島田裕巳『教養としての宗教事件史』河出文庫
宗教学者の島田裕巳の著書で、宗教の発生から現在に至るまで、キリスト教、イスラム教、仏教をはじめとした主だった宗教、さらには日本の新興宗教、新宗教も含めて、日本人にとっていくらかでも関係のありそうな宗教宗派をほぼ網羅するように紹介している。扱う対象があまりにも多いため、内容としては表面的過ぎて各宗教への理解を深めることはもちろんできないし、宗教そのものへの考察も浅いままだ。本書はそもそも「宗教入門」が目的のようなので致し方ないことだが、簡易な百科事典の項目を羅列しただけのようなもので、本書の存在意義は感じられない。
https://dosperegrinos.net/2024/04/19/%e5%b3%b6%e7%94%b0%e8%a3%95%e5%b7%b3%e3%80%8e%e6%95%99%e9%a4%8a%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%ae%e5%ae%97%e6%95%99%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e5%8f%b2%e3%80%8f%e6%b2%b3%e5%87%ba%e6%96%87%e5%ba%ab//images/2024/04/image-700x992.webp/images/2024/04/image-150x150.webp書籍・雑誌島田裕巳,教養としての宗教事件史宗教学者の島田裕巳の著書で、宗教の発生から現在に至るまで、キリスト教、イスラム教、仏教をはじめとした主だった宗教、さらには日本の新興宗教、新宗教も含めて、日本人にとっていくらかでも関係のありそうな宗教宗派をほぼ網羅するように紹介している。扱う対象があまりにも多いため、内容としては表面的過ぎて各宗教への理解を深めることはもちろんできないし、宗教そのものへの考察も浅いままだ。本書はそもそも「宗教入門」が目的のようなので致し方ないことだが、簡易な百科事典の項目を羅列しただけのようなもので、本書の存在意義は感じられない。Andrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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