合計距離: 22040 m
最高点の標高: 151 m
最低点の標高: 8 m
累積標高(上り): 1011 m
累積標高(下り): -1020 m
総所要時間: 06:50:43

11月9日(木)

いつも通り6時半に起きたが、朝食は8時半からなので、ゆっくり支度をし、朝食後にすぐ出発できるようにしておく。朝から天気が良い。

朝食はビュッフェで、品数は特に多いわけではないが、スクランブルドエッグの作り立てを補充してくれるのはありがたい。オランダ人夫妻、昨日私たちの直後に着いた男性Peregrinoが食堂に。昨日夕食を共にした人は寝坊しているのか、現れなかった。

9時20分過ぎに出発。宿のある村を抜けて行く。宿やカフェもあり、舗装道路で上り下りは緩やかなので、昨日と同じような道なのか、それなら天気が良いだけ今日は楽だと思っていた。しかし土の道が断続的に現れ、水たまりや泥も多い。歩けないような酷いところはなかったが。

もう一点昨日までと違うのは、集落を避けるように道が続いていること。そのため、朝の出発直後以外はカフェなどは昼までまったくなかった。

大半は石垣で囲われた牧草地の間の道。それが石畳、アスファルト、土と変わる。

Santiagoまで209kmのモホンがあった。今日中に200kmを切るのは確実。

森の中の道にParque do Peregrino(巡礼者公園)があった。

バルセロスのニワトリが設置され、Peregrinoたちが置いていった様々な品が残されている。

その先はまた泥道。大型農耕車が走り過ぎた後だったが、意外に固い土で、ドロドロにならない部分もあって、通り抜けることができた。

ようやく数軒の飲食店のある地域に到着。一番手前のレストランで昼食。Peregrinoメニューがあった。

スープと肉じゃがのような料理。家庭料理といった風情。味も。店の主人が巡礼経験者なのか、Muxia到達証明が壁に掛けられていた。また、店内にはジャズやファドが流されていた。レストランでもカフェでも音楽を流すことなどない国なのに、珍しい。これも主人の趣味なのだろう。

気をつけていたつもりなのにどこで見落としたのか、200kmを過ぎてSantiagoまで199kmのモホンになってしまった。

バルセロスらしい街が見えてから到着までずいぶんかかったように思う。

バルセロスの街に入る橋から見下ろした Rio Cávadoは水量が多く流れが速い。

街の入口にTurismoとあったので観光案内所だと思って行ってみたら、ミシュラン認定のレストランだった。クレデンシャルの余白が少なくなって来たので、買い足そう思ったのだが。

すぐ近くにIgreja Matriz de Santa Maria Maior教会があったので入ってみる。教会の人がいたので聞いてみると、スタンプはあるがクレデンシャルはないとのこと。ツーリスモにあると思うと言って場所を教えてくれる。

ホテルに向かう途中にツーリスモがあって、無事クレデンシャルを買い足すことができた。同時に明日のブラガ行きのバス停や時刻表情報も手に入った。

ホテルに向かうと偶然昨夜のベルギー人と出会う。こっちはつまらないので街の反対側に行くところだった。

ホテルの前の広場では市が開かれていた。バルセロスは木曜市で有名だったのだ。ホテルにチェックインして荷物を部屋に置くと、すぐに市に行ってみる。

16時半になっていて、片付けはじめていたが、少しは見ることができた。野菜、食品、衣類、日用品といったお馴染みの品に加え、陶器、土産物、カゴ、植木、生きたニワトリなども売っている。そう言えば今日、男の人が数羽の生きたニワトリをスーパーのレジ袋のようなものに入れて持ち帰ってるのを見たし、昨日は女の人がやはり数羽を網に入れて運んでいるのを目にした。自分でニワトリを捌く人が結構いるようだ。

市をざっと見て、近くのカフェで一休み。明日のことを検討する。

ホテルに戻って明日のブラガのホテル予約。シャワー。

面倒なのでホテル併設のレストランで夕食。古めかしい作り、古めかしいスタッフの店だった。スープ二人分、メインは一人分。やはりメインは二人で適量だった。

 

