合計距離: 24506 m
最高点の標高: 136 m
最低点の標高: 9 m
累積標高(上り): 1080 m
累積標高(下り): -1110 m
総所要時間: 08:00:27

朝食は宿で。

またも納豆。

今日は22kmと少し長めの行程なので、8時35分と早めに出発。途中には食事処もコンビニもないようなので、宿の近くのイオンで昼食のサンドイッチ、おにぎり、あんぱんを買う。

すぐに国道4号線に出て、2kmほどは国道を進む。

宿の裏手に新幹線の七戸駅があるが、駅前にはレンタカー屋が1軒あるだけで、閑散としている。新幹線の駅ができても地域の衰退を加速するだけという現実は各地で見られることなのに、いつまでも新幹線誘致に血道を上げる人が多いのは何故なのか。

一直線に伸びる国道に松並木。ツツジはもう散り始めている。

右手には牧場が広がり、乗馬用の馬が草を食んでいる。馬場もある。

国道を離れたところに七戸町中央公園がある。広い公園で、ゴルフ場みたいだと思ったら、ゴルフをしている人がいた。

天間館一里塚。両側の塚がきれいに残り、特に左は樹齢360年を超える欅の大木。

あとはしばらく農地の間の砂利道を進む。晴天下だが気温も湿度も低く風も少しあるので、歩くには最適。しかし単調な道だ。

田植えに備えて水を張った田が続き、彼方に今日も八甲田山。日に日に雪が消えて行っているように思える。

天間館一里塚よりも小さいが、きれいな形が両側に残る一里塚がある。地図によると「卒古沢一里塚」だが、現場には表示はない。

100mほど先に「蒼前平一里塚」の表示。地図にもここは蒼前平一里塚と表示されているが、ここには一里塚は現存しない。どういうことなのだろう。

座る場所が全くなかったので、ここの石碑の台座に腰掛けて昼食にする。暑くなってきて上着を脱ごうかと思っていたが、食べている間に身体が冷え、風も冷たくなってきたので、そのままの服装で午後も歩く。

緩やかな上り坂が続き、田は無くなって畑になる。スペインを思い出させる景色。

廃校となった小学校の石段で一休みしていると、前の道を、まだ青い牧草の大きなロールを積んだトラックが何台も通った。牛舎もいくつかあったし牧草場もあったので、この丘は牧畜業地域のようだ。

野辺地の町の手前にある坊の塚一里塚。ここも二つの塚がきれいに残り、間に奥州街道の跡がわずかに残っている。なぜか地図上の位置より100mほど手前にある。

野辺地は予想に反して海を感じさせるものがない。

今夜の宿はCasa HOTELというまだ新しいもの。しかし私たちの部屋は和室。


夕食は宿のものでキムチ炒めなど。辛くない。温かければ良いのだが、冷めているので美味しくない。デロンギのコーヒーマシーンが置いてあり、コーヒーはおいしかった。

部屋の風呂は家庭のバスルームのつくりで、お湯もたっぷり出て、これは良かった。

今日は一日晴れ。風は冷たく微風。前半はほぼ平坦。後半は標高100mほどの丘越え。全般に楽な行程だった。

40,785歩 24.9km

/images/2023/05/5400fb6ab4a9b913426968105d8012ee-700x394.jpeg/images/2023/05/5400fb6ab4a9b913426968105d8012ee-150x150.jpegAndrés奥州道中Casa HOTEL,七戸,七戸町中央公園,卒古沢一里塚,坊の塚一里塚,天間館一里塚,新幹線,蒼前平一里塚,野辺地朝食は宿で。 またも納豆。 今日は22kmと少し長めの行程なので、8時35分と早めに出発。途中には食事処もコンビニもないようなので、宿の近くのイオンで昼食のサンドイッチ、おにぎり、あんぱんを買う。 すぐに国道4号線に出て、2kmほどは国道を進む。 宿の裏手に新幹線の七戸駅があるが、駅前にはレンタカー屋が1軒あるだけで、閑散としている。新幹線の駅ができても地域の衰退を加速するだけという現実は各地で見られることなのに、いつまでも新幹線誘致に血道を上げる人が多いのは何故なのか。 一直線に伸びる国道に松並木。ツツジはもう散り始めている。 右手には牧場が広がり、乗馬用の馬が草を食んでいる。馬場もある。 国道を離れたところに七戸町中央公園がある。広い公園で、ゴルフ場みたいだと思ったら、ゴルフをしている人がいた。 天間館一里塚。両側の塚がきれいに残り、特に左は樹齢360年を超える欅の大木。 あとはしばらく農地の間の砂利道を進む。晴天下だが気温も湿度も低く風も少しあるので、歩くには最適。しかし単調な道だ。 田植えに備えて水を張った田が続き、彼方に今日も八甲田山。日に日に雪が消えて行っているように思える。 天間館一里塚よりも小さいが、きれいな形が両側に残る一里塚がある。地図によると「卒古沢一里塚」だが、現場には表示はない。 100mほど先に「蒼前平一里塚」の表示。地図にもここは蒼前平一里塚と表示されているが、ここには一里塚は現存しない。どういうことなのだろう。 座る場所が全くなかったので、ここの石碑の台座に腰掛けて昼食にする。暑くなってきて上着を脱ごうかと思っていたが、食べている間に身体が冷え、風も冷たくなってきたので、そのままの服装で午後も歩く。 緩やかな上り坂が続き、田は無くなって畑になる。スペインを思い出させる景色。 廃校となった小学校の石段で一休みしていると、前の道を、まだ青い牧草の大きなロールを積んだトラックが何台も通った。牛舎もいくつかあったし牧草場もあったので、この丘は牧畜業地域のようだ。 野辺地の町の手前にある坊の塚一里塚。ここも二つの塚がきれいに残り、間に奥州街道の跡がわずかに残っている。なぜか地図上の位置より100mほど手前にある。 野辺地は予想に反して海を感じさせるものがない。 今夜の宿はCasa HOTELというまだ新しいもの。しかし私たちの部屋は和室。 夕食は宿のものでキムチ炒めなど。辛くない。温かければ良いのだが、冷めているので美味しくない。デロンギのコーヒーマシーンが置いてあり、コーヒーはおいしかった。 部屋の風呂は家庭のバスルームのつくりで、お湯もたっぷり出て、これは良かった。 今日は一日晴れ。風は冷たく微風。前半はほぼ平坦。後半は標高100mほどの丘越え。全般に楽な行程だった。 40,785歩 24.9km退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)