7時起床。胃腸の具合はほとんど正常に戻ったようだ。ホテルで朝食をとるが、念のため軽めにしておく。
9時ごろに出かける。Museo Nacional de Arqueológico に行こうと思い、フロントで行き方を尋ねるが、バスを乗り換えて行く必要があり複雑だという。Metropolitanoでは最寄の駅からも遠い。タクシーで行くことにして、まず銀行に行ってソルを引き出す。ホテルに戻りドアマンにタクシーを頼むと指笛を鳴らして道の反対側の車を呼んでくれる。タクシー表示はないがホテルタクシーだとのこと。Museoまでは30ソル。一般のタクシーだと20ソルなのだが、安心料と快適さで高くなる。Museoまでは結構遠い。
このMuseoは60歳以上の割引があった。内容はペルー先史時代から各文化の歴史、そして植民地時代から独立後まで。これまで地方で見て来た展示と比べて展示品も充実していて、やはり優れた展示物はここに集められているようだ。2時間ほど見学。
歩いてMuseo Larcoに移動。歩道にずっと青い線が引いてあり、それを辿れば行けるようになっている。
Museo Larcoは到着して驚いた。花ざかりなのだ。様々な花が外壁を飾り、それだけで気持ちが良い。雨季の終わり、夏の終わりという時期が関係しているのかどうかわからないが、おそらく年中手入れして花を絶やさないようにしているのだろう。
ここも60歳以上の割引あり。展示は先史時代からインカ文明までの各文化の歴史を土器を中心に。内部の設備も整い、Museo Nacionalと比べて展示の幅は狭いが、展示の質はこちらの方が高い。また収蔵庫も公開されていて、多数の土器などが種類別(人物、動物等々)に棚にずらりと収蔵されている。展示されているのとは全く違うものもあり、調査が済んで展示されるのを待っている。別館にSala Eróticaがあり、ここには人間や動物の性器や交合をかたどった土器が集められている。子孫繁栄と豊穣を願ったものだろうが、実にあっけらかんとしたものだ。
Museo内にレストランがあったので、昼食にする。
鶏ムネ肉の唐揚げと牛肉入りリゾットのようなもの。どちらも美味しかった。そしてAgua con Gas。高地では炭酸は控えるようにとにことだったが、Limaに戻って飲めるようになった。ボトルが350mlと小さい。食後にはCafé Cortado 。このMuseoは、入口とレストランの入口にレモンと氷を入れた水を自由に飲めるようにしてある。これもほかでは見られないサービス。とにかくここはペルーの博物館としては最高の場所。Museo Textil Precolombiano Amano(天野織物博物館)にタクシーで行こうと、博物館を出たところでドアマンにタクシーを頼むと、手を振って運転手を呼んでくれる。木陰で休んでいたのか、運転手がすぐにやって来て止めてある車に案内してくれる。20ソルとのこと。車が綺麗なので安心。しかも珍しくオートマチック。運転手は70代と思われるのだが、運転は若いのに負けないものでスピードも出せば無理な割り込みもする。自分でも刺身を作って醤油とわさびで食べるなどと話す。天野博物館は、紀元前のも含めた織物の展示が中心。中には非常に細い糸で織ったものや絞り染のものなど精巧なものも多い。展示物はそんなに多くないが、布に興味がある人には必見かもしれない。
歩いて海岸沿いの高台の公園が連続する道に出て「恋人の公園」まで歩く。途中でパラセールの飛び立つ練習をしているのを見る。飛び立たないかと期待して何度か見たが、飛び立つ前の練習を繰り返していただけかもしれない。「恋人の公園」にはまだ日没前だからか家族連れも多い。大きな恋人たちの抱き合う像があるが、あまりいい作品とは思えない。
Larcomarに行ってお土産を探す。赤ちゃん服を探すがなかなか良いのが見つからなかった。結局アルパカの人形を買う。
ホテルの前を通り過ぎて、ガイドさんに薦められたAl Frescoという店に向かう。その少し先にスーパーがあるので、まずそちらに行き、キヌアの御菓子を探す。なかなか見つからなかったが、ようやく離れた場所に2種類見つけた。各2箱買う。
レストランに行って夕食。セビーチェと魚介入りのコメ料理。セビーチェは注文時にちょっとだけ辛くと言ったのだが、私たちには辛い。飲み物はAgua con Gasとピスコサワー。サワーは少しアルコールが強めだが、美味しい。デザートにチリモヤを頼んだらなかなか洒落た盛り付けで、種もなく美味しい。そしてCafe cortado。
ホテルに戻るともう9時過ぎ。シャワーを浴び明日の出発準備をしたら11時過ぎ。明朝3時15分にガイドさんが迎えに来るので2時に起きることにする。すぐに眠れても3時間しかない。

por Andrés

