Liderlangの授業 3日目
今日の授業は、先ず家族の名称から。高祖父母から曾孫までと、離婚が増えているので継父母なども。
共働きが多いので、子供を祖父母が世話することが増えていて、子供の中には祖父母をパパ、ママと呼ぶものもいるそうだ。
そこで、普段から疑問に思っていた学校への送り迎えについて質問した。スペインでは毎朝、毎昼、小学校に子供たちを保護者が送り迎えする姿が見られる。それを見るたびに必ず送迎しなければならないのか、何年生までなのかが疑問だった。義務ではないが、小学校の間は保護者が送り迎えすることが多いそうだ。そこから学校制度の方に話がどんどんそれて行った。
小学校の授業は、以前は9時半から12時半、昼休みを挟んで15時から17時だったのが、現在は9時から14時までになっている。14時で帰宅する生徒以外に、学校で昼食をとる生徒も多く、カンタブリア州では51,000人の生徒のうち15,000人が学校給食をとっている。給食はコース料理で、一皿目は主に野菜、二皿目は肉か魚、デザートは果物かヨーグルト、それに水とパン。レストランでのMenú del díaと同じだ。
その後は希望者の課外活動。授業とは別の先生が担当するので、普通の先生たちは14時に授業を終えた後は会議や授業の準備に専念。
夏休みは6月22日から9月15日で、教員も同様に休む。問題集などを生徒に渡すが、宿題としての提出義務はないので、勉強しない生徒は3カ月の休みでそれまでに習ったことをすっかり忘れてしまう。
12月22日から1月8日がクリスマス新年休暇。3月23日から4月2日が復活祭休暇。
小学校でも落第があるが、6年間で2回までなので、勉強のできない生徒は結局は理解しないまま卒業することになる。学年によるばらつきはあるが、カンタブリアやカタルーニャは留年が少なくて小学校高学年で3~5%、中学校1年生が一番多くて10%強。アンダルシアが一番多くて小学校高学年で10%ぐらい、中学1年生で20%以上。
中学卒業後、ほとんどの生徒が進学するが、約2割は中退。さらに18歳から24歳の青年の54%がニート(スペイン語ではni niつまりni estudia ni trabaja)。
大学は2期制で、10月~1月と2月~6月。6月~10月は夏休みだが、試験に不合格だと9月に再試験があるので夏休みが短くなるし勉強しなければいけなくなる。4年制が基本で、医学部と薬学部は5年制。
こうして今日の授業は終了。今日やるはずだった歴史は明日ということになった。
帰りにGemmaさんに呼び止められ、日曜日のExcursiónの説明を受ける。夫妻で車を使って案内してくれるとのこと。10時にLiderlang集合で、Comillas、Potes、Santillana del Marと巡り、20時30分にLiderlangで解散の予定。見学地の説明プリントを渡され、日曜までに読んでおくようにとのことだった。
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2016/05/26/liderlang%e3%81%ae%e6%8e%88%e6%a5%ad%e3%80%80%ef%bc%93%e6%97%a5%e7%9b%ae/スペイン留学生活今日の授業は、先ず家族の名称から。高祖父母から曾孫までと、離婚が増えているので継父母なども。 共働きが多いので、子供を祖父母が世話することが増えていて、子供の中には祖父母をパパ、ママと呼ぶものもいるそうだ。 そこで、普段から疑問に思っていた学校への送り迎えについて質問した。スペインでは毎朝、毎昼、小学校に子供たちを保護者が送り迎えする姿が見られる。それを見るたびに必ず送迎しなければならないのか、何年生までなのかが疑問だった。義務ではないが、小学校の間は保護者が送り迎えすることが多いそうだ。そこから学校制度の方に話がどんどんそれて行った。 小学校の授業は、以前は9時半から12時半、昼休みを挟んで15時から17時だったのが、現在は9時から14時までになっている。14時で帰宅する生徒以外に、学校で昼食をとる生徒も多く、カンタブリア州では51,000人の生徒のうち15,000人が学校給食をとっている。給食はコース料理で、一皿目は主に野菜、二皿目は肉か魚、デザートは果物かヨーグルト、それに水とパン。レストランでのMenú del díaと同じだ。 その後は希望者の課外活動。授業とは別の先生が担当するので、普通の先生たちは14時に授業を終えた後は会議や授業の準備に専念。 夏休みは6月22日から9月15日で、教員も同様に休む。問題集などを生徒に渡すが、宿題としての提出義務はないので、勉強しない生徒は3カ月の休みでそれまでに習ったことをすっかり忘れてしまう。 12月22日から1月8日がクリスマス新年休暇。3月23日から4月2日が復活祭休暇。 小学校でも落第があるが、6年間で2回までなので、勉強のできない生徒は結局は理解しないまま卒業することになる。学年によるばらつきはあるが、カンタブリアやカタルーニャは留年が少なくて小学校高学年で3~5%、中学校1年生が一番多くて10%強。アンダルシアが一番多くて小学校高学年で10%ぐらい、中学1年生で20%以上。 中学卒業後、ほとんどの生徒が進学するが、約2割は中退。さらに18歳から24歳の青年の54%がニート(スペイン語ではni niつまりni estudia ni trabaja)。 大学は2期制で、10月~1月と2月~6月。6月~10月は夏休みだが、試験に不合格だと9月に再試験があるので夏休みが短くなるし勉強しなければいけなくなる。4年制が基本で、医学部と薬学部は5年制。 こうして今日の授業は終了。今日やるはずだった歴史は明日ということになった。 帰りにGemmaさんに呼び止められ、日曜日のExcursiónの説明を受ける。夫妻で車を使って案内してくれるとのこと。10時にLiderlang集合で、Comillas、Potes、Santillana del Marと巡り、20時30分にLiderlangで解散の予定。見学地の説明プリントを渡され、日曜までに読んでおくようにとのことだった。 por AndrésAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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