Segunda Peregrinación 31(10/28 Soto del Barco~Soto de Luiña)
最高点の標高: 23 m
最低点の標高: -158 m
累積標高(上り): 677 m
累積標高(下り): -700 m
総所要時間: 06:27:04
朝食が7時半からなので6時半起床。7時半に食事に行くが、昨日の昼食のレストランでもなく、夜のBarでもなく、さらに下の階の奥。今朝はずいぶん暖かい。ホテルの部屋は暖房も入っていないのに、暖か過ぎるほど。窓を開けてみると外気もあまり冷たくない。最初から上着は着ずに出かけることにする。
夜明けがずいぶん遅くなり、完全に明るくなるのは8時半過ぎ。9時過ぎにチェックアウト。ホテルを出たところで反対方向に進んでしまい、2~300m無駄に進む。ホテル前に戻って改めて出発。車は行きどまりになるので居住者しか使わない道路をどんどん進んで、河口まで下る。明け方の水面に雲や景色が良く映る。
橋を渡って対岸に出、再び坂を上ると海、港、街が見える。昨夜泊まったあたりより大きな街だ。
間もなく山道に入り、上ったり下ったりが始まる。集落は丘の上にあることが多い。
10時半ごろに少し大きな町に着く。広場では市が開かれている。土曜市なのだろう。先週のNuevaの市よりもずっと規模が小さいのは、町の大きさに比例しているのか。バナナを買う。Ameliaはトイレを使いにBarに入り、水を買ってくるが、店内に世界地図が貼ってあり、来店した人がマークするようになっていたそうで、どこから来たのかなど質問されたそうだ。アジアでは韓国、中国、日本からの客が来たことがあるとのこと。
再び山道を進み、時々舗装路に出て少し進むと小さな集落があり、そこを過ぎると再び山道といったことの繰り返し。道は常に上ったり下ったりで平地を進むことはほとんどない。
ちょっとした町があり、屋敷だったところを公園にしたのか塀に囲まれた広い庭がある。柵の隙間から中を見ると庭の向こうに屋敷らしきものがある。しかし入口は閉じられており、人の気配もない。この町には大きな建物が多いのだが、1軒だけ見かけたBarも閉まっているし、ほとんど人通りもない。教会の庭のベンチで休もうかどうか思案している間に1人の中年男性のPeregrinoが通り過ぎて行った。
この地域のモホン(Caminoの道標)は新しいものが多い。黄色い矢印も随所にあって迷うことがない。
歩いていると山の中にいるような気がするのだが、実際には海からそんなに離れていない。丘の上から海が遠望できると、海の近さを感じる。
高速道路を何度もくぐるが、高速と同じ高さまで上っては谷底まで下って橋脚の間を過ぎ、また上るというのは心身ともに疲れる。
Barもなければベンチもなくて疲れていたら、駅があってホームにはベンチもある。しばらく休憩。La Magdalena駅で、列車は1日に上り下りそれぞれ2本ずつ。よく廃線にならないものだ。
駅前には大きなレストランがあるのだが、廃業したのか夏だけの営業なのか、閉まっている。そこから一気に坂を下ると砂浜の近くまでCaminoは接近する。浜には出ず、再び急坂を上る。
小石を並べてCaminoの方向を示す矢印。2年前のCamino Francésでは大小さまざまなものをたくさん見かけたが、今回のCamino del NorteあるいはCamino de la Costaでは初めて出会った。
視界が開けて牧場が見渡せるが、空は黒っぽい雲が広がって時々冷たい風が吹いてくる。
オレオの下にトウモロコシが干してあり、赤ピーマンが並べられている。オレオ自体は古くて、使うのは危ないようだが。
山道が終わって舗装道に出ると、間もなく今日の目的地Soto de Luiñaに到着。小さな町で、Barがあり、教会があり、スーパーがあるが、5分とかからずに市街を抜ける。ホテルは市街の向こうのはずれ。
チェックイン後、先ほど通り過ぎたBarに行ってBocadillo。Peregrinoが2人カウンターで何か聞いて出て行く。途中の街で追い抜いて行った中年のPeregrinoが私たちと入れ替わるように出て行く。Albergueが近くにあるので泊まっているのかもしれない。スタンプをもらう。
17時開店のスーパーでバナナ、リンゴ、水、チョコレートを買う。この店も間口は4~5mしかなく、入店してもレジのまわりにわずかな商品しか見えないのでずいぶん小さな店だと思ったら、奥が左右に深く広く伸びていて、肉や野菜も売っている。
ホテルに戻る途中の何軒かの店が昼休みを終えて開いている。FarmaciaでAmeliaの水虫の薬を購入。