/images/2017/04/slooProImg_20170421230600.jpg/images/2017/04/slooProImg_20170421230600-150x150.jpgAndrésペルー旅行7時起床。胃腸の具合はほとんど正常に戻ったようだ。ホテルで朝食をとるが、念のため軽めにしておく。 9時ごろに出かける。Museo Nacional de Arqueológico に行こうと思い、フロントで行き方を尋ねるが、バスを乗り換えて行く必要があり複雑だという。Metropolitanoでは最寄の駅からも遠い。タクシーで行くことにして、まず銀行に行ってソルを引き出す。ホテルに戻りドアマンにタクシーを頼むと指笛を鳴らして道の反対側の車を呼んでくれる。タクシー表示はないがホテルタクシーだとのこと。Museoまでは30ソル。一般のタクシーだと20ソルなのだが、安心料と快適さで高くなる。Museoまでは結構遠い。 このMuseoは60歳以上の割引があった。内容はペルー先史時代から各文化の歴史、そして植民地時代から独立後まで。これまで地方で見て来た展示と比べて展示品も充実していて、やはり優れた展示物はここに集められているようだ。2時間ほど見学。 歩いてMuseo Larcoに移動。歩道にずっと青い線が引いてあり、それを辿れば行けるようになっている。 Museo Larcoは到着して驚いた。花ざかりなのだ。様々な花が外壁を飾り、それだけで気持ちが良い。雨季の終わり、夏の終わりという時期が関係しているのかどうかわからないが、おそらく年中手入れして花を絶やさないようにしているのだろう。 ここも60歳以上の割引あり。展示は先史時代からインカ文明までの各文化の歴史を土器を中心に。内部の設備も整い、Museo Nacionalと比べて展示の幅は狭いが、展示の質はこちらの方が高い。また収蔵庫も公開されていて、多数の土器などが種類別(人物、動物等々)に棚にずらりと収蔵されている。展示されているのとは全く違うものもあり、調査が済んで展示されるのを待っている。別館にSala Eróticaがあり、ここには人間や動物の性器や交合をかたどった土器が集められている。子孫繁栄と豊穣を願ったものだろうが、実にあっけらかんとしたものだ。 Museo内にレストランがあったので、昼食にする。 鶏ムネ肉の唐揚げと牛肉入りリゾットのようなもの。どちらも美味しかった。そしてAgua con Gas。高地では炭酸は控えるようにとにことだったが、Limaに戻って飲めるようになった。ボトルが350mlと小さい。食後にはCafé Cortado 。このMuseoは、入口とレストランの入口にレモンと氷を入れた水を自由に飲めるようにしてある。これもほかでは見られないサービス。とにかくここはペルーの博物館としては最高の場所。Museo Textil Precolombiano Amano(天野織物博物館)にタクシーで行こうと、博物館を出たところでドアマンにタクシーを頼むと、手を振って運転手を呼んでくれる。木陰で休んでいたのか、運転手がすぐにやって来て止めてある車に案内してくれる。20ソルとのこと。車が綺麗なので安心。しかも珍しくオートマチック。運転手は70代と思われるのだが、運転は若いのに負けないものでスピードも出せば無理な割り込みもする。自分でも刺身を作って醤油とわさびで食べるなどと話す。天野博物館は、紀元前のも含めた織物の展示が中心。中には非常に細い糸で織ったものや絞り染のものなど精巧なものも多い。展示物はそんなに多くないが、布に興味がある人には必見かもしれない。 歩いて海岸沿いの高台の公園が連続する道に出て「恋人の公園」まで歩く。途中でパラセールの飛び立つ練習をしているのを見る。飛び立たないかと期待して何度か見たが、飛び立つ前の練習を繰り返していただけかもしれない。「恋人の公園」にはまだ日没前だからか家族連れも多い。大きな恋人たちの抱き合う像があるが、あまりいい作品とは思えない。 Larcomarに行ってお土産を探す。赤ちゃん服を探すがなかなか良いのが見つからなかった。結局アルパカの人形を買う。 ホテルの前を通り過ぎて、ガイドさんに薦められたAl Frescoという店に向かう。その少し先にスーパーがあるので、まずそちらに行き、キヌアの御菓子を探す。なかなか見つからなかったが、ようやく離れた場所に2種類見つけた。各2箱買う。 レストランに行って夕食。セビーチェと魚介入りのコメ料理。セビーチェは注文時にちょっとだけ辛くと言ったのだが、私たちには辛い。飲み物はAgua con Gasとピスコサワー。サワーは少しアルコールが強めだが、美味しい。デザートにチリモヤを頼んだらなかなか洒落た盛り付けで、種もなく美味しい。そしてCafe cortado。 ホテルに戻るともう9時過ぎ。シャワーを浴び明日の出発準備をしたら11時過ぎ。明朝3時15分にガイドさんが迎えに来るので2時に起きることにする。すぐに眠れても3時間しかない。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)