デスクトップPC、2007年に自作し、2013年にCPUとマザーボードを交換しSSDを新設してWindows 7にアップグレードしたものを使ってきた。
特に故障というわけではなかったのだが、2007年から使い続けているディスプレイ(IIYAMA E2202WS)がさすがに旧くなって不都合を感じるようになってきた。解像度が低め(1680×1050)な上にフリッカーフリーやブルーライトカットなどもなく、目への負担も感じるようになってきたのだ。そこでディスプレイを買い替えた。購入したのはViewSonicのVG2719-2K。
すっかり失念していたのだが、ディスプレイをPCにつないでみたらPCのグラフィック能力が低くて、これまでのディスプレイでより低い解像度でしか表示できない。ということで改造が必要となった。
ゲームをするわけでも動画の編集に使うわけでもないので、そんなに高いグラフィック性能は必要ない。そこで新しい構成は、CPUをAMDのRyzen 5 3400G、マザーボードをASROCKのB450 Steel Legend、メモリをキングストンのHyperX FURY CL16 HX426C16FB3K2/16とした。ついでにケースも、デスクの色に合わせることもあってDefine R6 USB-C (ブラック)に換えた。
以上でディスプレイも含めて総額80,779円。ケースはツクモネットショップで、その他はアマゾンで購入。
電源、SSD、HDDはこれまでのものをそのまま流用。
組み上げてみると早速不具合発生。マザーボードにCPUとメモリを取り付け電源をつないでみたが、画面に何も表示されない。ケーブルの接続をやり直したりマザーボードをケースから出して段ボールの上で試したりしても結果は変わらず。マザーボードの初期不良と判断してアマゾンで返品手続きをした。
アマゾンでずいぶん買い物をしてきたが、返品は初めて。しかし実に簡単であっけなく手続き完了。マザーボードは交換対象の商品ではなかったので、返品と並行して購入手続きも行ったのだが、「交換」よりも早く良品が届いた。
新しいマザーボードにCPU等を取り付けて電源を入れると、今度は一発でBIOS画面が表示された。続いてSSDやHDDを取り付けて起動。心配していたWindowsの起動も一発で成功。これでWindowsの再インストールやソフトウェアの再インストールの手間が省けて大助かり。
翌日、Windows10を再度認証するようにとの警告が現れる。認証手続きを進めても「Windowsを認証できません。後でもう一度やり直してください」と出てしまう。Microsoftのヘルプ画面で確認したところ、Windows10に移行する前の「8」のライセンスキーを入力することで認証も無事終了。
順調に動いていると思ったが、BIOSを確認したところメモリが、8GBを2枚差しているのに1枚しか認識していない。何度か差し直してみたり、スロットを変えてみたりしたが結果は同じ。1枚に初期不良があるようだ。またアマゾンで返品と再度購入の手続き。翌日あらためてメモリが届き差してみる。ところが今度は全く認識しないのか、BIOS画面も出ない。しかし何度か差し直してみたらようやく起動でき、メモリも2枚、合計16GB認識できた。
これでPC改造は成功。HDDのドライブレターがなぜか改造前と変わってしまっている。そのままでも使えるが、慣れたドライブ名でないと使いにくいし、アプリケーションによってはデータを読み込めず面倒なので、書き換えて以前の状態に戻した。
想定していたよりは早く改造を終えられたが、やはり自作はちょっと面倒。不良品に当たらなければ簡単なのだろうが、動かない場合にどの部品が不良なのかを見極めるのに手間がかかる。それでも通販で購入しているので返品交換も居ながらにしてできるのは助かる。以前のように秋葉原の実店舗で買うと、一つの部品の交換でもほかの部品も持参しなけらばならないこともあり、何より時間と労力がかかる。PC自作に関しては実に便利な世の中になったものだ。
