「国体論 菊と星条旗」白井聡
「永続敗戦論」に続く白井聡の著作。明治維新から現在までの日本の歴史を、戦前と戦後で繰り返された「国体」の変遷としてとらえたもの。戦前の天皇の位置を戦後は米国が取って代わったととらえており、確かにその視点から現在を把握する試みは腑に落ちる点が多い。ただ、議論の展開があまりにすっきりしているがゆえに、へそ曲がりの私としては納得しがたくなってしまう。
https://dosperegrinos.net/2021/01/19/%e3%80%8c%e5%9b%bd%e4%bd%93%e8%ab%96%e3%80%80%e8%8f%8a%e3%81%a8%e6%98%9f%e6%9d%a1%e6%97%97%e3%80%8d%e7%99%bd%e4%ba%95%e8%81%a1/書籍・雑誌「永続敗戦論」に続く白井聡の著作。明治維新から現在までの日本の歴史を、戦前と戦後で繰り返された「国体」の変遷としてとらえたもの。戦前の天皇の位置を戦後は米国が取って代わったととらえており、確かにその視点から現在を把握する試みは腑に落ちる点が多い。ただ、議論の展開があまりにすっきりしているがゆえに、へそ曲がりの私としては納得しがたくなってしまう。Andrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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