合計距離: 11849 m
最高点の標高: 103 m
最低点の標高: 2 m
累積標高(上り): 662 m
累積標高(下り): -663 m
総所要時間: 07:27:45

11月6日(月)

今日はポルトで休養日。目覚ましは6時半に鳴ったが、二度寝して起床は8時過ぎ。


ホテルの自室で持参のリンゴ、バナナ、チョコレート、ホテルのサービスのポテトチップスで軽い朝食代わりにし、9時45分に外出。

Santo Ildefonso教会を目指したのだが、グーグルマップにIldefonsoとだけ入力したため、まるで正反対の方向に行ってしまった。2km近く歩いて間違いに気づき、そこからはSanto Ildefonsoより近いカテドラルに向かうことにする。


少し雨が降り出したところにちょど良さそうなカフェがあったので、朝食にする。朝食セットメニューがあったので、試してみる。

メニューに「バナナ」とあったが、まさしくバナナだった。外は激しい雨になって、カフェに入っていて良かった。

食事を終え、雨が止んだようなので出発。

間もなく雲も去って青空が広がる。雨上がりでさらに冷え込んだように感じたが、日向はポカポカ。

カテドラルは有料。クレデンシャルにスタンプを押してもらえた。


カテドラルの中は、聖堂内や中庭を囲む壁にアズレージョが使われているのが特徴的。

聖堂内後方のパイプオルガンと薔薇窓の位置関係がちょっと変わっているように思えた。

一室に架けられたキリスト誕生の場面を描いた現代絵画が興味深かったが、作者も含めて何の説明も記されていない。


カテドラルの塔からポルトの街や周辺の光景がよく見渡せた。


河岸に向かって急な坂や階段を下って行くが、道は狭く日常生活は大変だろう。


河岸に並んだレストランで昼食。タコを食べる。タコは硬くなく柔らか過ぎず、味付けも良くて美味しい。しかしこの一帯はまさしく観光客相手なので高い。レストランは、おそらく昔は河岸の倉庫だったところを利用したのだろうが、客の多くはテラスの傘の下で食べていた。少し寒く雨が降り出すと傘では不充分なのに。


ドン・ルイス1世橋をくぐり、街の上に行くために、狭く急な階段を上る。


Santo Ildefonso教会に着いたのは14時半。閉まっている。調べると15時から。近くの商店街に行き、配偶者が以前から欲しがっていたコルク製のスマートフォンバッグを買う。軽い物なので歩くのに支障はないだろう。


15時ちょうどに教会に戻ったが、開かない。5分ほど待つと係が出て来て入口を開けた。外壁のアズレージョが特徴で、内部には特に印象に残るものはなかった。


ここから続く商店街は人通りが非常に多い。一角にMajestic Café。ポルトで一番古い老舗ということだが、前回のポルト旅行で入ったので今回はパス。

ボリャンに入る。先日、レストランでリゾットを食べた時の魚の正体を探そうと思ったからだ。魚屋は何軒かあったが、ごくありふれたものしか売っていない。

きのこ専門店に日本のきのこが売られていた。シメジ、エノキ、マイタケ。パッケージも日本のスーパーでと同じ。

オニギリも売られていた。1個2.2€はあまりにも高いが。

この市場、前回も来て、その時は本当の市場だったが、現在は限りなく観光客向けになっている。その先鞭をつけたのがバルセロナのボケリアなのかもしれない。

近くのカフェで休憩。エッグタルト専門店らしい。昨日の店より少し落ちるような気がした。

ホテルに戻る途中、古切手や絵葉書などを扱う店に日本のマッチ箱があった。はるばる旅をして来た、今では日本でも目にすることの稀なものが。

スーパーで明日の道中に備えてバナナとリンゴを購入。

ホテルのレセプション脇にエッグタルトとレモネードがあったので、一つだけ食べる。

部屋で明日の宿の予約、シャワー。

20時15分に夕食に出かける。ホテルのすぐ近くのカフェでスープとArroz de pato(鴨ライス)。ウエイターが非常にせっかちな男で面白い。スープは少し熱い程で身体が温まる。Arroz de patoはなかなか出てこない。調理に時間がかかるのか、ちょうど私たちの後から客が次々に入ったので忙しくなったのか。Arroz de patoは少なめで助かった。鴨肉を割いて米と一緒にした炊き込みご飯のようなもの。上に乗せてあったのは鴨肉ではなく、ベーコンとソーセージだったインディカ米だったが美味しかった。

ホテルに戻り、日記の続き。

ポルトから先はCaminoは内陸部を通る旧くからのCamino centralと海岸を通るCamino de la costa に分かれる。当初は海岸を行こうと思っていたが、内陸の方が歴史的遺産もあって興味深いそうだし、このところの風の強さから、海岸の強風は避けたいので、Camino central を行くことにした。距離は少し短いが、坂が多いので大変かもしれないが。

