合計距離: 47465 m
最高点の標高: 431 m
最低点の標高: 11 m
累積標高(上り): 1020 m
累積標高(下り): -1172 m
総所要時間: 06:50:28

11月11日(土)

今日はBragaで半日過ごし、午後にはBarcelosに戻る予定。

持参のバナナと部屋にあるインスタントコーヒーを軽くお腹におさめ、9時にチェックアウト。荷物はホテルに預けて出かける。

お土産に焼き栗をもらった。

まだ温かかった。

傘をさすかどうか微妙な霧雨だが、ホテルの傘を借りて行く。

郊外にある「ボン・ジェズス・ド・モンテ聖域」に行く2番のバス停に向かう。

途中のカフェで朝食。土曜日の朝だからか、人通りは少なく、店内の客もごくわずか。

バス停はすぐ見つかったが、歩道の工事中で車道で待たなければならない。すぐ先のバス停からボン・ジェズス・ド・モンテに行く別の路線があるので、そちらで待つ。しかし時間を10分過ぎても20分過ぎてもバスは来ない。2番の方に戻って待っていると向かいの店の人が「あっちのバス停」だと教えてくれたので、またそちらへ。少しして2番のバスがバス停に止まらずに手前の交差点を曲がって行ってしまった。

時間ばかりが過ぎて行くので、タクシーで行くことにして近くのタクシー乗場に行くが、そこも工事中。少し手前に大きなホテルがあったので、そこで呼んでもらうことにする。レセプション脇にタクシー呼び出し機があり、それで呼ぶようにとのこと。名前を入力するだけ。5分もしないでタクシーが来た。

少し渋滞もあったが、15分ほどでボン・ジェズス・ド・モンテに到着。結構坂を上ったところ。見て回る前にトイレと思ったら有料で一人0.5€。

 

まず教会に入る。道内は撮影禁止。祭壇にはゴルゴダの丘でイエスが処刑される場面がリアルに描かれている。作品の質としては高くない。

丘の上に上って行く。鍾乳洞を模したようなものがあり、その上には東屋。

そして頂上近くには池があってカモが泳ぎ貸しボートまである。霧雨の中、ボートに乗る人は流石にいない。

そのすぐ上にもホテルがあったので、ロビーでコーヒータイム。

下りながら眺めると、Bragaの街が大きいのがわかる。

さらにボン・ジェズス・ド・モンテの代表的光景である階段を降りて行くと、タクシーで行ったので気付かなかった丘の高さに驚く。

「ボン・ジェズス・ド・モンテ聖域」は、聖域となっているが、私にはテーマパークのようにしか見えなかった。丘全体でゴルゴダを表し、イエスの十字架の道行きを思い起こさせようとしているのだろうが、私には興醒めだった。こんな「観光」より、何もなく同じことの繰り返しでしかない毎日のCamino歩きの方がはるかに充実しているように感じられる。

降りきったところにバス停があり、ちょうどブラガの街に戻るバスが出る時刻。当然、時刻通りに来るわけはない。30分に1本だが。

横にボン・ジェズス・ド・モンテに登るケーブルカーの乗場があるが、係員は誰もいない。今日は休みなのか、廃業したのか。

10分遅れでバスが来た。40分遅れなのかもしれないし、70分遅れなのかもしれないが。無事にブラガ中心街に戻れた。

ブラガはタラ料理が名物ということなので、いかにも伝統の店といった感じのところに入る。1/2を注文。フライドポテトに埋まって出て来て思いの外少なめだったが、味は良かった。隣の席では老婦人たちがフランセシーニャを食べていた。

ホテルで荷物を受け取ってバスセンターへ。出発時刻の15分前に到着。電光掲示板にBarcelos行きの番線が表示されている。乗場に行って数分でバスが来た。乗客は私たちを含めて3人。当然、バックパックは隣席に。

定刻の14時30分ちょうどに発車。途中で2人だけ乗車。普通の道を走って45分でBarcelosの市が開かれていた広場前に到着。

降りてすぐのカフェで休憩。エッグタルトは美味しかった。

歩いて数分の今夜のホテルへ。明日の宿の予約をして、私はシャワー、配偶者は昼寝。その後、私は日記、配偶者は洗濯。

20時近くなったので市の広場あたりのカフェで軽い夕食にしようと出かけるが、ピザ屋以外はみんな閉まっている。

少し先の路地に入ったところに手軽そうなレストランがあったので入る。Huevos Rotos とハンバーガー。Vino verde と炭酸水、パン。ハンバーガーにもフライドポテトが付いて来て炭水化物だらけになってしまった。20時半過ぎて混んできて満席近くになっていた。土曜日だからか、子ども連れの家族もいた。

帰りも微かな霧雨。ホテルに戻って日記の続き。今夜は少し暖かい。

今日に歩行

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p lang=”en-US”>主にBraga 7.9km 12,795歩