ホテルに帰るとレセプションのおじさんがパスポートを返してくれ、Peregrinoかと確かめたうえで明日のコースについて教えてくれる。二つのコースがあり、どちらを通るか迷っていたのだが、おじさんは山のコースは大変な道だからお薦めできない、海のコースを行った方がいいとアドバイスしてくれる。私たちもその方がいいかと思っていたところなので、決心がついた。小さなバッジをくれた。
シャワー、洗濯、日記。日が傾いてから寒くなってきている。まだ明るいうちに部屋の窓のシャッターを下ろし、温度が逃げないようにしているが、暖房が入らないと今夜は寒くなりそう。
夕食は20時過ぎからホテルのレストランで。Barに客がたくさん入っていて、レストランで私たちが食事をしている間に食事の客も増える。土曜の夜だからか、この町でほかにレストランがないからか。
例の中年のPeregrinoも食事に入ってきたが、まだ空席が多い段階で来たのに一番隅の席につき、しかも壁に向いて座る。他人との接触をできるだけ避けようとする意志が感じ取れる。何があったのか、何があってCaminoを歩くことにしたのか。
食事はMenú Fin de Semana。飲み物は赤ワインとAgua con gas。一皿目はEnsalada de cecinaとPote Asturiano。二皿目はBocartesとLomo。Poteは2年前のCaminoでGaliciaでよく食べていた菜っ葉の入ったスープ。身体が温まってよい。Bocartesは小イワシの塩焼きでちょっと塩が多いが、美味しい。デザートはTarta de San MarcoとMacedonia。そしてCafé cortado。ここはコーヒーは別料金。合計で一人14€弱。昨日は15€だったので、内容、味、雰囲気等を考えると昨日は非常に安かった。
今日は曇りの予報だったが、朝は曇っていたものの午前は快晴。その後曇り。ずっと気温は高めだったが、夕方近くなって急に下がってきた。
34,500歩 20.9㎞
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2017/10/29/segunda-peregrinacin-31%ef%bc%881028-soto-del-barco%ef%bd%9esoto-de-luia%ef%bc%89/北の道 Camino del NorteCamino,Norte,Santiago,サンティアゴ,北の道,巡礼朝食が7時半からなので6時半起床。7時半に食事に行くが、昨日の昼食のレストランでもなく、夜のBarでもなく、さらに下の階の奥。今朝はずいぶん暖かい。ホテルの部屋は暖房も入っていないのに、暖か過ぎるほど。窓を開けてみると外気もあまり冷たくない。最初から上着は着ずに出かけることにする。 夜明けがずいぶん遅くなり、完全に明るくなるのは8時半過ぎ。9時過ぎにチェックアウト。ホテルを出たところで反対方向に進んでしまい、2~300m無駄に進む。ホテル前に戻って改めて出発。車は行きどまりになるので居住者しか使わない道路をどんどん進んで、河口まで下る。明け方の水面に雲や景色が良く映る。 橋を渡って対岸に出、再び坂を上ると海、港、街が見える。昨夜泊まったあたりより大きな街だ。 間もなく山道に入り、上ったり下ったりが始まる。集落は丘の上にあることが多い。 10時半ごろに少し大きな町に着く。広場では市が開かれている。土曜市なのだろう。先週のNuevaの市よりもずっと規模が小さいのは、町の大きさに比例しているのか。バナナを買う。Ameliaはトイレを使いにBarに入り、水を買ってくるが、店内に世界地図が貼ってあり、来店した人がマークするようになっていたそうで、どこから来たのかなど質問されたそうだ。アジアでは韓国、中国、日本からの客が来たことがあるとのこと。 再び山道を進み、時々舗装路に出て少し進むと小さな集落があり、そこを過ぎると再び山道といったことの繰り返し。道は常に上ったり下ったりで平地を進むことはほとんどない。 ちょっとした町があり、屋敷だったところを公園にしたのか塀に囲まれた広い庭がある。柵の隙間から中を見ると庭の向こうに屋敷らしきものがある。しかし入口は閉じられており、人の気配もない。この町には大きな建物が多いのだが、1軒だけ見かけたBarも閉まっているし、ほとんど人通りもない。教会の庭のベンチで休もうかどうか思案している間に1人の中年男性のPeregrinoが通り過ぎて行った。 