19:15 前回(16日)の続き。

9時半に起床。私はすぐに銀行に行って200ドルを換金。その間に配偶者は荷物の整理。10時ごろ宿の支払いを済ませ、大きな荷物を預かってもらってコルドバ市内の見学に向かう。まず宿の近くのカフェで軽い朝食をすませてからZocoへ行く。

ここは小さな井戸を囲んで中庭があり、その周りに民芸品店とカフェみあるところ。涼しくて気持ちが良いのでリモナーダを飲んでしばらく休む。団体客が来て通り抜けて行ったので、そちらに闘牛博物館があるのだろうと思って同じ通路から中庭を出ると、すぐに道に出てしまう。一寸まわってみると先ほで休んだカフェのちょうど反対側にあたる部分が闘牛博物館。しかし月曜日のため休館。仕方なく次の目的地ポト口広場へ向かう。

途中ちょっとわき道に入って「花の小道」に行ってみる。ここは行きどまりの露路に面した家々の壁やべランダに沢山の植木が並べられ、美い花々を咲かせているところ。真夏の今はそれほど花は多くはないが、春はおそらく壁が花で一面に飾られるのだろう。他は垣間見える中庭を花や木、タイルや噴水で美しく飾っているのだが、ここは道に面した部分まで美しくしている。

ポ卜口広場へ行き、「はたご屋ポトロ」に入る。ここは入場料もとらずに見ることができる。セルバンテスも泊まったことがあるというだけに、昔のはたご屋の様子がしのばれる中庭。中庭をとり囲む木造のベランダ(廊下の様になっている)。ここを出てすぐの土産店で配偶者は扇を買う。すぐ向かい側の美術館は、はやはり月曜日のため休館。

一寸步いて居酒屋「カンポス」へ行く。入るとそこのオジサンが案内してくれる。はじめに小さないくつかの部屋に連れて行かれ、この居酒屋を訪れた有名人らしき人々の写真(特に知った顔はないので本当に有名かどうかは分らない)を多数見せられる。写真は壁に貼られ、一面にビニールでおおわれているのだか、所々ビニールに穴があけられ写真が破りとられているところがある。オジサンはそこをさして「仕様のないやつがいてね」というような感じの表情をして見せる。写真の中にはこの居酒屋で行なわれた結婚パーティーを写したものもある。その後、樽の並べられた倉庫と、同じく周囲に樽を並べた居酒屋の部分に連れて行かれ、ワインをサービスしてもらう。「甘いの?辛いの?」と日本語で尋ねるので、「辛いの」と答えるが、出て来たワインはドロッとした感じで少し甘く、非常にコクのあるもの。アルコール度数も普通のワインより高い様だ。写真をとろうとすると自分がとってやるから2人並べというような仕草をしてとってくれる。非常に感じのよいオジサンで樽を見て回る時にちょっとコツコツと樽をノックすると、それをやると中のワインが揺れて悪くなるとやさしくたしなめる。樽には有名人らしき人々のサインがチョークで沢山してあるが、その中の一つに「武田英雄」という日本人のものも見えた。これだけしてくれたのだから、いくらかはお金をとるかと思い聞いてみるが、いらないと言う。非常によい気分で居酒屋を出た。ここは居酒屋なので夜になれば当然客も入るだろうし、また観光客は見た帰りに1本、2本とワインを買って行く者も多いだろうから採算は合っているのだろうが、何かというと金をとる所が多い中で、親切に案内してくれた上にタダということでうれしくなる。

