旧奥州街道歩き旅 3日目(2013年5/21)
前夜の雨も上がり、曇り空の中を出発。マンホールの蓋も「那須与一の扇の的」の場面。
街中の公園には若き姿の与一像があり、その横にある金燈籠の前に「本日小満」の額が置かれ、季節の変化を知らせていた。毎日表示しているのだろうか。
味噌屋の看板も与一だった。
弘法大師の歌碑を過ぎたところで赤い羽根、水色の身体の糸トンボを発見。
那須塩原市に入るがちょっと腰を下ろして休む場所がないので歩き続け、出発後3時間たってようやく「葛籠石」のベンチで一息つく。
「鍋掛の一里塚」あたりから史跡の説明板やベンチが目に付くようになった。
昼食は地図に出ていた「与作食堂」でと決めていたが、ドアを開けると「すみませんねぇ。去年やめたんですよ。」「えぇ!他に食べる所は…」「そこのコンビニで買うしかないですね。」というわけで、今日の昼食はコンビニ弁当。清川地蔵尊で座れないかと行ってみると、近所の犬に吠えられたので、コンビニの店先に置かれたベンチでランチ。店員さんが、前を通るたびに「いらっしゃいませ、こんにちは」とお辞儀をしていく。何度も同じセリフを繰り返されるとそこまでマニュアル通りにしなくても…と思った。
鉄橋の「昭明橋」を渡る。道路際で堂々と寝そべる猫。
街道沿いに石碑が増え、「寺子の一里塚」は公園になっていたのでおやつタイム。
夫婦石の一里塚を過ぎたところで街道を外れ、午後4時に今日の宿「芦野温泉」到着。この辺りでは唯一の宿。平日なのに一部屋しか空いておらず危機一髪。東京から日帰りのハトバスツァーが出ているほどの有名な温泉だった。アルカリ単純泉なのだが、漢方薬の入った薬湯や蓬入りの露天風呂、美肌効果の高いツル湯、メラ湯、水素水の湯などがあり、湯治客も多いらしい。薬湯は股間がピリピリするほど刺激があり、長時間は浸かれなかった。浴衣で美味しい夕食を味わい、寝る前に内湯に入りすっかりくつろいで就寝。日本の温泉宿はクール!!
34,800歩 22.42km
por Amelia
https://dosperegrinos.net/2013/05/21/%e6%97%a7%e5%a5%a5%e5%b7%9e%e8%a1%97%e9%81%93%e6%ad%a9%e3%81%8d%e6%97%85%e3%80%803%e6%97%a5%e7%9b%ae%ef%bc%882013%e5%b9%b4521%ef%bc%89/奥州道中大田原宿~鍋掛宿~越堀宿~芦野宿 前夜の雨も上がり、曇り空の中を出発。マンホールの蓋も「那須与一の扇の的」の場面。 街中の公園には若き姿の与一像があり、その横にある金燈籠の前に「本日小満」の額が置かれ、季節の変化を知らせていた。毎日表示しているのだろうか。 味噌屋の看板も与一だった。 ...Andres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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