戸,交叉層,京星,天保七年百姓一揆結集の地,小井田千本桂,小鳥谷,浪打峠,浪打峠一里塚,熊,諏訪野一里塚ダイワ・ロイネット・ホテル・盛岡駅前 2泊で予約したが、最終的には5泊することになった。盛岡より先の適当な宿泊場所がなかったせいで延泊を繰り返したが、何よりも駅前という場所、部屋の広さや特にバスルームの設備や広さ、スタッフの対応等が気に入ったためだ。同一ホテルに5連泊というのは日本では初めて。 昨日の小鳥谷駅に戻って、奥州街道を歩き始める。今日は15kmほどと短いので、盛岡駅の銀河堂1890でゆっくり朝食をとって来たので、小鳥谷駅を出たのは11時20分。 小鳥谷駅から1kmちょっと歩いた後、山道に入る。久しぶりに大きなバックパックを背負っての上りで、堪える。 山中で地図にも載っていない道で、道を探し出すのに同じところを何度か往復するが、結局分からず、方向だけを頼りに進む。 方向が合っていたので、道筋は違っていたかもしれないが、目標の「天保七年百姓一揆結集の地」に到着。このすぐ先で山道は終わり、道路に出る。 一戸の市街地に「諏訪野一里塚跡」。一里塚そのものは消えている。 一戸市街の「チェリー」で昼食。昭和のレストランの雰囲気。1時半ごろだったが、客は数組入っていた。 ポークソテーと冷麺。まずまずの味だった。 一戸市街は意外に営業している店が多い。ほとんどは旧い店構えのままで、この書店は残っていることが奇跡のようなもの。入口付近に雑誌を並べ、奥の書棚には単行本が並んでいた。 町外れの「小井田千本桂」 桜が咲き、松が見事に整えられ、美しく造られた民家の庭。 これから進む峠越えの手前に熊出没の注意看板。熊が出そうな山に入ったところで、スマートフォンでラジオを鳴らす。効果のほどはわからないが、熊は出なかった。 「浪打峠一里塚」は両方が残っている。 「浪打峠の交叉層」の説明。 峠の頂点に地層が露出しているが、地学に無知な私たちには「交差層」がどこを指すのかわからない。 長い上りを終えて、今度は下り。膝に来るほどではない。山道を終えてアスファルト道に出ると、狭い路肩を歩かなければならなくなった。 二戸の市街地に入って間もなく、今夜の宿「二戸パークホテル」に到着。フロントの人は「いわて旅応援プロジェクト」に慣れていないのか、クーポン券の発行に手間取る。しかも近所で使える店を尋ねると、この辺の店は大体どこでも使える、と答えた。実際にはホテルの周囲1km以内では使える店はなかった。 夕食は「京星」という居酒屋で。焼鳥、だし巻き卵、茶そば、鮭茶漬け。飲み物は梅酒とモヒート。焼鳥は大きかった。この店でも念の為に「いわて旅応援」のクーポンを使えるか確かめてみたが、よく知らないような様子だった。あまり認知されていないようだ。クーポンのアプリで見ると、自動車販売店や大型電器店などで使える。この施策はコロナで痛んだ地元経済の立て直しが目的ではなかったのか。いつの間にか目的がすり替えられるという日本の政治の典型。 今日はダウンなしで歩きはじめ、すぐに上着も脱いで長袖シャツだけで十分なほどの暑さだった。明日は朝から午前中は雨の予報。せめて小降りだと良いのだが。 25,358歩 15.8kmAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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