Donostia 〜 Pamplona

薄暗い中、7時半にタクシーを頼みバスターミナルへ。8時半発のバスに乗れないと10時まで待つことになるので内心ひやひや。

ALSAの窓口でパンプローナ行きの切符を無事購入。ホッとしたところで近くのバルでクロワッサンとカフェコンレーチェの朝食。

すっかり陽が上った8時半、定刻通りに出発。IMGP0172-2_thumb1バスは緑豊かな牧草地、林、山間の村を高速でビュンビュン飛ばしていく。

1時間でパンプローナ到着。Hotel Yordiに着いたときには、まだ宿泊客は朝食中。部屋には入れないので荷物を預け、旧市街へ向かう。

ナバーラ美術館が開くまで、市庁舎PA050290_thumb3前のバルで二度目の朝食。この市庁舎のバルコニーからサン・フェルミンの開始が告げられる。その時は広場は人で埋め尽くされるが、今日は日曜日で人影もまばら。

美術館の観客もまばら。ロマネスク様式の柱頭の彫刻やゴヤの「サン・アドリアン侯爵」をじっくり鑑賞。

疲れと眠気に襲われ、一旦ホテルに戻り、304号室の鍵を受け取る。3階の角部屋で、部屋は広く気持ちが良い。2ヶ所ある窓際には椅子と小テーブルがセットされていた。

1時間程昼寝をしてから、カスティーリョ広場へ。ヘミングウェイの「日はまた昇る」に出てくる「カフェ・イルーニPA050327-2_thumb1ャ」は観光客に人気のレストランで、すでに満席。ガイドブック推薦の別の店はなくなっていたので再度行ってみると、団体客が去ったあとで席に着くことができた。メニューは定食のみ。一の皿PA050316-325_thumb1にミックスサラダとトマトとチーズのサラダ、二の皿はサーモンとターキーをそれぞれ注文。新鮮な野菜と赤ワインと炭酸水がボトルでドーンと出てきたのは嬉しかった。デザートはメロンとArroz con leche。生煮えの米のミルク煮はいくら甘くても不味く、食べられないとがっかりしていると、ボーイ長がやってきて、ヨーグルトムースに取り替えてくれた。頼まないのに察して別のPA050322-2_thumb1を持ってきてくれたので好感度アップ。全部食べたので彼もニッコリ。建物は趣があって値段もまあまあの1人2,200円。しかし、団体客対応でせわしなく、声が響く造りなので騒がしく落ち着かない。有名なので仕様がないのだろう。

食後はアルガ川岸と城壁沿いを散PA050340-2_thumb2歩。

途中でアルベルゲを発見。来PA050336-2_thumb1年巡礼路を歩こうと考えているので興味津々。リュックを背負った巡礼者の後について黄色い矢印と帆立貝のマークを探しながら街PA050356-2_thumb1中へ進むと、他のアルベルゲや巡礼者向けのレストラン、専用の雑貨店も発見。

PA050359-2_thumb1もう一軒のアルベルゲは立派な建物で、なぜか看板には日本語で「巡礼者の宿」とある。日本人よりも韓国人の方が多いと思うが。

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夜は、一番客の多かったバル「ガPA050366-2_thumb1ウチョ」に入り、ナバーラ名産のロゼワインにたらと卵の揚げ物とマッシュルームのピンチョス。昼食が重いので、夕食は軽め。気後れせずにバルで飲み食いできるようになったねと乾杯。風が冷たくもう秋の気配。途中見かけた焼き栗売りはもういなかったが、いい気分でホテルに戻り、就寝。

por Amelia

Andres y Ameliaスペイン旅行Donostia 〜 Pamplona 薄暗い中、7時半にタクシーを頼みバスターミナルへ。8時半発のバスに乗れないと10時まで待つことになるので内心ひやひや。 ALSAの窓口でパンプローナ行きの切符を無事購入。ホッとしたところで近くのバルでクロワッサンとカフェコンレーチェの朝食。 すっかり陽が上った8時半、定刻通りに出発。バスは緑豊かな牧草地、林、山間の村を高速でビュンビュン飛ばしていく。 1時間でパンプローナ到着。Hotel Yordiに着いたときには、まだ宿泊客は朝食中。部屋には入れないので荷物を預け、旧市街へ向かう。 ナバーラ美術館が開くまで、市庁舎前のバルで二度目の朝食。この市庁舎のバルコニーからサン・フェルミンの開始が告げられる。その時は広場は人で埋め尽くされるが、今日は日曜日で人影もまばら。 美術館の観客もまばら。ロマネスク様式の柱頭の彫刻やゴヤの「サン・アドリアン侯爵」をじっくり鑑賞。 疲れと眠気に襲われ、一旦ホテルに戻り、304号室の鍵を受け取る。3階の角部屋で、部屋は広く気持ちが良い。2ヶ所ある窓際には椅子と小テーブルがセットされていた。 1時間程昼寝をしてから、カスティーリョ広場へ。ヘミングウェイの「日はまた昇る」に出てくる「カフェ・イルーニャ」は観光客に人気のレストランで、すでに満席。ガイドブック推薦の別の店はなくなっていたので再度行ってみると、団体客が去ったあとで席に着くことができた。メニューは定食のみ。一の皿にミックスサラダとトマトとチーズのサラダ、二の皿はサーモンとターキーをそれぞれ注文。新鮮な野菜と赤ワインと炭酸水がボトルでドーンと出てきたのは嬉しかった。デザートはメロンとArroz con leche。生煮えの米のミルク煮はいくら甘くても不味く、食べられないとがっかりしていると、ボーイ長がやってきて、ヨーグルトムースに取り替えてくれた。頼まないのに察して別のを持ってきてくれたので好感度アップ。全部食べたので彼もニッコリ。建物は趣があって値段もまあまあの1人2,200円。しかし、団体客対応でせわしなく、声が響く造りなので騒がしく落ち着かない。有名なので仕様がないのだろう。 食後はアルガ川岸と城壁沿いを散歩。 途中でアルベルゲを発見。来年巡礼路を歩こうと考えているので興味津々。リュックを背負った巡礼者の後について黄色い矢印と帆立貝のマークを探しながら街中へ進むと、他のアルベルゲや巡礼者向けのレストラン、専用の雑貨店も発見。 もう一軒のアルベルゲは立派な建物で、なぜか看板には日本語で「巡礼者の宿」とある。日本人よりも韓国人の方が多いと思うが。 夜は、一番客の多かったバル「ガウチョ」に入り、ナバーラ名産のロゼワインにたらと卵の揚げ物とマッシュルームのピンチョス。昼食が重いので、夕食は軽め。気後れせずにバルで飲み食いできるようになったねと乾杯。風が冷たくもう秋の気配。途中見かけた焼き栗売りはもういなかったが、いい気分でホテルに戻り、就寝。 por Amelia退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)