映画「家政婦ラケルの反乱」
原題 La Nana(子守女) チリ映画
第7回ラテンビート映画祭で上映
家政婦のラケルは20年以上も一つの家庭で働き子供たちの成長も見守ってきたが、中年になって疲れが目立ち体調を崩すことが多くなった。夫人が気遣ってもう一人若いメイドを雇うが、ラケルは嫌がらせを繰り返して新人を追いだしてしまう。次にベテランが雇われるが、今度も同じ結果。しかし3番目にやってきた楽天的な性格のルーシーによって笑いを取り戻し、少しずつ世界を広げ始める。
チリのアッパーミドルと思われる白人共働き家庭が舞台で、この階層でも家政婦を使うのが当たり前という国内格差。新たに雇われた若いメイドはペルー人という、中南米の国家間の格差。そうしたことも感じ取られる。しかしこの作品はあくまでもラケルの性格や感情の揺れが主で、うまく描かれているが、ホームドラマの枠を出るものではない。
チリ映画を観る機会がほとんどないので貴重な上映だったが、そうでなければ私にとってはわざわざ映画館に出かけるほどのものではなかった。
por Andres
https://dosperegrinos.net/2010/09/28/%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%80%8c%e5%ae%b6%e6%94%bf%e5%a9%a6%e3%83%a9%e3%82%b1%e3%83%ab%e3%81%ae%e5%8f%8d%e4%b9%b1%e3%80%8d/映画・テレビ原題 La Nana(子守女) チリ映画 第7回ラテンビート映画祭で上映 家政婦のラケルは20年以上も一つの家庭で働き子供たちの成長も見守ってきたが、中年になって疲れが目立ち体調を崩すことが多くなった。夫人が気遣ってもう一人若いメイドを雇うが、ラケルは嫌がらせを繰り返して新人を追いだしてしまう。次にベテランが雇われるが、今度も同じ結果。しかし3番目にやってきた楽天的な性格のルーシーによって笑いを取り戻し、少しずつ世界を広げ始める。 チリのアッパーミドルと思われる白人共働き家庭が舞台で、この階層でも家政婦を使うのが当たり前という国内格差。新たに雇われた若いメイドはペルー人という、中南米の国家間の格差。そうしたことも感じ取られる。しかしこの作品はあくまでもラケルの性格や感情の揺れが主で、うまく描かれているが、ホームドラマの枠を出るものではない。 チリ映画を観る機会がほとんどないので貴重な上映だったが、そうでなければ私にとってはわざわざ映画館に出かけるほどのものではなかった。 por AndresAndres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
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