奥州道歩き旅 外ヶ浜町平舘〜今別町
最高点の標高: 44 m
最低点の標高: -1 m
累積標高(上り): 720 m
累積標高(下り): -715 m
総所要時間: 07:41:13
朝食は宿で。
変わったものとしては左中の鯛味噌。塩気が少なく美味しい。卵焼きは甘くて好みでない。
昨夜お願いしておいたおにぎりを受け取り、8時半に出発。
朝から晴れて、昨日のような靄もなく、気温は20度ぐらいなので、長袖1枚でちょうど良い。
宿の裏には灯台がある。
さらに、広い草地にはいくつかの東屋とベンチ。はるか対岸の下北半島も望める。素晴らしい立地、景色、夕食の良い宿だった。
宿の向かいにある道の駅の敷地内を通ろうかとも思ったが、景色が良くないので、宿の前の道を進む。
今日も国道を今別まで進む。
陸奥湾の津軽半島側はほとんどコンクリートの護岸で固められ、自然の海岸はない。
奇妙な形の電波塔。下の敷地や建物のどこにも所属が記されていない。(後刻調べてみたら電電公社の無線中継所だったが、海底ケーブルに役割を譲って、今は機能していないそうだ)
海藻のにおいが強い海岸が続く。一ヶ所だけだが、昆布を干していた。
昆布採り中の小船も1隻見えた。
宿の人が言っていた崖崩れ現場。押し潰された家は廃屋で、被害者はいなかったそうだ。隣の聞法寺の窓際に白装束の僧侶らしい姿が見え、ちょっと不気味。
一昨日、昨日の家並と違って、古い家と廃屋が非常に多い。ホタテ漁の区域から外れたからだろうか。
岩屋観音堂の前にベンチがあったので、おやつ休憩。日陰は涼しい。
コンクリートのない海岸は美しい。この礫浜の石は、波が引く時にコリコリという音を立てる。
国道脇に「だるま滝」。もう少し大きなものを予想していたが。
高野崎灯台の東屋で昼食。
宿で作ってくれた鮭と梅干しのおにぎり。久しぶりの手づくりで、ありがたかったが、
ここの食堂は2軒とも営業していた。
食後、灯台の先まで2つの橋を渡って行ってみる。
強烈な風が吹き続け、帽子だけでなく身体全体も飛ばされそう。二つの橋の間では波で濡れそうになる。行きはそうでもなかったが、先端まで行って帰ろうとすると、ほんの数分で潮が満ちてきたのか、波が通路を覆い始めている。波が引くタイミングを見計らって急いで引き返す。観光客もパラパラと来ていた。
伊能忠敬が泊まったところ。よく巡ったものだ。
高木恭造の詩碑。
横のボタンを押すと、この詩の朗読が流れる。津軽弁での詩は趣がある。
初めて見る漢字だが、「ほろつき」。
崖の上から見下ろした袰月海岸は海水がきれい。
風の強い所なので風力発電の適地だろうが、2基だけで、しかも小型。
今日の宿「風の丘」に15時25分に到着。カフェ兼民宿だが、真新しい建物。
シングルを2部屋用意してくれていた。可愛らしい部屋。日が当たって暑くなっているのでと、食堂で過ごさせてくれる。今日の宿泊は私たちだけで、コロナ後もまだ回復していないそうだ。
浴室は広めの家庭用バスルームだが、非常にきれいで、窓から海が見える。
夕食はカフェのメニューから注文。ハンバーグライスとカレー。味は平均的なカフェのものだが、海を眺めながら食べられるのが何よりのご馳走。運が良ければイルカも見えるので、双眼鏡が用意してある。
食堂からも、入浴しながらも、部屋からも海が見える絶好の場所。
今日は朝から気温が高く、日向では久しぶりに暑く、水分をたくさん摂った。距離が短かったので、宿に早く着きすぎないようにと、高野崎でゆっくり。のんびりした行程だった。
明日はいよいよ奥州街道終点へ。
29,352歩 18.0km
