Quinta Peregrinación 26
最高点の標高: 199 m
最低点の標高: 36 m
累積標高(上り): 975 m
累積標高(下り): -941 m
総所要時間: 07:06:21
11月12日(日)
昨夜は24時ごろに花火。10分程度で、打ち上げられたのも日本の基準からすると簡素なものだったが、いったい何だっただろう。
朝5時過ぎにLINEで息子から連絡が入り、つい気になって読んでしまった。緊急の用件ではなかったので、起床後で良かったのだが。そのせいか、あるいは昨日、一昨日とバックパックを背負わずに街中で過ごして身体が怠けてしまったのか、今日は歩みが遅く眠たい1日だった。
朝食は宿のビュッフェ。卵やベーコンは温かく、内容もまずまず。
小さなホテルなのに予想以上に客は多かった。
9時20分にチェックアウト。市の開かれた広場をかすめてCaminoを歩く。
緩やかな上り坂が続き、気温も高く、湿度は非常に高いので、すぐに暑くなる。下り坂になれば変わるかと思ったが、暑くて汗をかきはじめたので、バス停でジャケットを脱ぎ、長袖シャツ一枚になる。何日ぶりだろうか。天気予報では一日中曇りだが、時々陽もさして一層暑くなり額から汗が流れ落ちるほど。上り下りも多く、Barcelosの街を出た後はカフェもない。
木々は秋色を深めている。
道路工事現場を通ると、過去の遺物と思っていた牧草地を囲む石垣を、あらためて積み直していた。
久しぶりに電車を見かけた。
12時過ぎまで歩いてもカフェも何もないので、バス停で休憩。持参のバナナでエネルギー補給。地図で探すと、この数百メートル先にレストランがある。行ってみると今日は休み。
向かいにアルベルゲがあり、きれいな公衆トイレがあった。昨日の有料トイレがよりもきれいにしてある。寄付金箱が置いてあるので献金。
1kmほどの所に外壁塗装工事中の教会があり、その陰にベンチがあった。持参のマフィンで空腹をごまかす。ここにも公衆トイレがあったが、鍵がかかっていた。
泥道も出てきたところを2km歩いてようやくケーキ屋があった。食事はできないかと聞くと、ケーキだけだとショーケースを指す。すぐ近くにカフェがあるので、そちらに戻ってみると、そこは休み。
先ほどのケーキ屋に戻りパイを2個。ハムソーセージやツナが入っていて何とか食事がわりになった。汗を大量にかいたせいで水を飲みたい。1.5リットルの水を買ってコップ2杯を一気に飲んで少し落ち着く。
ここしかないので来るのは当然で、ポーランド人の若い男性Peregrinoが入って来た。出がけに話しかけて来て、今日はどこで泊まるのか、リスボンからバスでファティマへ行ってそこから歩いている、といったことを話す。
歩き始めると霧雨が少し強まる。古い石橋があって写真を撮っていると、ポーランド人が追い越して行った。
川は石橋のあたりで溢れんばかりだった。
が、その上では畑を覆いつくすように洪水状態。
15時過ぎに宿に到着したが、その直前に何時に着くかと電話。すぐ近くにいる、数分で着くと答える。スペイン語で通じたので助かる。
門をくぐると迎えに出て来てくれた。宿の施設を説明してくれる。
部屋はファミリールームで古いピアノのある玄関室、
主寝室、
サロン、副寝室、バスルーム。夕食は今日は日曜日で調理人が休みだが、50メートル先にレストランがあるので、そこで食べるかテイクアウトしてここで食べても良いとのこと。
早速シャワーを使うが、5分くらいしないと湯は出ないとの説明通り、なかなか出ない。諦めかけた頃に湯になった。その後、明日の宿を探していて急激に眠くなり、ベッドで横になった。
起きて宿の手配。6時半には食事に出かける。
教えられた店に行くと、テイクアウトだけだそう。鶏のグリル半身、ポテト、サラダ、スープに一番安い3€のワイン。
歩いて数分の宿に持ち帰って宿の食堂で食べる。まだ温かくおいしい。
あとは日記を書く。
眠い。
蒸し暑い1日だった。途中、何ヶ所かでサッカーの試合。朝から昼過ぎにも花火の音が何度も聞こえた。ひょっとしたら花火はサッカー試合を知らせるものだったのだろうか。ポルトガルで運動会はないだろうから。
今日の歩行
BarcelosからBalugaes 16.0km 25,853歩
