台湾旅行3日目(2018年4月5日)
6時半起床。朝食は今日もホテルのビュッフェ。生野菜のサラダを多めにとる。あとは中華まん、麺など。
9時に出発し、高雄駅に向かう。高雄駅から国鉄で台南へ。各駅停車で約1時間。台南駅からはタクシーで安平古堡へ行く。安平古堡の前までは車は入れないので、安平開台天后宮で降りる。ここに来ると人出が多い。
露店が並ぶ間を抜けて安平古堡へ行く。初めて入場料を取られる。といっても一人50NT$だが。オランダ東インド会社が築いた城で、大部分は取り壊さレンガだけがいくらか残っている。煉瓦の城壁にガジュマルの樹が絡みついている。博物館では城の構造やオランダの活動などが展示しているが、日本語の説明もあるので助かる。展望台に上ると四方の街並みが眺められるが、遠くはかすんでいる。水蒸気のせいだろうか。
数分歩いて「周氏蝦捲」で昼食。「蝦捲」「黄金海鮮派」と魚のすり身のスープ、汁なしの肉そば。少し並んで購入したが、幸いすぐに空席が見つかった。黄金海鮮派がおいしかった。
安平古堡の前を通って「安平樹屋・德記洋行」へ行く。德記洋行はイギリスの貿易会社だった建物で、内部は開拓資料館になっている。安平樹屋はなかなかのものだった。倉庫だった建物がガジュマルに覆われて、まるでガジュマルの怪物が建物を食べているかのような光景。ガジュマルの生命力が圧倒している。敷地内のカフェでレモネードを飲みながら休憩。エアコンが効いていてほっとする。今日は昨日よりもさらに暑く、真夏のような蒸し暑さでじわじわと汗が肌を覆う。
駅に戻るのに使うバス停を確認し、近くの「同記安平豆花」で豆花を食べようと思うが長蛇の列ができているのであきらめる。
「安平蚵灰窯文化館」。牡蠣殻を焼いた灰を漆喰の原料にしていたが、セメントよりも丈夫だったそうで、ここは牡蠣灰製造工程を説明した資料館。展示や説明がちょっと物足りない。
「安平老街」を通って「安平開台天后宮」へ向かう。老街は狭い道にびっしり小さな店が並び、そこに観光客の雑踏。店が料理などに使う火の熱と人いきれで一層暑い。
天后宮は外も中も派手派手しい。参拝客は少ないが、ちゃんと礼拝している。前の広場では大道芸が見物人を集めている。
再び古堡の前を通ってバス停へ行き、すぐ先の「同記安平豆花」は列が短くなっているので、並んでみる。豆花は最もオーソドックスなのと「日式抹茶豆花」を注文する。トッピングはあずきとタピオカ。オーソドックスな豆花は水分多めでキメの細かい豆腐という感じで健康的。抹茶の方は冷たく、暑い日にはうれしい。
バスは満員だったが、若い男女が席を譲ってくれた。
台湾では昨日が子供の日、今日からは清明祭ということで今週後半は5連休になっている模様。明日は台南に泊まろうとホテルを探すがほとんどが満員になっている。バスの中でスマートフォンで探し、ようやく空室のある良さそうなホテルが1軒見つかって予約できた。
台南駅前でバスを降り、駅へ行く。高雄に戻る列車で、40分弱で着くのがあるが全席指定になっているので、1時間かかる普通列車に乗ることにする。
高雄に着いてMRTで美麗島乗換で市議会駅まで行き、少し歩いて「海王子餐廳」で夕食。蒸し海老は頭はちょっと固いがそれ以外の部分は殻ごと食べられる。空心菜の炒め物はしゃきっとしていておいしい。赤魚のから揚げはうろこがついたままだが自然な薄味で美味しい。桜海老炒飯は干し桜海老がちょっと固い。ウニの茶わん蒸しはふかひれスープに卵豆腐やウニ、海老などを入れたようなもので茶わん蒸しとはずいぶん違う。味は良いが少し濃いのでウニの味はほとんどせずもったいない。ハマグリのスープはしょうが味が効いていて寒い冬向き。大家族が個室で盛り上がっているが、一般席には私たちだけで、出がけにようやくもう一組の客が来ただけだった。
帰りは歩いて、途中で六合夜市を通り抜ける。今夜はさらに人通りが多く、ぞろぞろと続く人波に身を任せてゆっくり進むしかない。たくさんの店で調理されたり準備されたりした大量の食材、売れ残りはどうするのだろうか。それにこんな暑い日に露店にさらされた生肉や生魚、大丈夫なのだろうか。寒い季節なら食べる気にもなっただろうが、今日のような暑い日には屋台の食事には手が出ない。
