合計距離: 24633 m
最高点の標高: 148 m
最低点の標高: 35 m
累積標高(上り): 957 m
累積標高(下り): -941 m
総所要時間: 08:35:56

10月22日(日)

朝食は8時からホテルで、宿泊費に含まれているので期待していなかったが、予想通り最低限のものだった。

9時15分にチェックアウト。今朝も昨日同様冷んやり。少し歩いたところに、日曜の朝なのに開いているスーパーがあったので、チョコレートを買う。

40分ほどでEntroncamentoの街を抜けてCaminoに戻る。

入口にCaminoの印と帆立貝を飾った家がある。

教会が、ちょうどミサを終えたところだったので入ってみたが、特筆するようなものはなかった。

町はずれに、マリア像をおさめた小さな祠。

舗装道路を離れて、Caminoは山中の道になる。森に覆われた小高い丘の連続で、上り下りを繰り返す。一部分だが急な上りがしばらく続いて、汗をかく。何ヶ所か泥池が道を塞ぐが、かろうじて泥に踏み込まずに通り抜けられる。

ユーカリの植林地帯になり、道をモトクロスバイクの練習場にしているグループがいた。ユーカリは細いうちに伐採して跡地にすぐ植林、というのを繰り返しているようだ。

山中を抜けるとオリーブ畑が点々とある。小規模なもので、兼業農家なのか自家用なのか、日曜に家族で楽しみながら収穫している様子が何ヶ所も見られた。

ようやく小さな集落に到着。アルベルゲがトイレを開放していた。

13時半になってやっとカフェがあったが、食べられるのは簡単なハムチーズサンドだけ。食べられるだけでもありがたいとしよう。若い男女3人組のペレグリーノがいた。

舗装道路が続き、ポルトガルでもスペインでも見かけたことのなかった農産物直売所があった。売っているのはカボチャとメロン。有人の店だが客はいなかった。

線路沿いの道になる。単線で、並行して歩いた数キロメートルの間には駅はなかった。電車は1時間に1本ぐらいは走っていた。

コルク樫も見かけた。皮を剥いでいる現場は見かけなかった。

ようやく今日の宿のあるTomarに到着。通った範囲ではきれいな街。ホテルが何軒もある大きな街。

ちょうどSanta Iríaの祭りで、街の一角からは大音量の音楽が響き、川辺の広場にはアトラクションや露店が集まって、多くの老若男女が楽しんでいた。

ホテルに着いてみると、予想以上に素晴らしい宿。Tomar boutique Hotel。そんなに大きなホテルではないが、レセプションの女性はわかりやすい英語で説明してくれ、ウエルカムドリンクのポートワインとエッグタルトのサービス。部屋にはミネラルウォーター、コーヒー、紅茶。朝食込みで86€。昨夜の何もないホテルが朝食込みで70€。倍の価格でもおかしくないほどだ。

夕食は近くのレストランへ。最初に入ったところは予約で満席。次に入ったところは客は一人もいないので心配したが、私たちの後から次々に入って来た。

伝統的なポルトガル料理で、鶏肉の煮込みと牛肉の煮込み。ライスとポテト付き。ワイン、チーズ、パンをつけてたっぷりの夕食。今日は昼食がなかったようなものなので、取り戻したつもりだったが体重は取り戻しすぎた。

今日はほとんど1日中曇り。雨はほんの少しの霧雨。ずっと上着を着て歩いた。2度道を間違えて2kmほど余計に歩いたのに加え、上り下りが多かったので、疲れた。

今日の歩行

EntroncamentoからTomar 25.0km 41,242歩

/images/2023/10/IMG_4338-700x394.jpeg/images/2023/10/IMG_4338-150x150.jpegAndrésポルトガルの道 Camino PortuguésEntroncamento,Tomar,Tomar boutique Hotel10月22日(日) 朝食は8時からホテルで、宿泊費に含まれているので期待していなかったが、予想通り最低限のものだった。 9時15分にチェックアウト。今朝も昨日同様冷んやり。少し歩いたところに、日曜の朝なのに開いているスーパーがあったので、チョコレートを買う。 40分ほどでEntroncamentoの街を抜けてCaminoに戻る。 入口にCaminoの印と帆立貝を飾った家がある。 教会が、ちょうどミサを終えたところだったので入ってみたが、特筆するようなものはなかった。 町はずれに、マリア像をおさめた小さな祠。 舗装道路を離れて、Caminoは山中の道になる。森に覆われた小高い丘の連続で、上り下りを繰り返す。一部分だが急な上りがしばらく続いて、汗をかく。何ヶ所か泥池が道を塞ぐが、かろうじて泥に踏み込まずに通り抜けられる。 ユーカリの植林地帯になり、道をモトクロスバイクの練習場にしているグループがいた。ユーカリは細いうちに伐採して跡地にすぐ植林、というのを繰り返しているようだ。 山中を抜けるとオリーブ畑が点々とある。小規模なもので、兼業農家なのか自家用なのか、日曜に家族で楽しみながら収穫している様子が何ヶ所も見られた。 ようやく小さな集落に到着。アルベルゲがトイレを開放していた。 13時半になってやっとカフェがあったが、食べられるのは簡単なハムチーズサンドだけ。食べられるだけでもありがたいとしよう。若い男女3人組のペレグリーノがいた。 舗装道路が続き、ポルトガルでもスペインでも見かけたことのなかった農産物直売所があった。売っているのはカボチャとメロン。有人の店だが客はいなかった。 線路沿いの道になる。単線で、並行して歩いた数キロメートルの間には駅はなかった。電車は1時間に1本ぐらいは走っていた。 コルク樫も見かけた。皮を剥いでいる現場は見かけなかった。 ようやく今日の宿のあるTomarに到着。通った範囲ではきれいな街。ホテルが何軒もある大きな街。 ちょうどSanta Iríaの祭りで、街の一角からは大音量の音楽が響き、川辺の広場にはアトラクションや露店が集まって、多くの老若男女が楽しんでいた。 ホテルに着いてみると、予想以上に素晴らしい宿。Tomar boutique Hotel。そんなに大きなホテルではないが、レセプションの女性はわかりやすい英語で説明してくれ、ウエルカムドリンクのポートワインとエッグタルトのサービス。部屋にはミネラルウォーター、コーヒー、紅茶。朝食込みで86€。昨夜の何もないホテルが朝食込みで70€。倍の価格でもおかしくないほどだ。 夕食は近くのレストランへ。最初に入ったところは予約で満席。次に入ったところは客は一人もいないので心配したが、私たちの後から次々に入って来た。 伝統的なポルトガル料理で、鶏肉の煮込みと牛肉の煮込み。ライスとポテト付き。ワイン、チーズ、パンをつけてたっぷりの夕食。今日は昼食がなかったようなものなので、取り戻したつもりだったが体重は取り戻しすぎた。 今日はほとんど1日中曇り。雨はほんの少しの霧雨。ずっと上着を着て歩いた。2度道を間違えて2kmほど余計に歩いたのに加え、上り下りが多かったので、疲れた。 今日の歩行 EntroncamentoからTomar 25.0km 41,242歩退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)