合計距離: 62980 m
最高点の標高: 73 m
最低点の標高: -8 m
累積標高(上り): 771 m
累積標高(下り): -770 m
総所要時間: 08:06:03

11月20日(月)

朝食はホテルのビュッフェ。四つ星ホテルだけあって、特に果物、なかでもメロンが美味しい。トルティーヤや生ハムも。メロンを生ハムと合わせて食べた。もちろんクロワッサンも本物。

8時40分に出かける。歩いて10分もかからないところにあるバス停へ。すぐ裏が小学校でちょうど登校の時間にあたり、たくさんの小学生と、子どもたちを送って来た保護者が次々にやってくる。どういう規則なのか分からないが、車で送って来てバス停の前で子どもを降ろして走り去る保護者もいるので、子どもを送ってくるというのは、そんなに厳密なものではなさそうだ。

Vigo行きのバスはほぼ定刻通り。乗客は十人ほどか。途中一ヶ所のバス停で乗客を拾い、高速道路にのって走る。

30分ほどでVigo到着。町中の大学前のバス停で、降車客のほとんどは大学生だった。

歩いて中心街に向かう。港に沿うような丘の中腹を進むような形で、坂は厳しくないが、港の方や港の反対方向への道はきつい坂で、ところどころにエレベーター、エスカレーター、さらにはケーブルカーまである。

カテドラルへ。

祭壇の壁画はちょっと良かった。一人の男性が熱心に祈っていた。

正面の献金箱の上にはクレジットカード払いの機械が置いてあった。

カフェではコーヒーに小さなケーキがおまけでついて来た。

大通りではクリスマスの飾り付け設置中だが、大工事。

メリーゴーランドや観覧車、クリスマスマーケットなども。

不思議な建造物を見つけたが、まだ使用は始まっていないようで、正体不明。

ロータリーの真ん中が盆栽。

2度目の休憩で入った店ではチューロがおまけ。

Vigoに来た目的は、10年ほど前に来た時に食べたタコが美味しかったから。しかし時間が少し早くて目星をつけた店はまだ食事は出来ない。次善の策で観光客向けで評判の良い店へ。

タコは小皿のが選べ、私にはほんの少し柔らかに思えたが味は良かった。

もう一皿はサンブリーニャ。これは美味しかった。

Pontevedraに戻るためにバス停に向かうが、Googleマップが指定する場所にはバス停が見当たらず、近くのBarで尋ねると街の中心部にあるとのこと。Camareraが店の外にまで追いかけて来て、スマートフォンで場所を教えてくれた。街のほぼ反対側。時間に余裕があるし、バスも30分に1本くらいは出ているので支障はなかったが。

たまに短い急坂を上ったりしながらバス停へ。

バスセンターで、窓口で切符を買って30分ほど待つ。乗客がどんどん集まって来て並び始め、長い列になって来たので、私たちも並ぶ。バスはPontevedra経由Santiago行き。バスが来ると運転手が「切符を持っている人が先ず乗って」と言う。私たちは持っているので乗車して待つと、全員が乗り終えたところで4人が定員オーバーで次の便に回された。

帰りも高速道路。途中で眠ってしまったが、Pontevedraの手前でバスがブレーキをかけたところで目が覚めた。

降りたのは昨日ホテルに向かう途中にあった駅の近くのバスセンター。

一旦ホテルに戻って明日の宿の予約と経路の確認。

明るいうちにPontevedraの街を見ておこうと、18時過ぎに出かける。昨夜同様、旧市街に行きまずIgrexa da Virxe Peregrinaへ。入ると売店が開いていたのでクレデンシャルにスタンプをもらう。中では数人が熱心に祈っていた。19時半からミサがあるので、それまで街を回ることにする。

近くのConvento e Igrexa de San Franciscoの礼拝堂へ。ここでも数人が熱心に祈っていた。

夕暮れの街。

街をぶらつき、カフェで一休み。

ここでは黒糖蒸しパンのようなものがおまけ。

19時半からIgrexa da Virxe Peregrinaでミサに参加。40人ほどが参列していた。ミサはいつも通りに進んだが、聖体の際に高齢の方の司祭がマスクをつけた。感染予防だろう。終わり近くで全員に灯されたロウソクが配られ、ミサが進められたのが初めての経験だった。

ミサを終えて教会を出ると、前の広場で「パレスチナに平和と自由を」という集会が開かれていた。CGT(労働総同盟)が主のようだが、シュプレヒコールも物静か。主張は、イスラエルはテロ国家でアパルトヘイト国家だ、かつての南アフリカに対して制裁を加えたようにイスラエルにも、といったもの。参加者は数十人だが年齢層はさまざま。労働組合が無力に等しい状態の日本と、つい比べてしまう。

