いよいよ奥州街道の最終行程を歩みはじめる。

8時に自宅を出て大宮経由で八戸へ。連休明けで空いていると思っていたが、新幹線は意外にも満席に近い。全席指定の列車なので困りはしないのだが。

八戸には12時01分着。クラブツーリズムの十数人の団体が一緒に降車。私たちは予約してある駅構内のホテルメッツに行ってバックパックを預け、すぐ駅に戻ってJR八戸線で陸奥湊へ移動。

駅前のオブジェ。何だろう。

漁港があり魚市場もあるので海鮮料理の店が並んでいる。そこで昼食にしようと思っていたのだが、目当ての店はどれも休み。事前に調べたところでは営業していることになっているのだが、やはり連休明けで休みをとっているようだ。ようやく一軒営業中の店が見つかり、無事食事にありつけた。

縞ホッケ定食と特選ちらし。どちらも美味しかったが、特にホッケとちらしのウニ。ウニ丼にすれば良かったかな。

通りで見かけた自動販売機。海産物を売っていて値段も自動販売機にしては高額だが、高いのか安いのかは買ってみなければわからない。

3kmほど先の八戸市水産科学館マリエントに向かって歩く。今日は東京でも朝から雨で冷んやりしていたが、八戸では雨が降り続いている上に気温が3度と東京の真冬並み。しかも途中からは海岸沿いになり、風も強くなって手も悴んできた。

科学館の手前に蕪島という本土から地続きになった小さな島があり、ウミネコの繁殖地になっていて島を覆い尽くすほど白いウミネコがとまっている。周囲の砂浜にも無数のウミネコ。しかし不思議と陸の方に来るのは少ない。

ようやくたどり着いてみると科学館は施設メンテナンスのため休館。

戻って蕪島に行ってみる。小さな島で真ん中の丘の上に神社がある。神社までの石段を上ると石段にいるウミネコは逃げようともせず、足にぶつかりそうになる。階段の両脇の茂みには卵を抱いているらしいウミネコが並んでいる。

神社に着くと、そこもウミネコだらけ。本殿前の石畳の上にも巣を作って卵を温めている。社殿の周囲を一周してみるとそこはウミネコの密集地。数センチに近づかなければ先に進めないが、それでも逃げようとしない。

神社から下りて休憩所に行ってみると、今は抱卵期なのでウミネコの2m以内には近づかないようにとの注意書きが。神社の方に注意看板を出さないと。神社に上る前に休憩しに来る人は少ないだろうに。

鮫駅からJR八戸線で八戸に戻る。列車は中学生や高校生で少し混み合う。

ホテルにチェックイン。バックパックは部屋に入れておいてくれた。

全国旅行支援の「青森県おでかけクーポン」が手に入ったので、それで夕食にしようと思ったが、使えるのは近所では「千年の宴」と「ドトール」だけ。そもそも近所に営業中の店はほとんどないのだが。「千年の宴」で夕食。

今日はとにかく寒かった。夕方になって雨は止んだが、雪になってもおかしくないほどの気温。明日は朝は寒いものの昼間は気温が上昇するとのこと。歩くのに支障はなさそうだ。

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