21:30 居酒屋カンポスを出、「灯火のキリスト広場」へ向かう。途中コレデーラ広場に寄る。ここはマドリーのマヨール広場に似た周囲を建物に囲まれた広場で、建物の1階には雑貨屋が並び、広場にもいくつか屋台の店が出ていた。昼食時間に重なったためか、通行人は見かけられず閑散とした感じ。ブルーガイドには周囲の建物をボロ長屋と書いてあるが、それほどでもない。この広場を通っている時に10歳ぐらいの少年が私たちの前を横切り、私たちに気づくとすぐ空手の真似をした。私達が笑うとすぐにさっと普通の姿勢に戻り、照れ隠しに何もなかったかのように装って歩き去った。ほんの数秒の出来事だったが、少年の表情の変化が面白くて、しばらく二人で笑い合う。「灯火のキリスト広場」は小さな広場で、真ん中に街灯に囲まれたキリスト像があるだけのもの。夜に灯火に照らされれれば美しいのかもしれないが、白日の太陽の下では何ということもない。像に近づいて写真を撮ろうとすると、その足元にいっぱいゲロ(汚物)が流れている。後でこれはローソクの流れたものと分かったのだが、薄汚れて非常に不潔な印象を受ける。横の教会をちょっと覗いてから広場を去る。

昼食をとろうとレストランを探すが、一軒も見つからない。「灯火のキリスト広場」は意外に駅やツーリスモに近いところにあったので、広い通りに出てからJose Antonio広場の方へ歩きながらレストランを探す。一軒もなく、ついにJose Antonio広場まで来てしまう。前日に食べたところは気に入らないので、結局アルカサールの近くまで行ってしまう。一軒入ってみたが気に入らず、前日休んだカフェの奥のレストランに入る。値段は安いがまずい。食後、あまりに暑いので歩き回る気にならず、しかも見るべきところは全部見てしまったので、冷房の入ったカフェで休憩。大きなスーパーが開く時間になったので、行ってみる。カセットテープの安売りがあったので、音楽の内容は全くわからないが適当に選んで一本買い、メモ帳とティッシュペーパーも買う。扇があったので値段を見ると、先日配偶者が買った時より随分安い。やはり土産店で買うものではない。しばらく店内を見物してから出る。

配偶者がサンダルを買いたいと言うので、宿に近い商店街を見て回る。この国は靴屋が非常に多い。この通りだけでも10軒以上ある。靴屋の店内は日本と全く異なり、ショーウィンドウにたくさん展示される靴を見て店員に告げ、見せてもらったり履いてみたりする形式。そのためショーウィンドウは賑やかだが、店内は周囲の壁の棚に箱がぎっしり積んであるだけで、あとは椅子で足元を映す小さな鏡という殺風景なもの。結局気に入ったものが見つからず、買わずに終わる。暑い中を歩き回って疲れ、またカフェで休憩。

Jose Antonio広場の近くのレストランで食事。ここのレストランではデザートがなかなか出てこず、大変時間のかかった夕食になる。アルカサールの夜景でも見に行こうかと思っていたが、もう遅いので「灯火のキリスト広場」の夜景を見に行こうと思いレストランを出ようとして、念のために夜行列車の発車時刻を見るため切符を取り出して眺めてみる。この時とんでもないことに気づく。発車時刻は1時04分なのだが、日付が8月16日になっているのだ。16日の夜出発という意識で買ったためこんなことになったのだが、1時ではもう17日。この切符の列車もうとっくに走り終わっている。とにかく宿で荷を受け取り、急いで駅に行って何とか交換できないかやってみることにする。駅の窓口の中年の駅員は穏やかに応対してくれたが、これはもう交換できないから新しく買い直す他はないとのこと。発売窓口が24時に開くからそこで買うように言われ、落胆して待つ。やはり完全に別の切符を買わねばならなかった。約15,000円が丸々パー。あの眠らない夜の後のボケた頭でやったこととは言え、何とつまらないミスを、しかも今までで一番高価な列車の切符を買う時にミスを犯してしまったことか。とにかく窓口では乗車券しか売らないので、チェケトレンのわずかな残金に現金を足して買い、ホームで待つ。列車に乗ると運良く空席があるので座る。私たちの後から祖母・父・母・赤ん坊の四人家族がやってくるが席がない。するとわたし達の同室の青年たち4人はさっと部屋に荷物を入れてやり、座席の間に乳母車を置き、祖母・母・赤ん坊の3人を入れてやって、自分たちは通路に出て立つ。赤ん坊が暑さに泣き出したので配偶者が扇であおいでやる。その間青年たちは他の人に持参の水をすすめたりしている。こんなことの間に、四人家族の中の誰一人からも感謝の言葉が聞かれなかった。これからマドリーまでの長い時間で青年たちは立って過ごさなければならなくなったというのに。列車が定刻に出発して一息ついたところで、配偶者は寝台車の空席を探しに行く。運よくCamaが空いていたので、そちらに移ることにする。あんな状態の席では疲れて翌日の行動に支障が出るので、少々の出費は時間の無駄遣いよりはマシ。私たちが移ったことで青年達もいくらか楽になっただろう。移る時に Gracias adios と言うと向こうも気持ちよく返事してくれた。

