北東スペイン旅行 7日目(10/07)
Zaragoza
ホテルのすぐそばにある広場では祭り期間中毎晩ロックコンサートが催されることが分かった。12時には終わるので、一晩中騒音に悩まされることはなさそうだ。
まず市場をのぞいて珍しい食材はないかと物色。おいしそうなパンに新鮮な野菜、旅行中は料理はできないので、見るだけ。バルがあれば朝食を取るつもりだったが見あたらないので、見学場所のアルハフェリア前のバルで朝食。オレンジジュースは絞りたてで美味しかったが、薄いカリカリトーストは残念。クロワッサンにすればよかった。
11世紀にイスラム王朝によって建てられたムデハル様式のアルハフェリア宮殿。オレンジのパティオ、アーチ、優雅な柱はアルハンブラを彷彿とさせる。格天井のアラベスク模様は見事で上ばかり見ていると首が痛くなった。一部はアラゴン州議会に使用され、世界遺産でありながら現役。エネルギー切れのため宮殿内のバルで二度目の朝食。チューロとココアにコーヒー。ゆっくり休めたが、ここの味も残念。
ピラール広場にもどり、通りをふらふらと散策。大通りにはあちこちに大道芸人。人だかりが多かったのがインド人2人組みのヨガのパフォーマンス。あぐらをかいて座ったヨギの左手に細いポール。その上にもう1人のヨギが同じ姿勢で身動きせず重力に逆らって座っている。軽々と平気な顔でじっとしているのが何とも不思議。日本に戻ってからヨガの先生にそんなことが本当にできるのかと訊ねたら、修行で可能だとのこと。もう一度通ったときには片付けの最中だったが、どうみても普通のおじさんにしか見えなかった。
地元客が入っているレストラン「CRUZ21」で昼食。アボカドサラダ、アンチョビとなすの冷製、ホタルイカとピーマン炒め、肉団子にグラスワイン、炭酸水、コーヒー、2人で3,500円。美味でした。お腹が一杯で動けないのでホテルに戻って一休み。
夕方になってLa Ronja(元商工会議所)へ。現代絵画の展示場になっていて入場無料。建物だけのほうが良かったかも…と思った。
隣の司教博物館は部屋ごとに壁を使った映像で司教に関わる宝物、教会の歴史などを説明する展示方法。すべて理解できたわけではないが、面白い試みだと思った。
エブロ川の川岸に出ると、川岸沿いに露店が連なり賑わっていた。ピエドラ橋を渡って対岸から夕暮れのピラール聖母教会を眺めてもどりながら屋台を覗き、ボカディージョ・ハモン・アサードを注文。臨時
に設けられたかまどで焼いた腿肉のハムは見た目も香ばしく、外パリッで中はジューシーだろうなと行列にしばし並んでゲット。一口ほおばるとなんとほぐし肉のサンドイッチ。かたまりをガブッと食らいつきたかったなぁ。物足りないので、薪の釜で焼いた温かいチョリソ入りパンも買って食べた。
事前に受付にいた兵士がメモで教えてくれた開館時間(何とも中途半端な19時45分)にSeo(カテドラル)へ。広場の東側にあり、世界遺産なのにピラールのマリア崇拝に押され気味。見学時間も短いせいか見学者は少ない。付属博物館にはタペストリーが何枚も展示され、14~17世紀のフランドル職人の技に驚嘆。高度な修復技術はあっても昔と同じ作品が織れる織子はもういないのだろう。
中国人の経営らしい食料品店で飲み物を買ってホテルへ。今晩もロックが鳴り響き、テラスの窓は震えっぱなしだ。
por Amelia
https://dosperegrinos.net/2014/10/07/%e5%8c%97%e6%9d%b1%e3%82%b9%e3%83%9a%e3%82%a4%e3%83%b3%e6%97%85%e8%a1%8c-7%e6%97%a5%e7%9b%ae%ef%bc%881007%ef%bc%89/スペイン旅行Zaragoza ホテルのすぐそばにある広場では祭り期間中毎晩ロックコンサートが催されることが分かった。12時には終わるので、一晩中騒音に悩まされることはなさそうだ。 まず市場をのぞいて珍しい食材はないかと物色。おいしそうなパンに新鮮な野菜、旅行中は料理はできないので、見るだけ。バルがあれば朝食を取るつもりだったが見あたらないので、見学場所のアルハフェリア前のバルで朝食。オレンジジュースは絞りたてで美味しかったが、薄いカリカリトーストは残念。クロワッサンにすればよかった。 11世紀にイスラム王朝によって建てられたムデハル様式のアルハフェリア宮殿。オレンジのパティオ、アーチ、優雅な柱はアルハンブラを彷彿とさせる。格天井のアラベスク模様は見事で上ばかり見ていると首が痛くなった。一部はアラゴン州議会に使用され、世界遺産でありながら現役。エネルギー切れのため宮殿内のバルで二度目の朝食。チューロとココアにコーヒー。ゆっくり休めたが、ここの味も残念。 ピラール広場にもどり、通りをふらふらと散策。大通りにはあちこちに大道芸人。人だかりが多かったのがインド人2人組みのヨガのパフォーマンス。あぐらをかいて座ったヨギの左手に細いポール。その上にもう1人のヨギが同じ姿勢で身動きせず重力に逆らって座っている。軽々と平気な顔でじっとしているのが何とも不思議。日本に戻ってからヨガの先生にそんなことが本当にできるのかと訊ねたら、修行で可能だとのこと。もう一度通ったときには片付けの最中だったが、どうみても普通のおじさんにしか見えなかった。 地元客が入っているレストラン「CRUZ21」で昼食。アボカドサラダ、アンチョビとなすの冷製、ホタルイカとピーマン炒め、肉団子にグラスワイン、炭酸水、コーヒー、2人で3,500円。美味でした。お腹が一杯で動けないのでホテルに戻って一休み。 夕方になってLa Ronja(元商工会議所)へ。現代絵画の展示場になっていて入場無料。建物だけのほうが良かったかも…と思った。 隣の司教博物館は部屋ごとに壁を使った映像で司教に関わる宝物、教会の歴史などを説明する展示方法。すべて理解できたわけではないが、面白い試みだと思った。 エブロ川の川岸に出ると、川岸沿いに露店が連なり賑わっていた。ピエドラ橋を渡って対岸から夕暮れのピラール聖母教会を眺めてもどりながら屋台を覗き、ボカディージョ・ハモン・アサードを注文。臨時 に設けられたかまどで焼いた腿肉のハムは見た目も香ばしく、外パリッで中はジューシーだろうなと行列にしばし並んでゲット。一口ほおばるとなんとほぐし肉のサンドイッチ。かたまりをガブッと食らいつきたかったなぁ。物足りないので、薪の釜で焼いた温かいチョリソ入りパンも買って食べた。 日が暮れて、露店の立ち並ぶ河岸通りは人出が一層増えていた。 事前に受付にいた兵士がメモで教えてくれた開館時間(何とも中途半端な19時45分)にSeo(カテドラル)へ。広場の東側にあり、世界遺産なのにピラールのマリア崇拝に押され気味。見学時間も短いせいか見学者は少ない。付属博物館にはタペストリーが何枚も展示され、14~17世紀のフランドル職人の技に驚嘆。高度な修復技術はあっても昔と同じ作品が織れる織子はもういないのだろう。 中国人の経営らしい食料品店で飲み物を買ってホテルへ。今晩もロックが鳴り響き、テラスの窓は震えっぱなしだ。 por AmeliaAndres y Amelia SubscriberDos Peregrinos
コメントを残す