この地域のモホン(Caminoの道標)は新しいものが多い。黄色い矢印も随所にあって迷うことがない。 歩いていると山の中にいるような気がするのだが、実際には海からそんなに離れていない。丘の上から海が遠望できると、海の近さを感じる。 高速道路を何度もくぐるが、高速と同じ高さまで上っては谷底まで下って橋脚の間を過ぎ、また上るというのは心身ともに疲れる。 Barもなければベンチもなくて疲れていたら、駅があってホームにはベンチもある。しばらく休憩。La Magdalena駅で、列車は1日に上り下りそれぞれ2本ずつ。よく廃線にならないものだ。 駅前には大きなレストランがあるのだが、廃業したのか夏だけの営業なのか、閉まっている。そこから一気に坂を下ると砂浜の近くまでCaminoは接近する。浜には出ず、再び急坂を上る。 小石を並べてCaminoの方向を示す矢印。2年前のCamino Francésでは大小さまざまなものをたくさん見かけたが、今回のCamino del NorteあるいはCamino de la Costaでは初めて出会った。 視界が開けて牧場が見渡せるが、空は黒っぽい雲が広がって時々冷たい風が吹いてくる。 オレオの下にトウモロコシが干してあり、赤ピーマンが並べられている。オレオ自体は古くて、使うのは危ないようだが。 山道が終わって舗装道に出ると、間もなく今日の目的地Soto de Luiñaに到着。小さな町で、Barがあり、教会があり、スーパーがあるが、5分とかからずに市街を抜ける。ホテルは市街の向こうのはずれ。 チェックイン後、先ほど通り過ぎたBarに行ってBocadillo。Peregrinoが2人カウンターで何か聞いて出て行く。途中の街で追い抜いて行った中年のPeregrinoが私たちと入れ替わるように出て行く。Albergueが近くにあるので泊まっているのかもしれない。スタンプをもらう。 17時開店のスーパーでバナナ、リンゴ、水、チョコレートを買う。この店も間口は4~5mしかなく、入店してもレジのまわりにわずかな商品しか見えないのでずいぶん小さな店だと思ったら、奥が左右に深く広く伸びていて、肉や野菜も売っている。 ホテルに戻る途中の何軒かの店が昼休みを終えて開いている。FarmaciaでAmeliaの水虫の薬を購入。 ホテルに帰るとレセプションのおじさんがパスポートを返してくれ、Peregrinoかと確かめたうえで明日のコースについて教えてくれる。二つのコースがあり、どちらを通るか迷っていたのだが、おじさんは山のコースは大変な道だからお薦めできない、海のコースを行った方がいいとアドバイスしてくれる。私たちもその方がいいかと思っていたところなので、決心がついた。小さなバッジをくれた。 シャワー、洗濯、日記。日が傾いてから寒くなってきている。まだ明るいうちに部屋の窓のシャッターを下ろし、温度が逃げないようにしているが、暖房が入らないと今夜は寒くなりそう。 夕食は20時過ぎからホテルのレストランで。Barに客がたくさん入っていて、レストランで私たちが食事をしている間に食事の客も増える。土曜の夜だからか、この町でほかにレストランがないからか。 例の中年のPeregrinoも食事に入ってきたが、まだ空席が多い段階で来たのに一番隅の席につき、しかも壁に向いて座る。他人との接触をできるだけ避けようとする意志が感じ取れる。何があったのか、何があってCaminoを歩くことにしたのか。 食事はMenú Fin de Semana。飲み物は赤ワインとAgua con gas。一皿目はEnsalada de cecinaとPote Asturiano。二皿目はBocartesとLomo。Poteは2年前のCaminoでGaliciaでよく食べていた菜っ葉の入ったスープ。身体が温まってよい。Bocartesは小イワシの塩焼きでちょっと塩が多いが、美味しい。デザートはTarta de San MarcoとMacedonia。そしてCafé cortado。ここはコーヒーは別料金。合計で一人14€弱。昨日は15€だったので、内容、味、雰囲気等を考えると昨日は非常に安かった。 今日は曇りの予報だったが、朝は曇っていたものの午前は快晴。その後曇り。ずっと気温は高めだったが、夕方近くなって急に下がってきた。 34,500歩 20.9㎞ por AndrésAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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