Quinta Peregrinación 12
最高点の標高: 471 m
最低点の標高: 207 m
累積標高(上り): 1475 m
累積標高(下り): -1503 m
総所要時間: 06:45:20
10月25日(水)
電気ヒーターの前に干したので、洗濯物はよく乾いた。しかし配偶者の靴の中は少し湿り気が残った。
朝食は6時からとれるとのことだった。7時半に食堂に行ったが、誰もいない。間もなく昨日の夕食時に一緒だった男性が来たが、従業員は一人も現れない。見回してみてもハムやチーズはもちろんのことパンもない。あるのは昨日から置いてあったエッグタルトとビスコッチョ(カステラ様のケーキ)だけ。片隅にシリアル2種と1リットの牛乳パック。
これしかないので、食べる。食器類は昨夜のままシンクに山積み。スプーンは使えるのは1本しかなかったので、洗って使う。客の男性もあきれた顔でシリアルを食べていた。私たちもシリアルを食べ、エッグタルトとビスコッチョは道中の食料として持って行くことにした。
8時50分に出発したが、とうとう従業員は現れなかった。これまでも宿の人と無接触ということはあったが、ここは顔を合わせているのに必要な情報の提供、最低限のサービスの提供が皆無。昨夜納得できた口コミの評価の低さ、今朝で更に深く同意することになった。
外に出てみると今朝は冷え込みがない。上着は必要なかったかと思えるほど。
宿の裏手には馬牧場があり、数頭の馬がいた。
今日の行程の3分の2はアスファルト舗装か石畳で、点在する集落を縫って、オリーブ畑の間を通る道。楽なものだった。
10時半ごろにカフェで休憩。この周辺にはいくつかあるが、このあたりを過ぎると今夜の宿の近くまで飲食できるところはなさそうなので、ハムチーズトーストサンド一人分を食べる。テラス席に座っていると少し冷えたが、道に立ってみると生温い空気なので、私は上着をバックパックに仕舞い込む。
カフェを出てすぐのロータリーの真ん中に羊飼いの像。この辺りにマリアや聖人像を置いた祠が多いのは、ファティマが近いせいだろうか。
Caminoにある矢印も、TomarまではSantiagoへのCaminoを示す黄色い矢印と、Fatimaへの道を示す紺色の矢印が同じ向きを指していた。しかしTomarを過ぎてからはCaminoにはしばらくFatimaへの紺色の矢印はなくなっていた。
そしてこの辺りではSantiagoへの黄色い矢印とFatimaへの紺色の矢印が反対方向や別の道を指し示している。
細い山道に入って行ったが、道の両側のオリーブ林は、手入れの行き届いたものも少しはあるが、大部分は放棄されて雑木と混在している。昔は手をかけたのだろうが、オリーブ園を囲う石垣は崩れてしまっている。
道端で休憩していると、犬が寄って来てじっと物欲し気に見上げてきた。
最後の林の中の細い道を抜けて、今日の宿のあるAnsiãoの町に到着。そんなに大きな町ではなさそうだ。
ホテルに着いて受付のベルを押すと、間もなく女性が現れた。メールで入室方法などを知らせてくれていたが、歩きはじめた後だったので気づかなかった。
ホテルは真新しく現代的。
シャワーを浴びて、日記を書いてから、夕食は近所のTarouca Tapas Barへ。グーグルマップに案内させると、建物の裏の幅50センチほどの隙間を通された。
ハンバーガー、サラダ、パンに炭酸水と赤ワイン。ハンバーガーには唐辛子が入っていてかなり辛かったが、美味しかった。
昼間は曇りで時々小雨。宿に着く手前で雨。夜になって雨が降り続いている。気温は高めで、夜になっても冷たくない。
今日の歩行
CortiçaからAnsião 20.1km 33,159歩
<
p lang=”en-US”>