Camaは車両の入口に車掌が座って鍵をかけ、勝手に入れないようになっている。さらに通路からドアを開いて入ると、内部は左右天井近くにベッドが二つ、下には座席。座席前のテーブルの蓋を開くと洗面台になっており、湯と水が出る。やってみる何故か水の方が出なかったが。その上の鏡を開くとコップふたつ、歯磨き二袋、石鹸一個、水の入った水差しが入っている。この個室の料金が二人で2,380ペセタ約5,000円というのだから安い。料金は翌朝取りに来ると言って車掌が去り、早速この個室をフルに使うことにして、タオル(これも備え付けのものがある)で体を拭き、眠ることにする。締め切ってあった部屋は暑かったが、窓を開いているうちに少しずつ暑くなくなっていった。就寝は2時ごろ。列車は単線らしくてあちこちで長く停まっては対向列車の通過待ちを繰り返していた。

22:30

/images/2021/06/f7a696e941bc9e76ea979f7a25efb14a-1024x697.jpg/images/2021/06/f7a696e941bc9e76ea979f7a25efb14a-150x150.jpgAndrésスペイン旅行スペイン旅行19:15 前回(16日)の続き。 9時半に起床。私はすぐに銀行に行って200ドルを換金。その間に配偶者は荷物の整理。10時ごろ宿の支払いを済ませ、大きな荷物を預かってもらってコルドバ市内の見学に向かう。まず宿の近くのカフェで軽い朝食をすませてからZocoへ行く。 ここは小さな井戸を囲んで中庭があり、その周りに民芸品店とカフェみあるところ。涼しくて気持ちが良いのでリモナーダを飲んでしばらく休む。団体客が来て通り抜けて行ったので、そちらに闘牛博物館があるのだろうと思って同じ通路から中庭を出ると、すぐに道に出てしまう。一寸まわってみると先ほで休んだカフェのちょうど反対側にあたる部分が闘牛博物館。しかし月曜日のため休館。仕方なく次の目的地ポト口広場へ向かう。 途中ちょっとわき道に入って「花の小道」に行ってみる。ここは行きどまりの露路に面した家々の壁やべランダに沢山の植木が並べられ、美い花々を咲かせているところ。真夏の今はそれほど花は多くはないが、春はおそらく壁が花で一面に飾られるのだろう。他は垣間見える中庭を花や木、タイルや噴水で美しく飾っているのだが、ここは道に面した部分まで美しくしている。 ポ卜口広場へ行き、「はたご屋ポトロ」に入る。ここは入場料もとらずに見ることができる。セルバンテスも泊まったことがあるというだけに、昔のはたご屋の様子がしのばれる中庭。中庭をとり囲む木造のベランダ(廊下の様になっている)。ここを出てすぐの土産店で配偶者は扇を買う。すぐ向かい側の美術館は、はやはり月曜日のため休館。 一寸步いて居酒屋「カンポス」へ行く。入るとそこのオジサンが案内してくれる。はじめに小さないくつかの部屋に連れて行かれ、この居酒屋を訪れた有名人らしき人々の写真(特に知った顔はないので本当に有名かどうかは分らない)を多数見せられる。写真は壁に貼られ、一面にビニールでおおわれているのだか、所々ビニールに穴があけられ写真が破りとられているところがある。オジサンはそこをさして「仕様のないやつがいてね」というような感じの表情をして見せる。写真の中にはこの居酒屋で行なわれた結婚パーティーを写したものもある。その後、樽の並べられた倉庫と、同じく周囲に樽を並べた居酒屋の部分に連れて行かれ、ワインをサービスしてもらう。「甘いの?辛いの?」