奥州道歩き旅 今別町〜龍飛
最高点の標高: 90 m
最低点の標高: -6 m
累積標高(上り): 1005 m
累積標高(下り): -960 m
総所要時間: 08:15:10
奥州街道歩き旅最終日。
曇り空だが、気温はそんなに低くない。上着を着て歩くとちょうど良さそうだ。
朝食は宿で。
和食で、左手前のこごみの胡麻和えが美味しかった。卵焼きも甘くなくて良かった。
8時40分に出発。ポツポツと雨が落ちはじめている。あとはたまに小止みもあるが、ずっと弱い雨が続く。
先ず坂を今別の町に下りて行く。
今別川を渡ったところに本屋があるが、もう営業していない様子。
太宰治の「津軽」に登場する古い薬屋。太宰が訪れてからもう70年以上経っていて、現在は空き家。
大きな看板が私たちの街道歩き旅の終点が近いことを知れせてくれる。
左手の丘の上に「義経寺」。
ここ三厩の地名の由来を記した石碑。
義経伝説に由るようだが、町村合併で「三厩村」は消え、「外ヶ浜町」になっている。
そしてここに「松前街道終点の碑」。それは奥州街道の最後の終点でもある。
日本橋から900km。
日光街道との分岐点、宇都宮から歩きはじめたのが2013年5月13日、それからちょうど10年。
奥州街道と重なる日光街道を日本橋から歩きはじめたのが2012年9月26日、それから10年半。
多くの中断を挟んだ結果、長い年月を要してしまった。
ここで歩き終えても良かったのだが、せっかくなので龍飛まで歩いてしまうことにする。
三厩を過ぎると、一層車の通行もまばらになってくる。
昼食をとれそうな店は地図上では4軒あったが、1軒は見当たらず、2軒は営業中ではあったが好みに合わず、最後のここは廃業したようだった。裏に放置されているベンチに座り、非常用に持ってきたカロリーメイトなどの最後の残りを食べて、食事代りにする。
岩礁がウミネコの営巣地になっている。
今も使われているのだろうか。
またウミネコ。
トンネルがいくつか続くが、車はほとんど来ないので、危険は感じない。
網の間からタヌキが。丸々と太っているように見えた。
集落の裏の絶壁でロープで吊り下がって作業する4人。崖の木や草を除去しているようだ。
龍飛岬の丘を上りはじめると、かすかに北海道が見えてきた。
今夜の宿、「ホテル龍飛」にチェクインしてから、歩いて数分の「歌謡碑」へ。配偶者は恒例の「津軽海峡冬景色」絶唱で旅を締め括った。
今日は一日中雨。弱い雨で風もなく、気温も予報ほど下がらなかったので、歩く苦労は大きくなかった。
旅を振り返るのは、後日ということにする。
「松前街道終点の碑」まで 14,797歩 9.0km
龍飛「ホテル龍飛」まで 33,595歩 20.5km
https://dosperegrinos.net/2023/05/19/%e5%a5%a5%e5%b7%9e%e9%81%93%e6%ad%a9%e3%81%8d%e6%97%85%e3%80%80%e4%bb%8a%e5%88%a5%e7%94%ba%e3%80%9c%e9%be%8d%e9%a3%9b//images/2023/05/15a3fba3f0a3410ec611732e1835d3c2-700x394.jpeg/images/2023/05/15a3fba3f0a3410ec611732e1835d3c2-150x150.jpeg奥州道中ウミネコ,タヌキ,ホテル龍飛,三厩,今別,北海道,外ヶ浜,太宰治,奥州街道終点,松前街道終点の碑,歌謡碑,津軽,津軽海峡冬景色,義経伝説,義経寺,風の丘,龍飛岬奥州街道歩き旅最終日。 曇り空だが、気温はそんなに低くない。上着を着て歩くとちょうど良さそうだ。 朝食は宿で。 和食で、左手前のこごみの胡麻和えが美味しかった。卵焼きも甘くなくて良かった。 8時40分に出発。ポツポツと雨が落ちはじめている。あとはたまに小止みもあるが、ずっと弱い雨が続く。 先ず坂を今別の町に下りて行く。 今別川を渡ったところに本屋があるが、もう営業していない様子。 太宰治の「津軽」に登場する古い薬屋。太宰が訪れてからもう70年以上経っていて、現在は空き家。 大きな看板が私たちの街道歩き旅の終点が近いことを知れせてくれる。 左手の丘の上に「義経寺」。 ここ三厩の地名の由来を記した石碑。 義経伝説に由るようだが、町村合併で「三厩村」は消え、「外ヶ浜町」になっている。 そしてここに「松前街道終点の碑」。それは奥州街道の最後の終点でもある。 日本橋から900km。 日光街道との分岐点、宇都宮から歩きはじめたのが2013年5月13日、それからちょうど10年。 奥州街道と重なる日光街道を日本橋から歩きはじめたのが2012年9月26日、それから10年半。 多くの中断を挟んだ結果、長い年月を要してしまった。 ここで歩き終えても良かったのだが、せっかくなので龍飛まで歩いてしまうことにする。 三厩を過ぎると、一層車の通行もまばらになってくる。 昼食をとれそうな店は地図上では4軒あったが、1軒は見当たらず、2軒は営業中ではあったが好みに合わず、最後のここは廃業したようだった。裏に放置されているベンチに座り、非常用に持ってきたカロリーメイトなどの最後の残りを食べて、食事代りにする。 岩礁がウミネコの営巣地になっている。 今も使われているのだろうか。 またウミネコ。 トンネルがいくつか続くが、車はほとんど来ないので、危険は感じない。 網の間からタヌキが。丸々と太っているように見えた。 集落の裏の絶壁でロープで吊り下がって作業する4人。崖の木や草を除去しているようだ。 龍飛岬の丘を上りはじめると、かすかに北海道が見えてきた。 今夜の宿、「ホテル龍飛」にチェクインしてから、歩いて数分の「歌謡碑」へ。配偶者は恒例の「津軽海峡冬景色」絶唱で旅を締め括った。 今日は一日中雨。弱い雨で風もなく、気温も予報ほど下がらなかったので、歩く苦労は大きくなかった。 旅を振り返るのは、後日ということにする。 「松前街道終点の碑」まで 14,797歩 9.0km 龍飛「ホテル龍飛」まで 33,595歩 20.5kmAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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