今日も6時半の目覚ましでは起きず、7時起床。部屋でコーヒー、紅茶、ホテルのサービスのリンゴとクッキーで朝食にする。

8時50分にチェックアウトし、近くのバス停から台南駅に向かう。今朝は曇り空で気温が一気に下がり、昨日までと同じ服装、下着の上に長袖のシャツ1枚では少し肌寒いほど。間違いなく20度を切っている。

台南駅で15分ほど待って自強號で台中へ。昨夜インターネットで予約しようとしたがすべて満席だったので、当然のことながら列車は混んでいる。しかし昨日ほどではなく、通路に立っていても余裕がある。車内はエアコンが効いてだんだん寒くなる。台中までの2時間弱、途中で降りた人がいたため10分ほど座ることができたのが救い。

台中駅に着いて歩いて5分ほどのホテルにチェックイン。部屋にはまだ入れないので手続きだけして、スーツケースからもう1枚長袖を出して重ね着し、荷物を預けて出かける。

P4075936少し歩いて「民生嘉義米糕」という大衆朝食屋で昼食。P4075935地元の人が食べる店で、メニューはもち米のご飯に肉そぼろをかけたものにかつおだしのスープを添えたもの、茶玉子、肉団子だけ。注文するまでもなく、テーブルにつくように促されて座ると、すぐに上記のものがすべて出てくる。量が非常に少ないが、他の客もそれを食べていて、何人かはご飯のお代わりをしている。美味しいし、今日はひんやりしているので開けっ放しの食堂でも苦にならない。

2㎞ほど離れているが、国立台湾美術館に向かって歩く。P4075944途中で人だかりのしているところがあったのでのぞいてみると、フリーマーケットのようで手作り品などを売る出店が並んでいる。P4075940その奥に「道禾六藝文化館」がある。ここは日本が支配していた時代に刑務所だったもので、現在は修復されて武道場や茶道などの教室に利用されている。隣接して木造日本家屋が復元されており、展示会場などになっているようだ。

P4075945「忠信市場」。昔は市場だったが廃業する店が多くて廃墟になっていたところを、最近になってカフェや雑貨店として再興しようとしているところ。しかしまだほとんどがシャッターを下ろしていて、再興には程遠いようだ。

P4075949国立台湾美術館。アジア最大級の規模ということで、確かに大きい。未来をテーマにした企画展が開かれていて、一通りざっと見て回るが、現代芸術の類で興味はわかない。館内にある「春水堂」というカフェで休憩。20180407カフェここが元祖のタピオカ・ミルクティー、普通のミルクティー、あずきパン(ほとんどポン・デ・ケージョ)。温かいお茶が美味しく感じられる。

駅の方に向かう途中にある「審計新村」に寄る。P4075960ここは古い公務員宿舎を再開発してファッション、雑貨、カフェなどの店にしたもの。通りにも多くの露店が並び、若い人たちであふれていて原宿のよう。間違いなくこの一角にいる数千人の中で私たちが最高齢だろう。

P4075968「宮原眼科」。宮原眼科、台中市衛生院だった建物を菓子店にしたもので、現在では台中市の観光スポットにもなっている。見た目も魅力的なお菓子が並んでいて、大変な混みよう。20180407宮原眼科店内には古書を並べた書棚がインテリアとして使われている。

P4075967横を流れる川の岸はきれいに整備されていて、夜は絶好のデートスポットだろう。

P4075977少し戻って太陽餅の店が並んだ一角に行ってみる。試食させてもらうが、まだ土産として買うほどのものではない。

P4075978百貨店だったものらしい建物がコンビニなどになっているのがあるが、地震の多い台湾では心配な外観だ。

20180407ケーキ屋ケーキ屋さんのショーウインドウに並んだケーキがなかなかの出来栄え。目を楽しませてくれる。

P4075981駅前のショッピングモールにはユニクロ、MUJI、H&Mなど、何の変哲もない店が並んでいる。

ホテルの少し手前の店で夕食にする。セットメニューにしてみる。20180407夕食豆腐はちょっとピリ辛。ウズラの卵の入ったゴマ団子はほんのり甘い。ご飯に肉そぼろをかけたものは、昼に食べたものと違ってうるち米。鶏肉の鍋にはかぼちゃ、レンコン、エリンギ、シメジ、ヘチマ、白菜なども入り、しょうが味で身体が温まる。お茶は普通のウーロン茶とミルク・ウーロン茶にする。P4075988新しい店で若い客が多いが、中高年や家族連れもいて、ほとんど満席。台湾では食事ではまだはずれはない。

ホテルに戻り、部屋に入る。昨日と違ってビジネスホテルのように部屋が狭い。日本のよりは広いが。冷蔵庫にはスポーツ飲料とコーラの缶。ミネラルウォーターが2本入っていて無料。さらにテーブルにもミネラルウォーターが2本。こういう面でのサービスは良い。