と日本語で尋ねるので、「辛いの」と答えるが、出て来たワインはドロッとした感じで少し甘く、非常にコクのあるもの。アルコール度数も普通のワインより高い様だ。写真をとろうとすると自分がとってやるから2人並べというような仕草をしてとってくれる。非常に感じのよいオジサンで樽を見て回る時にちょっとコツコツと樽をノックすると、それをやると中のワインが揺れて悪くなるとやさしくたしなめる。樽には有名人らしき人々のサインがチョークで沢山してあるが、その中の一つに「武田英雄」という日本人のものも見えた。これだけしてくれたのだから、いくらかはお金をとるかと思い聞いてみるが、いらないと言う。非常によい気分で居酒屋を出た。ここは居酒屋なので夜になれば当然客も入るだろうし、また観光客は見た帰りに1本、2本とワインを買って行く者も多いだろうから採算は合っているのだろうが、何かというと金をとる所が多い中で、親切に案内してくれた上にタダということでうれしくなる。 21:30 居酒屋カンポスを出、「灯火のキリスト広場」へ向かう。途中コレデーラ広場に寄る。ここはマドリーのマヨール広場に似た周囲を建物に囲まれた広場で、建物の1階には雑貨屋が並び、広場にもいくつか屋台の店が出ていた。昼食時間に重なったためか、通行人は見かけられず閑散とした感じ。ブルーガイドには周囲の建物をボロ長屋と書いてあるが、それほどでもない。この広場を通っている時に10歳ぐらいの少年が私たちの前を横切り、私たちに気づくとすぐ空手の真似をした。私達が笑うとすぐにさっと普通の姿勢に戻り、照れ隠しに何もなかったかのように装って歩き去った。ほんの数秒の出来事だったが、少年の表情の変化が面白くて、しばらく二人で笑い合う。「灯火のキリスト広場」は小さな広場で、真ん中に街灯に囲まれたキリスト像があるだけのもの。夜に灯火に照らされれれば美しいのかもしれないが、白日の太陽の下では何ということもない。像に近づいて写真を撮ろうとすると、その足元にいっぱいゲロ(汚物)が流れている。後でこれはローソクの流れたものと分かったのだが、薄汚れて非常に不潔な印象を受ける。横の教会をちょっと覗いてから広場を去る。 昼食をとろうとレストランを探すが、一軒も見つからない。「灯火のキリスト広場」は意外に駅やツーリスモに近いところにあったので、広い通りに出てからJose Antonio広場の方へ歩きながらレストランを探す。一軒もなく、ついにJose Antonio広場まで来てしまう。前日に食べたところは気に入らないので、結局アルカサールの近くまで行ってしまう。一軒入ってみたが気に入らず、前日休んだカフェの奥のレストランに入る。値段は安いがまずい。食後、あまりに暑いので歩き回る気にならず、しかも見るべきところは全部見てしまったので、冷房の入ったカフェで休憩。大きなスーパーが開く時間になったので、行ってみる。カセットテープの安売りがあったので、音楽の内容は全くわからないが適当に選んで一本買い、メモ帳とティッシュペーパーも買う。扇があったので値段を見ると、先日配偶者が買った時より随分安い。やはり土産店で買うものではない。しばらく店内を見物してから出る。 配偶者がサンダルを買いたいと言うので、宿に近い商店街を見て回る。この国は靴屋が非常に多い。この通りだけでも10軒以上ある。靴屋の店内は日本と全く異なり、ショーウィンドウにたくさん展示される靴を見て店員に告げ、見せてもらったり履いてみたりする形式。そのためショーウィンドウは賑やかだが、店内は周囲の壁の棚に箱がぎっしり積んであるだけで、あとは椅子で足元を映す小さな鏡という殺風景なもの。