21時にホテルに戻り、シャワー、洗濯室で洗濯、日記。やはり眠い。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2018/04/05/%e5%8f%b0%e6%b9%be%e6%97%85%e8%a1%8c%ef%bc%93%e6%97%a5%e7%9b%ae%ef%bc%882018%e5%b9%b4%ef%bc%94%e6%9c%88%ef%bc%95%e6%97%a5%ef%bc%89/台湾旅行6時半起床。朝食は今日もホテルのビュッフェ。生野菜のサラダを多めにとる。あとは中華まん、麺など。 9時に出発し、高雄駅に向かう。高雄駅から国鉄で台南へ。各駅停車で約1時間。台南駅からはタクシーで安平古堡へ行く。安平古堡の前までは車は入れないので、安平開台天后宮で降りる。ここに来ると人出が多い。 露店が並ぶ間を抜けて安平古堡へ行く。初めて入場料を取られる。といっても一人50NT$だが。オランダ東インド会社が築いた城で、大部分は取り壊さレンガだけがいくらか残っている。煉瓦の城壁にガジュマルの樹が絡みついている。博物館では城の構造やオランダの活動などが展示しているが、日本語の説明もあるので助かる。展望台に上ると四方の街並みが眺められるが、遠くはかすんでいる。水蒸気のせいだろうか。 数分歩いて「周氏蝦捲」で昼食。「蝦捲」「黄金海鮮派」と魚のすり身のスープ、汁なしの肉そば。少し並んで購入したが、幸いすぐに空席が見つかった。黄金海鮮派がおいしかった。 安平古堡の前を通って「安平樹屋・德記洋行」へ行く。德記洋行はイギリスの貿易会社だった建物で、内部は開拓資料館になっている。安平樹屋はなかなかのものだった。倉庫だった建物がガジュマルに覆われて、まるでガジュマルの怪物が建物を食べているかのような光景。ガジュマルの生命力が圧倒している。敷地内のカフェでレモネードを飲みながら休憩。エアコンが効いていてほっとする。今日は昨日よりもさらに暑く、真夏のような蒸し暑さでじわじわと汗が肌を覆う。 駅に戻るのに使うバス停を確認し、近くの「同記安平豆花」で豆花を食べようと思うが長蛇の列ができているのであきらめる。 「安平蚵灰窯文化館」。牡蠣殻を焼いた灰を漆喰の原料にしていたが、セメントよりも丈夫だったそうで、ここは牡蠣灰製造工程を説明した資料館。展示や説明がちょっと物足りない。 「安平老街」を通って「安平開台天后宮」へ向かう。老街は狭い道にびっしり小さな店が並び、そこに観光客の雑踏。店が料理などに使う火の熱と人いきれで一層暑い。 天后宮は外も中も派手派手しい。参拝客は少ないが、ちゃんと礼拝している。前の広場では大道芸が見物人を集めている。 再び古堡の前を通ってバス停へ行き、すぐ先の「同記安平豆花」は列が短くなっているので、並んでみる。豆花は最もオーソドックスなのと「日式抹茶豆花」を注文する。トッピングはあずきとタピオカ。オーソドックスな豆花は水分多めでキメの細かい豆腐という感じで健康的。抹茶の方は冷たく、暑い日にはうれしい。 バスは満員だったが、若い男女が席を譲ってくれた。 台湾では昨日が子供の日、今日からは清明祭ということで今週後半は5連休になっている模様。明日は台南に泊まろうとホテルを探すがほとんどが満員になっている。バスの中でスマートフォンで探し、ようやく空室のある良さそうなホテルが1軒見つかって予約できた。 台南駅前でバスを降り、駅へ行く。高雄に戻る列車で、40分弱で着くのがあるが全席指定になっているので、1時間かかる普通列車に乗ることにする。 高雄に着いてMRTで美麗島乗換で市議会駅まで行き、少し歩いて「海王子餐廳」で夕食。蒸し海老は頭はちょっと固いがそれ以外の部分は殻ごと食べられる。空心菜の炒め物はしゃきっとしていておいしい。赤魚のから揚げはうろこがついたままだが自然な薄味で美味しい。桜海老炒飯は干し桜海老がちょっと固い。ウニの茶わん蒸しはふかひれスープに卵豆腐やウニ、海老などを入れたようなもので茶わん蒸しとはずいぶん違う。味は良いが少し濃いのでウニの味はほとんどせずもったいない。ハマグリのスープはしょうが味が効いていて寒い冬向き。大家族が個室で盛り上がっているが、一般席には私たちだけで、出がけにようやくもう一組の客が来ただけだった。 帰りは歩いて、途中で六合夜市を通り抜ける。今夜はさらに人通りが多く、ぞろぞろと続く人波に身を任せてゆっくり進むしかない。たくさんの店で調理されたり準備されたりした大量の食材、売れ残りはどうするのだろうか。それにこんな暑い日に露店にさらされた生肉や生魚、大丈夫なのだろうか。寒い季節なら食べる気にもなっただろうが、今日のような暑い日には屋台の食事には手が出ない。 21時にホテルに戻り、シャワー、洗濯室で洗濯、日記。やはり眠い。 por AndrésAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
コメントを残す