朝9時に家を出て、常磐自動車道で仙台へ向かった。

途中の、福島原発に近いところでは道路沿いやパーキングエリアに放射線量表示板が設置されていて、飯館村の付近は他と比べて10倍以上の値を示していた。10年以上経っても原発事故の収束は見えない。

仙台港フェリーターミナルに予定より早く着きそうだったので、近くにあるイオンに寄って夕食と翌朝の朝食を買った。フェリーにはレストランや売店があるのだが、ネットで調べてみるとビュッフェ形式で一人2,100円、内容は悪くなさそうだが、ありきたりのメニューで脂っこいものが中心。私たちの食欲をそそるものではなかった。そこで、スーパーで巻き寿司、鶏の唐揚げ、サンドウィッチを夕食用に、クロワッサンとフレンチトーストを朝食用に買った。

フェリーに乗船すると、時期はずれだからか乗客は多くない。しかも高齢者が中心。以前はトラック運転手が多かったが、現在はトレーラーの荷台部分だけを積んでいるのが多いので、運転手が乗る必要がないのだろう。

窓に沿って設けられたプロムナードに椅子とテーブルが並んでいたので、出港前の港を眺めながら夕食をとった。煎茶、ほうじ茶、水が自由に飲めるので助かる。

20時からはホールでギターとシンセサイザー、サックスの演奏会。ジャズっぽい曲調のものが中心で、なかなか楽しめるものだった。

仙台から苫小牧までの航路の大部分は太平洋なので、風は弱く波は低い日だったが、それでも揺れは感じた。幸い船酔いすることはなかったが。

泊まったのはS寝台で、カプセルホテルのようなものだが、中で立つことができる高さがあるので、楽だった。一室に16カプセルあり、カプセルはロールカーテンを閉めるだけだったが、私の部屋には5人しか入っておらず、私のカプセルの周囲は全て空いていたので静かだった。寝入りばなに離れたカプセルからイビキの音がかすかに聞こえたが、それもすぐに止んだのでゆっくり眠れた。

/images/2024/06/Untitled-700x394.webp/images/2024/06/Untitled-150x150.webpAndrés国内旅行仙台,北海道,太平洋フェリー,苫小牧朝9時に家を出て、常磐自動車道で仙台へ向かった。 途中の、福島原発に近いところでは道路沿いやパーキングエリアに放射線量表示板が設置されていて、飯館村の付近は他と比べて10倍以上の値を示していた。10年以上経っても原発事故の収束は見えない。 仙台港フェリーターミナルに予定より早く着きそうだったので、近くにあるイオンに寄って夕食と翌朝の朝食を買った。フェリーにはレストランや売店があるのだが、ネットで調べてみるとビュッフェ形式で一人2,100円、内容は悪くなさそうだが、ありきたりのメニューで脂っこいものが中心。私たちの食欲をそそるものではなかった。そこで、スーパーで巻き寿司、鶏の唐揚げ、サンドウィッチを夕食用に、クロワッサンとフレンチトーストを朝食用に買った。 フェリーに乗船すると、時期はずれだからか乗客は多くない。しかも高齢者が中心。以前はトラック運転手が多かったが、現在はトレーラーの荷台部分だけを積んでいるのが多いので、運転手が乗る必要がないのだろう。 窓に沿って設けられたプロムナードに椅子とテーブルが並んでいたので、出港前の港を眺めながら夕食をとった。煎茶、ほうじ茶、水が自由に飲めるので助かる。 20時からはホールでギターとシンセサイザー、サックスの演奏会。ジャズっぽい曲調のものが中心で、なかなか楽しめるものだった。 仙台から苫小牧までの航路の大部分は太平洋なので、風は弱く波は低い日だったが、それでも揺れは感じた。幸い船酔いすることはなかったが。 泊まったのはS寝台で、カプセルホテルのようなものだが、中で立つことができる高さがあるので、楽だった。一室に16カプセルあり、カプセルはロールカーテンを閉めるだけだったが、私の部屋には5人しか入っておらず、私のカプセルの周囲は全て空いていたので静かだった。寝入りばなに離れたカプセルからイビキの音がかすかに聞こえたが、それもすぐに止んだのでゆっくり眠れた。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)