結局気に入ったものが見つからず、買わずに終わる。暑い中を歩き回って疲れ、またカフェで休憩。 Jose Antonio広場の近くのレストランで食事。ここのレストランではデザートがなかなか出てこず、大変時間のかかった夕食になる。アルカサールの夜景でも見に行こうかと思っていたが、もう遅いので「灯火のキリスト広場」の夜景を見に行こうと思いレストランを出ようとして、念のために夜行列車の発車時刻を見るため切符を取り出して眺めてみる。この時とんでもないことに気づく。発車時刻は1時04分なのだが、日付が8月16日になっているのだ。16日の夜出発という意識で買ったためこんなことになったのだが、1時ではもう17日。この切符の列車もうとっくに走り終わっている。とにかく宿で荷を受け取り、急いで駅に行って何とか交換できないかやってみることにする。駅の窓口の中年の駅員は穏やかに応対してくれたが、これはもう交換できないから新しく買い直す他はないとのこと。発売窓口が24時に開くからそこで買うように言われ、落胆して待つ。やはり完全に別の切符を買わねばならなかった。約15,000円が丸々パー。あの眠らない夜の後のボケた頭でやったこととは言え、何とつまらないミスを、しかも今までで一番高価な列車の切符を買う時にミスを犯してしまったことか。とにかく窓口では乗車券しか売らないので、チェケトレンのわずかな残金に現金を足して買い、ホームで待つ。列車に乗ると運良く空席があるので座る。私たちの後から祖母・父・母・赤ん坊の四人家族がやってくるが席がない。するとわたし達の同室の青年たち4人はさっと部屋に荷物を入れてやり、座席の間に乳母車を置き、祖母・母・赤ん坊の3人を入れてやって、自分たちは通路に出て立つ。赤ん坊が暑さに泣き出したので配偶者が扇であおいでやる。その間青年たちは他の人に持参の水をすすめたりしている。こんなことの間に、四人家族の中の誰一人からも感謝の言葉が聞かれなかった。これからマドリーまでの長い時間で青年たちは立って過ごさなければならなくなったというのに。列車が定刻に出発して一息ついたところで、配偶者は寝台車の空席を探しに行く。運よくCamaが空いていたので、そちらに移ることにする。あんな状態の席では疲れて翌日の行動に支障が出るので、少々の出費は時間の無駄遣いよりはマシ。私たちが移ったことで青年達もいくらか楽になっただろう。移る時に Gracias adios と言うと向こうも気持ちよく返事してくれた。 Camaは車両の入口に車掌が座って鍵をかけ、勝手に入れないようになっている。さらに通路からドアを開いて入ると、内部は左右天井近くにベッドが二つ、下には座席。座席前のテーブルの蓋を開くと洗面台になっており、湯と水が出る。やってみる何故か水の方が出なかったが。その上の鏡を開くとコップふたつ、歯磨き二袋、石鹸一個、水の入った水差しが入っている。この個室の料金が二人で2,380ペセタ約5,000円というのだから安い。料金は翌朝取りに来ると言って車掌が去り、早速この個室をフルに使うことにして、タオル(これも備え付けのものがある)で体を拭き、眠ることにする。締め切ってあった部屋は暑かったが、窓を開いているうちに少しずつ暑くなくなっていった。就寝は2時ごろ。列車は単線らしくてあちこちで長く停まっては対向列車の通過待ちを繰り返していた。 22:30退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)