/images/2023/11/IMG_4972-700x1244.jpeg/images/2023/11/IMG_4972-150x150.jpegAndrésポルトガルの道 Camino PortuguésBraga,Camino Portugués,ボン・ジェズス・ド・モンテ聖域11月11日(土) 今日はBragaで半日過ごし、午後にはBarcelosに戻る予定。 持参のバナナと部屋にあるインスタントコーヒーを軽くお腹におさめ、9時にチェックアウト。荷物はホテルに預けて出かける。 お土産に焼き栗をもらった。 まだ温かかった。 傘をさすかどうか微妙な霧雨だが、ホテルの傘を借りて行く。 郊外にある「ボン・ジェズス・ド・モンテ聖域」に行く2番のバス停に向かう。 途中のカフェで朝食。土曜日の朝だからか、人通りは少なく、店内の客もごくわずか。 バス停はすぐ見つかったが、歩道の工事中で車道で待たなければならない。すぐ先のバス停からボン・ジェズス・ド・モンテに行く別の路線があるので、そちらで待つ。しかし時間を10分過ぎても20分過ぎてもバスは来ない。2番の方に戻って待っていると向かいの店の人が「あっちのバス停」だと教えてくれたので、またそちらへ。少しして2番のバスがバス停に止まらずに手前の交差点を曲がって行ってしまった。 時間ばかりが過ぎて行くので、タクシーで行くことにして近くのタクシー乗場に行くが、そこも工事中。少し手前に大きなホテルがあったので、そこで呼んでもらうことにする。レセプション脇にタクシー呼び出し機があり、それで呼ぶようにとのこと。名前を入力するだけ。5分もしないでタクシーが来た。 少し渋滞もあったが、15分ほどでボン・ジェズス・ド・モンテに到着。結構坂を上ったところ。見て回る前にトイレと思ったら有料で一人0.5€。   まず教会に入る。道内は撮影禁止。祭壇にはゴルゴダの丘でイエスが処刑される場面がリアルに描かれている。作品の質としては高くない。 丘の上に上って行く。鍾乳洞を模したようなものがあり、その上には東屋。 そして頂上近くには池があってカモが泳ぎ貸しボートまである。霧雨の中、ボートに乗る人は流石にいない。 そのすぐ上にもホテルがあったので、ロビーでコーヒータイム。 下りながら眺めると、Bragaの街が大きいのがわかる。 さらにボン・ジェズス・ド・モンテの代表的光景である階段を降りて行くと、タクシーで行ったので気付かなかった丘の高さに驚く。 「ボン・ジェズス・ド・モンテ聖域」は、聖域となっているが、私にはテーマパークのようにしか見えなかった。丘全体でゴルゴダを表し、イエスの十字架の道行きを思い起こさせようとしているのだろうが、私には興醒めだった。こんな「観光」より、何もなく同じことの繰り返しでしかない毎日のCamino歩きの方がはるかに充実しているように感じられる。 降りきったところにバス停があり、ちょうどブラガの街に戻るバスが出る時刻。当然、時刻通りに来るわけはない。30分に1本だが。 横にボン・ジェズス・ド・モンテに登るケーブルカーの乗場があるが、係員は誰もいない。今日は休みなのか、廃業したのか。 10分遅れでバスが来た。40分遅れなのかもしれないし、70分遅れなのかもしれないが。無事にブラガ中心街に戻れた。 ブラガはタラ料理が名物ということなので、いかにも伝統の店といった感じのところに入る。1/2を注文。フライドポテトに埋まって出て来て思いの外少なめだったが、味は良かった。隣の席では老婦人たちがフランセシーニャを食べていた。 ホテルで荷物を受け取ってバスセンターへ。出発時刻の15分前に到着。電光掲示板にBarcelos行きの番線が表示されている。乗場に行って数分でバスが来た。乗客は私たちを含めて3人。当然、バックパックは隣席に。 定刻の14時30分ちょうどに発車。途中で2人だけ乗車。普通の道を走って45分でBarcelosの市が開かれていた広場前に到着。 降りてすぐのカフェで休憩。エッグタルトは美味しかった。 歩いて数分の今夜のホテルへ。明日の宿の予約をして、私はシャワー、配偶者は昼寝。その後、私は日記、配偶者は洗濯。 20時近くなったので市の広場あたりのカフェで軽い夕食にしようと出かけるが、ピザ屋以外はみんな閉まっている。 少し先の路地に入ったところに手軽そうなレストランがあったので入る。Huevos Rotos とハンバーガー。Vino verde と炭酸水、パン。ハンバーガーにもフライドポテトが付いて来て炭水化物だらけになってしまった。20時半過ぎて混んできて満席近くになっていた。土曜日だからか、子ども連れの家族もいた。 帰りも微かな霧雨。ホテルに戻って日記の続き。今夜は少し暖かい。 今日に歩行 < p lang='en-US'>主にBraga 7.9km 12,795歩退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)