https://dosperegrinos.net/2023/10/26/quinta-peregrinacion-12//images/2023/10/IMG_4435-700x394.jpeg/images/2023/10/IMG_4435-150x150.jpegポルトガルの道 Camino PortuguésAnsião,Camino Portugués,Cortiça10月25日(水) 電気ヒーターの前に干したので、洗濯物はよく乾いた。しかし配偶者の靴の中は少し湿り気が残った。 朝食は6時からとれるとのことだった。7時半に食堂に行ったが、誰もいない。間もなく昨日の夕食時に一緒だった男性が来たが、従業員は一人も現れない。見回してみてもハムやチーズはもちろんのことパンもない。あるのは昨日から置いてあったエッグタルトとビスコッチョ(カステラ様のケーキ)だけ。片隅にシリアル2種と1リットの牛乳パック。 これしかないので、食べる。食器類は昨夜のままシンクに山積み。スプーンは使えるのは1本しかなかったので、洗って使う。客の男性もあきれた顔でシリアルを食べていた。私たちもシリアルを食べ、エッグタルトとビスコッチョは道中の食料として持って行くことにした。 8時50分に出発したが、とうとう従業員は現れなかった。これまでも宿の人と無接触ということはあったが、ここは顔を合わせているのに必要な情報の提供、最低限のサービスの提供が皆無。昨夜納得できた口コミの評価の低さ、今朝で更に深く同意することになった。 外に出てみると今朝は冷え込みがない。上着は必要なかったかと思えるほど。 宿の裏手には馬牧場があり、数頭の馬がいた。 今日の行程の3分の2はアスファルト舗装か石畳で、点在する集落を縫って、オリーブ畑の間を通る道。楽なものだった。 10時半ごろにカフェで休憩。この周辺にはいくつかあるが、このあたりを過ぎると今夜の宿の近くまで飲食できるところはなさそうなので、ハムチーズトーストサンド一人分を食べる。テラス席に座っていると少し冷えたが、道に立ってみると生温い空気なので、私は上着をバックパックに仕舞い込む。 カフェを出てすぐのロータリーの真ん中に羊飼いの像。この辺りにマリアや聖人像を置いた祠が多いのは、ファティマが近いせいだろうか。 Caminoにある矢印も、TomarまではSantiagoへのCaminoを示す黄色い矢印と、Fatimaへの道を示す紺色の矢印が同じ向きを指していた。しかしTomarを過ぎてからはCaminoにはしばらくFatimaへの紺色の矢印はなくなっていた。 そしてこの辺りではSantiagoへの黄色い矢印とFatimaへの紺色の矢印が反対方向や別の道を指し示している。 細い山道に入って行ったが、道の両側のオリーブ林は、手入れの行き届いたものも少しはあるが、大部分は放棄されて雑木と混在している。昔は手をかけたのだろうが、オリーブ園を囲う石垣は崩れてしまっている。 道端で休憩していると、犬が寄って来てじっと物欲し気に見上げてきた。 最後の林の中の細い道を抜けて、今日の宿のあるAnsiãoの町に到着。そんなに大きな町ではなさそうだ。 ホテルに着いて受付のベルを押すと、間もなく女性が現れた。メールで入室方法などを知らせてくれていたが、歩きはじめた後だったので気づかなかった。 ホテルは真新しく現代的。 シャワーを浴びて、日記を書いてから、夕食は近所のTarouca Tapas Barへ。グーグルマップに案内させると、建物の裏の幅50センチほどの隙間を通された。 ハンバーガー、サラダ、パンに炭酸水と赤ワイン。ハンバーガーには唐辛子が入っていてかなり辛かったが、美味しかった。 昼間は曇りで時々小雨。宿に着く手前で雨。夜になって雨が降り続いている。気温は高めで、夜になっても冷たくない。 今日の歩行 CortiçaからAnsião 20.1km 33,159歩 < p lang='en-US'> Andrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
コメントを残す