デザートにアイスクリームをそれぞれ取ったが、予想以上に大きく、満腹になってしまった。味は平均点。

上階では男たちだけの誕生日パーティーをやっているようだった。

女性客がほとんどいないと思っていたら、21時近くなって二組来店。しかし昼間も含めてレストランに来る女性客は非常に少ないように思えた。

部屋に戻って日記。

今日の歩行

Vila do CondeからBarcelos 20.8km 33,009歩

/images/2023/11/IMG_4893-700x394.jpeg/images/2023/11/IMG_4893-150x150.jpegAndrésポルトガルの道 Camino PortuguésBarcelos,Camino Portugués,Vila do Conde,クレデンシャル11月9日(木) いつも通り6時半に起きたが、朝食は8時半からなので、ゆっくり支度をし、朝食後にすぐ出発できるようにしておく。朝から天気が良い。 朝食はビュッフェで、品数は特に多いわけではないが、スクランブルドエッグの作り立てを補充してくれるのはありがたい。オランダ人夫妻、昨日私たちの直後に着いた男性Peregrinoが食堂に。昨日夕食を共にした人は寝坊しているのか、現れなかった。 9時20分過ぎに出発。宿のある村を抜けて行く。宿やカフェもあり、舗装道路で上り下りは緩やかなので、昨日と同じような道なのか、それなら天気が良いだけ今日は楽だと思っていた。しかし土の道が断続的に現れ、水たまりや泥も多い。歩けないような酷いところはなかったが。 もう一点昨日までと違うのは、集落を避けるように道が続いていること。そのため、朝の出発直後以外はカフェなどは昼までまったくなかった。 大半は石垣で囲われた牧草地の間の道。それが石畳、アスファルト、土と変わる。 Santiagoまで209kmのモホンがあった。今日中に200kmを切るのは確実。 森の中の道にParque do Peregrino(巡礼者公園)があった。 バルセロスのニワトリが設置され、Peregrinoたちが置いていった様々な品が残されている。 その先はまた泥道。大型農耕車が走り過ぎた後だったが、意外に固い土で、ドロドロにならない部分もあって、通り抜けることができた。 ようやく数軒の飲食店のある地域に到着。一番手前のレストランで昼食。Peregrinoメニューがあった。 スープと肉じゃがのような料理。家庭料理といった風情。味も。店の主人が巡礼経験者なのか、Muxia到達証明が壁に掛けられていた。また、店内にはジャズやファドが流されていた。レストランでもカフェでも音楽を流すことなどない国なのに、珍しい。これも主人の趣味なのだろう。 気をつけていたつもりなのにどこで見落としたのか、200kmを過ぎてSantiagoまで199kmのモホンになってしまった。 バルセロスらしい街が見えてから到着までずいぶんかかったように思う。 バルセロスの街に入る橋から見下ろした Rio Cávadoは水量が多く流れが速い。 街の入口にTurismoとあったので観光案内所だと思って行ってみたら、ミシュラン認定のレストランだった。クレデンシャルの余白が少なくなって来たので、買い足そう思ったのだが。 すぐ近くにIgreja Matriz de Santa Maria Maior教会があったので入ってみる。教会の人がいたので聞いてみると、スタンプはあるがクレデンシャルはないとのこと。ツーリスモにあると思うと言って場所を教えてくれる。 ホテルに向かう途中にツーリスモがあって、無事クレデンシャルを買い足すことができた。同時に明日のブラガ行きのバス停や時刻表情報も手に入った。 ホテルに向かうと偶然昨夜のベルギー人と出会う。こっちはつまらないので街の反対側に行くところだった。 ホテルの前の広場では市が開かれていた。バルセロスは木曜市で有名だったのだ。ホテルにチェックインして荷物を部屋に置くと、すぐに市に行ってみる。 16時半になっていて、片付けはじめていたが、少しは見ることができた。野菜、食品、衣類、日用品といったお馴染みの品に加え、陶器、土産物、カゴ、植木、生きたニワトリなども売っている。そう言えば今日、男の人が数羽の生きたニワトリをスーパーのレジ袋のようなものに入れて持ち帰ってるのを見たし、昨日は女の人がやはり数羽を網に入れて運んでいるのを目にした。自分でニワトリを捌く人が結構いるようだ。 市をざっと見て、近くのカフェで一休み。明日のことを検討する。 ホテルに戻って明日のブラガのホテル予約。シャワー。 面倒なのでホテル併設のレストランで夕食。古めかしい作り、古めかしいスタッフの店だった。スープ二人分、メインは一人分。やはりメインは二人で適量だった。   デザートにアイスクリームをそれぞれ取ったが、予想以上に大きく、満腹になってしまった。味は平均点。 上階では男たちだけの誕生日パーティーをやっているようだった。 女性客がほとんどいないと思っていたら、21時近くなって二組来店。しかし昼間も含めてレストランに来る女性客は非常に少ないように思えた。 部屋に戻って日記。 今日の歩行 Vila do CondeからBarcelos 20.8km 33,009歩退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)