全文は以下の通り

細田氏:今の沖縄県の状態、私は大変心配しております。8カ月前から、主張しています。沖縄県のように、海を隔てて、航空機と船でしか行けないところが、なんでこれほど、1万4千人の罹患者が出るんだと、わが島根県は469人、に比べると40倍も出て、そしてわが県は死者ゼロである。

そして毎日、昨日も168人出てる、これはですね、由々しき事態であり、沖縄県の観光産業にとっても大ダメージである。これをですね、厚生労働省の、まあ緊急事態とか、まん延防止とか、そんなものに頼ったって全然駄目です。効果はありません。従って、私は県民自治を今こそ発令すべきで、沖縄県として独自に飛行機で来る人、船で来る人は全員検査をします、乗るときに検査をするか、降りるときに検査をするか、全員陽性者をはねます。

その代わり陰性で来た人は、どうぞオトーリでもなんでもしてください。そういうことにして、台湾のように、台湾が千数百人しか、まだ発病、感染者が出てないというのをお手本にして、沖縄県こそ独自の政策をとるべきである。

これはまさに地方自治の本旨であって、国の政策に頼るなんて、沖縄県民らしくないじゃない、と。頼りにならないような国の政策なんか頼りにしたって、コロナはね、対策が講じられませんよ。どんどん隠れている陽性者が飛んでくるんだから。

従ってですね、もっと知事さんは沖縄県独自の政策をとって、それに対する国の予算もとって、そうして感染者がゼロである、そして沖縄県に再び1300万人の観光客をどうやって呼び入れて、経済を振興するか、それこそ今問われている大問題であって、それをしなければ、たとえまん延防止だろうが、緊急事態の発令だろうが、してもですね、そんなものは何の効果もないに等しいと。

むしろ沖縄県の特殊性を利用して、県境を封鎖するつもりでどんどん検査をして、通ったもんだけを通す。そういう政策をとるべきであると。もう9カ月前から申し上げているけど、こういうていたらくなとんでもない話ですよ。

北海道や沖縄県は特別なんですから。そういう意味で必ず旅行者をとっ捕まえ、それが今日のように、昨日も168人、今日も200人出ました、ああ残念でございます、国がなんとかしてくださいなんていうことを言わないで済むようにしてほしい。それが沖縄県を愛する私の気持ちであります。以上です。

質問:発言の真意について

細田氏:陽性の人をはねる、そうすればゼロになるんだから。そうすれば1千万人以上の観光客が戻るんだから。沖縄県にとってそれ一番大事じゃないか。

厚労省にお願いします、緊急事態、って言ったってできないんだから。沖縄県が自らこういう政策をとりますと、一国二制度でいいんですと、厚労省を頼りにしません、ただし補助金は頂きますよ、経費はね。それで飛行機に乗るときに検査をJALやANAに要請して、それで陽性の人は全部病院に運ぶ、陰性の人だけ通るようにしてもいいと。そういう風にすべきですよ。そしたらゼロになるんだよ。そうでしょう。

だって全部陽性の人が移すんだから。だからどうしてやれないのと、沖縄県が。みんな船と飛行機で来る人ばっかりなんだから。他はしょうがないんだよ、京都にしても松江にしても、車で運転してきたり、自動車あるいは新幹線で来るんだから。陽性の人を全部捕まえられない。飛行機と船だけで来るんだから、全数とっ捕まえられるじゃない。

質問:島国である日本全体そうではないか

細田氏:そうそう、だから沖縄県はコロナ天国にしなさいと。一人の感染者もないようにできるのに、なんで168人(18日の県内の新規感染者数)も出るんだって。バカじゃないか。そうでしょ。旅行者が持って来るに決まってるんだから。米軍が持って来るわけでもないだろうし


細田氏のこの発言、ほとんど賛成できるものだ。厚生労働省に頼ったって全然駄目、沖縄県こそ独自の政策をとるべき、まさに地方自治の本旨、頼りにならないような国の政策、一国二制度でいい。まさにその通りだ。政権与党の実力者である細田氏ならきっとできるはずだ。大いに期待しよう。

ところで、政権与党の実力者がなぜ効果のない厚生労働省の対策を続けさせているのだろう。地方自治の本旨を熱く語る細田氏が、なぜ辺野古基地建設反対の意思を繰り返し表明している沖縄の民意を無視し続けるのだろう。

「一国二制度でいい」と言っているのは、もしかして沖縄を香港のように、細田氏を習近平のように、自民党を中国共産党のようにしたいという意味なのだろうか。

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