https://dosperegrinos.net/2023/05/18/%e5%a5%a5%e5%b7%9e%e9%81%93%e6%ad%a9%e3%81%8d%e6%97%85%e3%80%80%e5%a4%96%e3%83%b6%e6%b5%9c%e7%94%ba%e5%b9%b3%e8%88%98%e3%80%9c%e4%bb%8a%e5%88%a5%e7%94%ba//images/2023/05/403133553d82138cc91706fbc6d65606-700x394.jpeg/images/2023/05/403133553d82138cc91706fbc6d65606-150x150.jpeg奥州道中だるま滝,ペンションだいば,今別町,伊能忠敬,国道280号,外ヶ浜,岩屋観音堂,昆布,礫浜,袰月,詩碑,護岸,陽コあだネ村,電波塔,風の丘,高木恭三,高野崎朝食は宿で。 変わったものとしては左中の鯛味噌。塩気が少なく美味しい。卵焼きは甘くて好みでない。 昨夜お願いしておいたおにぎりを受け取り、8時半に出発。 朝から晴れて、昨日のような靄もなく、気温は20度ぐらいなので、長袖1枚でちょうど良い。 宿の裏には灯台がある。 さらに、広い草地にはいくつかの東屋とベンチ。はるか対岸の下北半島も望める。素晴らしい立地、景色、夕食の良い宿だった。 宿の向かいにある道の駅の敷地内を通ろうかとも思ったが、景色が良くないので、宿の前の道を進む。 今日も国道を今別まで進む。 陸奥湾の津軽半島側はほとんどコンクリートの護岸で固められ、自然の海岸はない。 奇妙な形の電波塔。下の敷地や建物のどこにも所属が記されていない。(後刻調べてみたら電電公社の無線中継所だったが、海底ケーブルに役割を譲って、今は機能していないそうだ) 海藻のにおいが強い海岸が続く。一ヶ所だけだが、昆布を干していた。 昆布採り中の小船も1隻見えた。 宿の人が言っていた崖崩れ現場。押し潰された家は廃屋で、被害者はいなかったそうだ。隣の聞法寺の窓際に白装束の僧侶らしい姿が見え、ちょっと不気味。 一昨日、昨日の家並と違って、古い家と廃屋が非常に多い。ホタテ漁の区域から外れたからだろうか。 岩屋観音堂の前にベンチがあったので、おやつ休憩。日陰は涼しい。 コンクリートのない海岸は美しい。この礫浜の石は、波が引く時にコリコリという音を立てる。 国道脇に「だるま滝」。もう少し大きなものを予想していたが。 高野崎灯台の東屋で昼食。 宿で作ってくれた鮭と梅干しのおにぎり。久しぶりの手づくりで、ありがたかったが、 ここの食堂は2軒とも営業していた。 食後、灯台の先まで2つの橋を渡って行ってみる。 強烈な風が吹き続け、帽子だけでなく身体全体も飛ばされそう。二つの橋の間では波で濡れそうになる。行きはそうでもなかったが、先端まで行って帰ろうとすると、ほんの数分で潮が満ちてきたのか、波が通路を覆い始めている。波が引くタイミングを見計らって急いで引き返す。観光客もパラパラと来ていた。 伊能忠敬が泊まったところ。よく巡ったものだ。 高木恭造の詩碑。 横のボタンを押すと、この詩の朗読が流れる。津軽弁での詩は趣がある。 初めて見る漢字だが、「ほろつき」。 崖の上から見下ろした袰月海岸は海水がきれい。 風の強い所なので風力発電の適地だろうが、2基だけで、しかも小型。 今日の宿「風の丘」に15時25分に到着。カフェ兼民宿だが、真新しい建物。 シングルを2部屋用意してくれていた。可愛らしい部屋。日が当たって暑くなっているのでと、食堂で過ごさせてくれる。今日の宿泊は私たちだけで、コロナ後もまだ回復していないそうだ。 浴室は広めの家庭用バスルームだが、非常にきれいで、窓から海が見える。 夕食はカフェのメニューから注文。ハンバーグライスとカレー。味は平均的なカフェのものだが、海を眺めながら食べられるのが何よりのご馳走。運が良ければイルカも見えるので、双眼鏡が用意してある。 食堂からも、入浴しながらも、部屋からも海が見える絶好の場所。 今日は朝から気温が高く、日向では久しぶりに暑く、水分をたくさん摂った。距離が短かったので、宿に早く着きすぎないようにと、高野崎でゆっくり。のんびりした行程だった。 明日はいよいよ奥州街道終点へ。 29,352歩 18.0kmAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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