今日は朝食時と昼食の前に強雨が短時間。あとは比較的穏やかな天候。気温が下がって来て、街を歩く人たちにもダウンジャケット姿が増えて来た。

今日の歩行

Porto市街 11.0km 18,274歩

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/images/2023/11/IMG_4788-700x1244.jpeg/images/2023/11/IMG_4788-150x150.jpegAndrésポルトガルの道 Camino PortuguésArroz de pato,Camino central,Camino de la costa,Camino Portugués,Porto,Santo Ildefonso,カテドラル,タコ,ボリャン市場,ポルト11月6日(月) 今日はポルトで休養日。目覚ましは6時半に鳴ったが、二度寝して起床は8時過ぎ。 ホテルの自室で持参のリンゴ、バナナ、チョコレート、ホテルのサービスのポテトチップスで軽い朝食代わりにし、9時45分に外出。 Santo Ildefonso教会を目指したのだが、グーグルマップにIldefonsoとだけ入力したため、まるで正反対の方向に行ってしまった。2km近く歩いて間違いに気づき、そこからはSanto Ildefonsoより近いカテドラルに向かうことにする。 少し雨が降り出したところにちょど良さそうなカフェがあったので、朝食にする。朝食セットメニューがあったので、試してみる。 メニューに「バナナ」とあったが、まさしくバナナだった。外は激しい雨になって、カフェに入っていて良かった。 食事を終え、雨が止んだようなので出発。 間もなく雲も去って青空が広がる。雨上がりでさらに冷え込んだように感じたが、日向はポカポカ。 カテドラルは有料。クレデンシャルにスタンプを押してもらえた。 カテドラルの中は、聖堂内や中庭を囲む壁にアズレージョが使われているのが特徴的。 聖堂内後方のパイプオルガンと薔薇窓の位置関係がちょっと変わっているように思えた。 一室に架けられたキリスト誕生の場面を描いた現代絵画が興味深かったが、作者も含めて何の説明も記されていない。 カテドラルの塔からポルトの街や周辺の光景がよく見渡せた。 河岸に向かって急な坂や階段を下って行くが、道は狭く日常生活は大変だろう。 河岸に並んだレストランで昼食。タコを食べる。タコは硬くなく柔らか過ぎず、味付けも良くて美味しい。しかしこの一帯はまさしく観光客相手なので高い。レストランは、おそらく昔は河岸の倉庫だったところを利用したのだろうが、客の多くはテラスの傘の下で食べていた。少し寒く雨が降り出すと傘では不充分なのに。 ドン・ルイス1世橋をくぐり、街の上に行くために、狭く急な階段を上る。 Santo Ildefonso教会に着いたのは14時半。閉まっている。調べると15時から。近くの商店街に行き、配偶者が以前から欲しがっていたコルク製のスマートフォンバッグを買う。軽い物なので歩くのに支障はないだろう。 15時ちょうどに教会に戻ったが、開かない。5分ほど待つと係が出て来て入口を開けた。外壁のアズレージョが特徴で、内部には特に印象に残るものはなかった。 ここから続く商店街は人通りが非常に多い。一角にMajestic Café。ポルトで一番古い老舗ということだが、前回のポルト旅行で入ったので今回はパス。 ボリャンに入る。先日、レストランでリゾットを食べた時の魚の正体を探そうと思ったからだ。魚屋は何軒かあったが、ごくありふれたものしか売っていない。 きのこ専門店に日本のきのこが売られていた。シメジ、エノキ、マイタケ。パッケージも日本のスーパーでと同じ。 オニギリも売られていた。1個2.2€はあまりにも高いが。 この市場、前回も来て、その時は本当の市場だったが、現在は限りなく観光客向けになっている。その先鞭をつけたのがバルセロナのボケリアなのかもしれない。 近くのカフェで休憩。エッグタルト専門店らしい。昨日の店より少し落ちるような気がした。 ホテルに戻る途中、古切手や絵葉書などを扱う店に日本のマッチ箱があった。はるばる旅をして来た、今では日本でも目にすることの稀なものが。 スーパーで明日の道中に備えてバナナとリンゴを購入。 ホテルのレセプション脇にエッグタルトとレモネードがあったので、一つだけ食べる。 部屋で明日の宿の予約、シャワー。 20時15分に夕食に出かける。ホテルのすぐ近くのカフェでスープとArroz de pato(鴨ライス)。ウエイターが非常にせっかちな男で面白い。スープは少し熱い程で身体が温まる。Arroz de patoはなかなか出てこない。調理に時間がかかるのか、ちょうど私たちの後から客が次々に入ったので忙しくなったのか。Arroz de patoは少なめで助かった。鴨肉を割いて米と一緒にした炊き込みご飯のようなもの。上に乗せてあったのは鴨肉ではなく、ベーコンとソーセージだったインディカ米だったが美味しかった。 ホテルに戻り、日記の続き。 ポルトから先はCaminoは内陸部を通る旧くからのCamino centralと海岸を通るCamino de la costa に分かれる。当初は海岸を行こうと思っていたが、内陸の方が歴史的遺産もあって興味深いそうだし、このところの風の強さから、海岸の強風は避けたいので、Camino central を行くことにした。距離は少し短いが、坂が多いので大変かもしれないが。 今日は朝食時と昼食の前に強雨が短時間。あとは比較的穏やかな天候。気温が下がって来て、街を歩く人たちにもダウンジャケット姿が増えて来た。 今日の歩行 Porto市街 11.0km 18,274歩 < p lang='en-US'> 退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)