https://dosperegrinos.net/2023/11/13/quinta-peregrinacion-26//images/2023/11/IMG_4995-700x394.jpeg/images/2023/11/IMG_4995-150x150.jpegポルトガルの道 Camino PortuguésBalugaes,Barcelos,Camino Portugués11月12日(日) 昨夜は24時ごろに花火。10分程度で、打ち上げられたのも日本の基準からすると簡素なものだったが、いったい何だっただろう。 朝5時過ぎにLINEで息子から連絡が入り、つい気になって読んでしまった。緊急の用件ではなかったので、起床後で良かったのだが。そのせいか、あるいは昨日、一昨日とバックパックを背負わずに街中で過ごして身体が怠けてしまったのか、今日は歩みが遅く眠たい1日だった。 朝食は宿のビュッフェ。卵やベーコンは温かく、内容もまずまず。 小さなホテルなのに予想以上に客は多かった。 9時20分にチェックアウト。市の開かれた広場をかすめてCaminoを歩く。 緩やかな上り坂が続き、気温も高く、湿度は非常に高いので、すぐに暑くなる。下り坂になれば変わるかと思ったが、暑くて汗をかきはじめたので、バス停でジャケットを脱ぎ、長袖シャツ一枚になる。何日ぶりだろうか。天気予報では一日中曇りだが、時々陽もさして一層暑くなり額から汗が流れ落ちるほど。上り下りも多く、Barcelosの街を出た後はカフェもない。 木々は秋色を深めている。 道路工事現場を通ると、過去の遺物と思っていた牧草地を囲む石垣を、あらためて積み直していた。 久しぶりに電車を見かけた。 12時過ぎまで歩いてもカフェも何もないので、バス停で休憩。持参のバナナでエネルギー補給。地図で探すと、この数百メートル先にレストランがある。行ってみると今日は休み。 向かいにアルベルゲがあり、きれいな公衆トイレがあった。昨日の有料トイレがよりもきれいにしてある。寄付金箱が置いてあるので献金。 1kmほどの所に外壁塗装工事中の教会があり、その陰にベンチがあった。持参のマフィンで空腹をごまかす。ここにも公衆トイレがあったが、鍵がかかっていた。 泥道も出てきたところを2km歩いてようやくケーキ屋があった。食事はできないかと聞くと、ケーキだけだとショーケースを指す。すぐ近くにカフェがあるので、そちらに戻ってみると、そこは休み。 先ほどのケーキ屋に戻りパイを2個。ハムソーセージやツナが入っていて何とか食事がわりになった。汗を大量にかいたせいで水を飲みたい。1.5リットルの水を買ってコップ2杯を一気に飲んで少し落ち着く。 ここしかないので来るのは当然で、ポーランド人の若い男性Peregrinoが入って来た。出がけに話しかけて来て、今日はどこで泊まるのか、リスボンからバスでファティマへ行ってそこから歩いている、といったことを話す。 歩き始めると霧雨が少し強まる。古い石橋があって写真を撮っていると、ポーランド人が追い越して行った。 川は石橋のあたりで溢れんばかりだった。 が、その上では畑を覆いつくすように洪水状態。 15時過ぎに宿に到着したが、その直前に何時に着くかと電話。すぐ近くにいる、数分で着くと答える。スペイン語で通じたので助かる。 門をくぐると迎えに出て来てくれた。宿の施設を説明してくれる。 部屋はファミリールームで古いピアノのある玄関室、 主寝室、 サロン、副寝室、バスルーム。夕食は今日は日曜日で調理人が休みだが、50メートル先にレストランがあるので、そこで食べるかテイクアウトしてここで食べても良いとのこと。 早速シャワーを使うが、5分くらいしないと湯は出ないとの説明通り、なかなか出ない。諦めかけた頃に湯になった。その後、明日の宿を探していて急激に眠くなり、ベッドで横になった。 起きて宿の手配。6時半には食事に出かける。 教えられた店に行くと、テイクアウトだけだそう。鶏のグリル半身、ポテト、サラダ、スープに一番安い3€のワイン。 歩いて数分の宿に持ち帰って宿の食堂で食べる。まだ温かくおいしい。 あとは日記を書く。 眠い。 蒸し暑い1日だった。途中、何ヶ所かでサッカーの試合。朝から昼過ぎにも花火の音が何度も聞こえた。ひょっとしたら花火はサッカー試合を知らせるものだったのだろうか。ポルトガルで運動会はないだろうから。 今日の歩行 BarcelosからBalugaes 16.0km 25,853歩Andrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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