「リベラルじゃダメですか?」香山リカ(祥伝社新書 2014年8月10日)
近年の「リベラル派」衰退の理由を考察した一書。まず、現在の日本に広まっているリベラル批判を根拠なき批判、誤った批判、もっともな批判の3つに分類している。このうちの「もっともな批判」を主に扱い、それも反批判ではなく自戒を込めた考察となっている。頷ける部分も多いので「リベラル派」の人々が読むに値するものだ。ただしこれはあくまでも「リベラル派」についてであって、「リベラル」そのものを扱ったものではない。
多くに国や地域においては大雑把に見て「保守」と「リベラル」が半数ずつを占めているにもかかわらず、日本では「リベラル」が恒常的に少数となっているのはなぜなのか。それはまた別のこととして考えなけらばならないのだろう。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2016/02/04/%e3%80%8c%e3%83%aa%e3%83%99%e3%83%a9%e3%83%ab%e3%81%98%e3%82%83%e3%83%80%e3%83%a1%e3%81%a7%e3%81%99%e3%81%8b%ef%bc%9f%e3%80%8d%e9%a6%99%e5%b1%b1%e3%83%aa%e3%82%ab%ef%bc%88%e7%a5%a5%e4%bc%9d%e7%a4%be//images/2016/02/4e2ba99a56ad695d3d5bc75c043cbf5e-644x1038.jpg/images/2016/02/4e2ba99a56ad695d3d5bc75c043cbf5e-150x150.jpg書籍・雑誌近年の「リベラル派」衰退の理由を考察した一書。まず、現在の日本に広まっているリベラル批判を根拠なき批判、誤った批判、もっともな批判の3つに分類している。このうちの「もっともな批判」を主に扱い、それも反批判ではなく自戒を込めた考察となっている。頷ける部分も多いので「リベラル派」の人々が読むに値するものだ。ただしこれはあくまでも「リベラル派」についてであって、「リベラル」そのものを扱ったものではない。多くに国や地域においては大雑把に見て「保守」と「リベラル」が半数ずつを占めているにもかかわらず、日本では「リベラル」が恒常的に少数となっているのはなぜなのか。それはまた別のこととして考えなけらばならないのだろう。por AndrésAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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