「資本主義の終焉と歴史の危機」水野和夫(集英社新書 2014年3月19日)
長期のゼロ金利は資本が自己増殖できなくなっていることを示し、これは資本主義の終焉が近づいていることを意味する。そんな中で経済成長を図ろうとする試みは失敗するしかなく、次のシステムへの移行を破局的な形にするだけ。著者はこう説いている。
結論には概ね納得できるような気がするが、新書で扱うにはあまりにも大きなテーマで、経済の素人には読み易いものの、論証が大雑把になりすぎて各段階で首をかしげることも多かった。是非、ハードカバーで議論を再展開してほしい。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2015/07/03/%e3%80%8c%e8%b3%87%e6%9c%ac%e4%b8%bb%e7%be%a9%e3%81%ae%e7%b5%82%e7%84%89%e3%81%a8%e6%ad%b4%e5%8f%b2%e3%81%ae%e5%8d%b1%e6%a9%9f%e3%80%8d%e6%b0%b4%e9%87%8e%e5%92%8c%e5%a4%ab%ef%bc%88%e9%9b%86%e8%8b%b1//images/2015/07/a1f6d5afec5047c90762f1fb0b6716d0-657x1024.jpg/images/2015/07/a1f6d5afec5047c90762f1fb0b6716d0-150x150.jpg政治・経済・国際書籍・雑誌長期のゼロ金利は資本が自己増殖できなくなっていることを示し、これは資本主義の終焉が近づいていることを意味する。そんな中で経済成長を図ろうとする試みは失敗するしかなく、次のシステムへの移行を破局的な形にするだけ。著者はこう説いている。結論には概ね納得できるような気がするが、新書で扱うにはあまりにも大きなテーマで、経済の素人には読み易いものの、論証が大雑把になりすぎて各段階で首をかしげることも多かった。是非、ハードカバーで議論を再展開してほしい。por AndrésAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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