今夜は冷え込み、ダウンも重ねたジャケットを着込んで出かけたが、それでも寒く感じた。

ホテルのカフェテリアでサンドウィッチと小さなハンバーガーで軽い夕食。ハンバーガーは驚くほど小さかった。

部屋に戻ってシャワー、日記。

今日の歩行

VigoとPontevedra市内 16.3km 25,573歩

<

p lang=”en-US”> 

/images/2023/11/IMG_5329-700x1244.jpeg/images/2023/11/IMG_5329-150x150.jpegAndrésポルトガルの道 Camino PortuguésCGT(労働総同盟),Pontevedra,Vigo,アパルトヘイト,イスラエル,パレスチナ,ミサ11月20日(月) 朝食はホテルのビュッフェ。四つ星ホテルだけあって、特に果物、なかでもメロンが美味しい。トルティーヤや生ハムも。メロンを生ハムと合わせて食べた。もちろんクロワッサンも本物。 8時40分に出かける。歩いて10分もかからないところにあるバス停へ。すぐ裏が小学校でちょうど登校の時間にあたり、たくさんの小学生と、子どもたちを送って来た保護者が次々にやってくる。どういう規則なのか分からないが、車で送って来てバス停の前で子どもを降ろして走り去る保護者もいるので、子どもを送ってくるというのは、そんなに厳密なものではなさそうだ。 Vigo行きのバスはほぼ定刻通り。乗客は十人ほどか。途中一ヶ所のバス停で乗客を拾い、高速道路にのって走る。 30分ほどでVigo到着。町中の大学前のバス停で、降車客のほとんどは大学生だった。 歩いて中心街に向かう。港に沿うような丘の中腹を進むような形で、坂は厳しくないが、港の方や港の反対方向への道はきつい坂で、ところどころにエレベーター、エスカレーター、さらにはケーブルカーまである。 カテドラルへ。 祭壇の壁画はちょっと良かった。一人の男性が熱心に祈っていた。 正面の献金箱の上にはクレジットカード払いの機械が置いてあった。 カフェではコーヒーに小さなケーキがおまけでついて来た。 大通りではクリスマスの飾り付け設置中だが、大工事。 メリーゴーランドや観覧車、クリスマスマーケットなども。 不思議な建造物を見つけたが、まだ使用は始まっていないようで、正体不明。 ロータリーの真ん中が盆栽。 2度目の休憩で入った店ではチューロがおまけ。 Vigoに来た目的は、10年ほど前に来た時に食べたタコが美味しかったから。しかし時間が少し早くて目星をつけた店はまだ食事は出来ない。次善の策で観光客向けで評判の良い店へ。 タコは小皿のが選べ、私にはほんの少し柔らかに思えたが味は良かった。 もう一皿はサンブリーニャ。これは美味しかった。 Pontevedraに戻るためにバス停に向かうが、Googleマップが指定する場所にはバス停が見当たらず、近くのBarで尋ねると街の中心部にあるとのこと。Camareraが店の外にまで追いかけて来て、スマートフォンで場所を教えてくれた。街のほぼ反対側。時間に余裕があるし、バスも30分に1本くらいは出ているので支障はなかったが。 たまに短い急坂を上ったりしながらバス停へ。 バスセンターで、窓口で切符を買って30分ほど待つ。乗客がどんどん集まって来て並び始め、長い列になって来たので、私たちも並ぶ。バスはPontevedra経由Santiago行き。バスが来ると運転手が「切符を持っている人が先ず乗って」と言う。私たちは持っているので乗車して待つと、全員が乗り終えたところで4人が定員オーバーで次の便に回された。 帰りも高速道路。途中で眠ってしまったが、Pontevedraの手前でバスがブレーキをかけたところで目が覚めた。 降りたのは昨日ホテルに向かう途中にあった駅の近くのバスセンター。 一旦ホテルに戻って明日の宿の予約と経路の確認。 明るいうちにPontevedraの街を見ておこうと、18時過ぎに出かける。昨夜同様、旧市街に行きまずIgrexa da Virxe Peregrinaへ。入ると売店が開いていたのでクレデンシャルにスタンプをもらう。中では数人が熱心に祈っていた。19時半からミサがあるので、それまで街を回ることにする。 近くのConvento e Igrexa de San Franciscoの礼拝堂へ。ここでも数人が熱心に祈っていた。 夕暮れの街。 街をぶらつき、カフェで一休み。 ここでは黒糖蒸しパンのようなものがおまけ。 19時半からIgrexa da Virxe Peregrinaでミサに参加。40人ほどが参列していた。ミサはいつも通りに進んだが、聖体の際に高齢の方の司祭がマスクをつけた。感染予防だろう。終わり近くで全員に灯されたロウソクが配られ、ミサが進められたのが初めての経験だった。 ミサを終えて教会を出ると、前の広場で「パレスチナに平和と自由を」という集会が開かれていた。CGT(労働総同盟)が主のようだが、シュプレヒコールも物静か。主張は、イスラエルはテロ国家でアパルトヘイト国家だ、かつての南アフリカに対して制裁を加えたようにイスラエルにも、といったもの。参加者は数十人だが年齢層はさまざま。労働組合が無力に等しい状態の日本と、つい比べてしまう。 今夜は冷え込み、ダウンも重ねたジャケットを着込んで出かけたが、それでも寒く感じた。 ホテルのカフェテリアでサンドウィッチと小さなハンバーガーで軽い夕食。ハンバーガーは驚くほど小さかった。 部屋に戻ってシャワー、日記。 今日の歩行 VigoとPontevedra市内 16.3km 25,573歩 < p lang='en-US'> 退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)