山崎力参議院議員（自民）の発言

朝日新聞５月１日朝刊の片隅にあった小さな記事。山崎力参議院議員（自民）が米軍普天間基地移設問題で、「震災がれきの受け入れで、焼却場の前にバリケードをはるような国民性だ。普天間を受け入れられる自治体はないし、国も自治体に強要できない」と述べたとのこと。

あまりにも悲惨だ。

山崎氏の悲惨さ。彼には論理性のかけらも、倫理性のかけらもない。

自民党も含めた首長・地方議会・沖縄選出国会議員が反対しているにもかかわらず辺野古移設を強要しておいて、「強要できない」となぜ言えるのか。山崎氏は国語力に欠けるのか、差別主義者あるいは植民地主義者として沖縄をヤマトより低く見ているかのどちらかだ。

「震災がれきの受け入れで、焼却場の前にバリケードをはるような国民性」という発言にも彼の倫理性の欠如が露呈している。放射能汚染を疑ってがれき受け入れに反対した人々を非難する資格が山崎氏にあるのか。安全神話をばらまいて原発政策を推進してきた政府が、「がれきは汚染されていない、安全だ」と言ったところで、そんなものを信用しない方がまともだ。山崎氏は、「どんなに騙されても政府を信じろ」、と言っているに等しい。

メディアの悲惨さ。１週間以上経っても山崎氏の発言を問題にする記事は出てこない。

日本の政治の悲惨さ。この程度の人間を国会議員としていることは、私たち自身にとっても悲惨だ。

por Andrés

https://dosperegrinos.net/2013/05/08/%e5%b1%b1%e5%b4%8e%e5%8a%9b%e5%8f%82%e8%ad%b0%e9%99%a2%e8%ad%b0%e5%93%a1%ef%bc%88%e8%87%aa%e6%b0%91%ef%bc%89%e3%81%ae%e7%99%ba%e8%a8%80/2015-03-19T23:09:45+09:00Andres y Amelia政治・経済・国際朝日新聞５月１日朝刊の片隅にあった小さな記事。山崎力参議院議員（自民）が米軍普天間基地移設問題で、「震災がれきの受け入れで、焼却場の前にバリケードをはるような国民性だ。普天間を受け入れられる自治体はないし、国も自治体に強要できない」と述べたとのこと。 あまりにも悲惨だ。 山崎氏の悲惨さ。彼には論理性のかけらも、倫理性のかけらもない。 自民党も含めた首長・地方議会・沖縄選出国会議員が反対しているにもかかわらず辺野古移設を強要しておいて、「強要できない」となぜ言えるのか。山崎氏は国語力に欠けるのか、差別主義者あるいは植民地主義者として沖縄をヤマトより低く見ているかのどちらかだ。 「震災がれきの受け入れで、焼却場の前にバリケードをはるような国民性」という発言にも彼の倫理性の欠如が露呈している。放射能汚染を疑ってがれき受け入れに反対した人々を非難する資格が山崎氏にあるのか。安全神話をばらまいて原発政策を推進してきた政府が、「がれきは汚染されていない、安全だ」と言ったところで、そんなものを信用しない方がまともだ。山崎氏は、「どんなに騙されても政府を信じろ」、と言っているに等しい。 メディアの悲惨さ。１週間以上経っても山崎氏の発言を問題にする記事は出てこない。 日本の政治の悲惨さ。この程度の人間を国会議員としていることは、私たち自身にとっても悲惨だ。 por AndrésAndres y Amelia SubscriberDos Peregrinos