/images/2020/02/define-r6-usb-c-tg_11.jpg/images/2020/02/define-r6-usb-c-tg_11-150x150.jpgAndrésパソコン・インターネットデスクトップPC、2007年に自作し、2013年にCPUとマザーボードを交換しSSDを新設してWindows 7にアップグレードしたものを使ってきた。 特に故障というわけではなかったのだが、2007年から使い続けているディスプレイ(IIYAMA E2202WS)がさすがに旧くなって不都合を感じるようになってきた。解像度が低め(1680×1050)な上にフリッカーフリーやブルーライトカットなどもなく、目への負担も感じるようになってきたのだ。そこでディスプレイを買い替えた。購入したのはViewSonicのVG2719-2K。 すっかり失念していたのだが、ディスプレイをPCにつないでみたらPCのグラフィック能力が低くて、これまでのディスプレイでより低い解像度でしか表示できない。ということで改造が必要となった。 ゲームをするわけでも動画の編集に使うわけでもないので、そんなに高いグラフィック性能は必要ない。そこで新しい構成は、CPUをAMDのRyzen 5 3400G、マザーボードをASROCKのB450 Steel Legend、メモリをキングストンのHyperX FURY CL16 HX426C16FB3K2/16とした。ついでにケースも、デスクの色に合わせることもあってDefine R6 USB-C (ブラック)に換えた。 以上でディスプレイも含めて総額80,779円。ケースはツクモネットショップで、その他はアマゾンで購入。 電源、SSD、HDDはこれまでのものをそのまま流用。 組み上げてみると早速不具合発生。マザーボードにCPUとメモリを取り付け電源をつないでみたが、画面に何も表示されない。ケーブルの接続をやり直したりマザーボードをケースから出して段ボールの上で試したりしても結果は変わらず。マザーボードの初期不良と判断してアマゾンで返品手続きをした。 アマゾンでずいぶん買い物をしてきたが、返品は初めて。しかし実に簡単であっけなく手続き完了。マザーボードは交換対象の商品ではなかったので、返品と並行して購入手続きも行ったのだが、「交換」よりも早く良品が届いた。 新しいマザーボードにCPU等を取り付けて電源を入れると、今度は一発でBIOS画面が表示された。続いてSSDやHDDを取り付けて起動。心配していたWindowsの起動も一発で成功。これでWindowsの再インストールやソフトウェアの再インストールの手間が省けて大助かり。 翌日、Windows10を再度認証するようにとの警告が現れる。認証手続きを進めても「Windowsを認証できません。後でもう一度やり直してください」と出てしまう。Microsoftのヘルプ画面で確認したところ、Windows10に移行する前の「8」のライセンスキーを入力することで認証も無事終了。 順調に動いていると思ったが、BIOSを確認したところメモリが、8GBを2枚差しているのに1枚しか認識していない。何度か差し直してみたり、スロットを変えてみたりしたが結果は同じ。1枚に初期不良があるようだ。またアマゾンで返品と再度購入の手続き。翌日あらためてメモリが届き差してみる。ところが今度は全く認識しないのか、BIOS画面も出ない。しかし何度か差し直してみたらようやく起動でき、メモリも2枚、合計16GB認識できた。 これでPC改造は成功。HDDのドライブレターがなぜか改造前と変わってしまっている。そのままでも使えるが、慣れたドライブ名でないと使いにくいし、アプリケーションによってはデータを読み込めず面倒なので、書き換えて以前の状態に戻した。 想定していたよりは早く改造を終えられたが、やはり自作はちょっと面倒。不良品に当たらなければ簡単なのだろうが、動かない場合にどの部品が不良なのかを見極めるのに手間がかかる。それでも通販で購入しているので返品交換も居ながらにしてできるのは助かる。以前のように秋葉原の実店舗で買うと、一つの部品の交換でもほかの部品も持参しなけらばならないこともあり、何より時間と労力がかかる。PC自作に関しては実に便利な世の中になったものだ。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)