明日は台北へ。列車はやはり満席で予約できない。しかし今日よりも短時間なので立って行っても問題はないだろう。ホテル5泊の予約。ホテルが多すぎて迷う。

por Andrés

Andrés台湾旅行今日も6時半の目覚ましでは起きず、7時起床。部屋でコーヒー、紅茶、ホテルのサービスのリンゴとクッキーで朝食にする。8時50分にチェックアウトし、近くのバス停から台南駅に向かう。今朝は曇り空で気温が一気に下がり、昨日までと同じ服装、下着の上に長袖のシャツ1枚では少し肌寒いほど。間違いなく20度を切っている。台南駅で15分ほど待って自強號で台中へ。昨夜インターネットで予約しようとしたがすべて満席だったので、当然のことながら列車は混んでいる。しかし昨日ほどではなく、通路に立っていても余裕がある。車内はエアコンが効いてだんだん寒くなる。台中までの2時間弱、途中で降りた人がいたため10分ほど座ることができたのが救い。台中駅に着いて歩いて5分ほどのホテルにチェックイン。部屋にはまだ入れないので手続きだけして、スーツケースからもう1枚長袖を出して重ね着し、荷物を預けて出かける。少し歩いて「民生嘉義米糕」という大衆朝食屋で昼食。地元の人が食べる店で、メニューはもち米のご飯に肉そぼろをかけたものにかつおだしのスープを添えたもの、茶玉子、肉団子だけ。注文するまでもなく、テーブルにつくように促されて座ると、すぐに上記のものがすべて出てくる。量が非常に少ないが、他の客もそれを食べていて、何人かはご飯のお代わりをしている。美味しいし、今日はひんやりしているので開けっ放しの食堂でも苦にならない。2㎞ほど離れているが、国立台湾美術館に向かって歩く。途中で人だかりのしているところがあったのでのぞいてみると、フリーマーケットのようで手作り品などを売る出店が並んでいる。その奥に「道禾六藝文化館」がある。ここは日本が支配していた時代に刑務所だったもので、現在は修復されて武道場や茶道などの教室に利用されている。隣接して木造日本家屋が復元されており、展示会場などになっているようだ。「忠信市場」。昔は市場だったが廃業する店が多くて廃墟になっていたところを、最近になってカフェや雑貨店として再興しようとしているところ。しかしまだほとんどがシャッターを下ろしていて、再興には程遠いようだ。国立台湾美術館。アジア最大級の規模ということで、確かに大きい。未来をテーマにした企画展が開かれていて、一通りざっと見て回るが、現代芸術の類で興味はわかない。館内にある「春水堂」というカフェで休憩。ここが元祖のタピオカ・ミルクティー、普通のミルクティー、あずきパン(ほとんどポン・デ・ケージョ)。温かいお茶が美味しく感じられる。駅の方に向かう途中にある「審計新村」に寄る。ここは古い公務員宿舎を再開発してファッション、雑貨、カフェなどの店にしたもの。通りにも多くの露店が並び、若い人たちであふれていて原宿のよう。間違いなくこの一角にいる数千人の中で私たちが最高齢だろう。「宮原眼科」。宮原眼科、台中市衛生院だった建物を菓子店にしたもので、現在では台中市の観光スポットにもなっている。見た目も魅力的なお菓子が並んでいて、大変な混みよう。店内には古書を並べた書棚がインテリアとして使われている。横を流れる川の岸はきれいに整備されていて、夜は絶好のデートスポットだろう。少し戻って太陽餅の店が並んだ一角に行ってみる。試食させてもらうが、まだ土産として買うほどのものではない。百貨店だったものらしい建物がコンビニなどになっているのがあるが、地震の多い台湾では心配な外観だ。ケーキ屋さんのショーウインドウに並んだケーキがなかなかの出来栄え。目を楽しませてくれる。駅前のショッピングモールにはユニクロ、MUJI、H&Mなど、何の変哲もない店が並んでいる。ホテルの少し手前の店で夕食にする。セットメニューにしてみる。豆腐はちょっとピリ辛。ウズラの卵の入ったゴマ団子はほんのり甘い。ご飯に肉そぼろをかけたものは、昼に食べたものと違ってうるち米。鶏肉の鍋にはかぼちゃ、レンコン、エリンギ、シメジ、ヘチマ、白菜なども入り、しょうが味で身体が温まる。お茶は普通のウーロン茶とミルク・ウーロン茶にする。新しい店で若い客が多いが、中高年や家族連れもいて、ほとんど満席。台湾では食事ではまだはずれはない。ホテルに戻り、部屋に入る。昨日と違ってビジネスホテルのように部屋が狭い。日本のよりは広いが。冷蔵庫にはスポーツ飲料とコーラの缶。ミネラルウォーターが2本入っていて無料。さらにテーブルにもミネラルウォーターが2本。こういう面でのサービスは良い。明日は台北へ。列車はやはり満席で予約できない。しかし今日よりも短時間なので立って行っても問題はないだろう。ホテル5泊の予約。ホテルが多すぎて迷う。por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)