Segunda Peregrinación 39(11/05 Vilanova de Lourenzá~Abadín)
最高点の標高: 537 m
最低点の標高: -84 m
累積標高(上り): 1141 m
累積標高(下り): -689 m
総所要時間: 07:31:03
今日は距離が長いので6時半に起き、早めに朝食。ダイニングキッチンに行って、お湯を沸かし牛乳を温め、冷蔵庫からジュースとパイを出して食べる。パンはなくてパイが何種類かトレーに乗っている。この宿は暖房が朝まで入っていて値段の割には大満足なのだが、朝食にパンがないのだけが欠点。4人組も途中からダイニングに集まり朝食。しゃべっているのがカタランらしいと思っていたが、やはりジローナの人たちだった。毎年春と秋に一週間ずつ歩いていて、今回はTapia de Casariegoから歩いているとのこと。今日はAbadínまで歩くと言う。カタルーニャは今大変だねと言うと、それから逃れるためにここに来ているんだと冗談を返してきた。昨日の歩きっぷりからするとずいぶん時間がかかると思うが大丈夫なのだろうか。
チェックアウトは結局9時位なってしまった。4人組はまだ残っている。出発時は小雨。その後は降ったり止んだりだが、昨日よりも雨は少ない。天候の変化は激しく、青空が広がって日差しが暑く感じられたと思ったら急に黒い雲が流れてきて雨、しかし長続きはせずに再び晴れ。こんなことの繰り返し、
Mondoñedoに着いてすぐ、老人が日本人かと話しかけてくる。トランプ米国大統領が日本訪問中というニュースを知っていて、少し話す。
通りのあちらこちらに興業のポスター貼ってあり、広い駐車場のようなところにトラック、トレーラーが並べられて、興業の準備。いかにもドサ回りといった風情。
Barで一休み。この先には何もないようなので、まだ11時半で早かったが栄養補給をしておくことに。Tortillaを食べる。私が食べ終えてAmeliaが食べている間に、私はBarの外、教会前の広場に出て昨夜電話が通じなかった宿に電話。2~3度かけてみるが、やはり誰も出ない。すると教会の外壁に掲示してあるCaminoの地図が目に留まる。それによるとこの街からAbadínまでCaminoは二つのコースがあり、Camino Complementarioだと17㎞、Camino principalだと12㎞弱とある。Principalで行くことにし、宿も電話の通じないところはあきらめてAbadínのに電話をかける。すぐに通じて予約できる。
教会に入ってみるが、日曜の昼でミサの最中。ミサへの参加は構わないが見学はダメと言うのであきらめる。私の持っている地図はComplementarioの方。Camino principalとComplementarioは教会前の広場の別々の角から出ているので、Principalの方に進むが、表示がなくてすぐに迷う。そこに昨日も会った6人組のPeregrinoが追いついてきて、こっちだ、と教えてくれる。ところがすぐ先で彼らも道が分からなくなり近所の人にたずねている。それで分かったらしく、こっちだ、と先導してくれる。間もなく分かれ道に来て、Caminoの印が左方向を指しているのが見つかる。彼らは、自分たちは山の道を行くがPrincipalは左だと言って右に行ってしまう。私たちは左へ進む。5分ほど坂を上ったところにモホンがあったが、そこにはCamino Complementarioと書かれている。彼らはPrincipalを誤解していたようだ。街に戻りBarでたずねてみると、Caminoの道筋に詳しいおじさんがいて、Principalが5㎞短いがそっちに行きたいのかと念を押したうえで道を教えてくれる。その通りに進むとCaminoのマークがあり、すぐにモホンも見つかる。
あとはモホンを追って進むだけ。しばらくほぼ平坦な舗装道路を進む。向こうから10頭ほどの牛がやって来る。反対側からやってきた車は通れずに牛が通り過ぎるのを止まって待っている。牛は牛舎から牧草地へ移動するところだったが、私たちの横を過ぎる時に興味ぶかそうに私たちの方に顔を向け近寄って来るので少し怖かった。
やがて舗装道から分かれて坂を上り始めるが、山道ではなくほとんどが林道。坂は急で休むような場所もなく1時間以上汗を大量にかきながら上る。ようやく急坂が終わったあともしばらく緩い上り坂が続く。上り切ると視界が開け、牧場が広がっている。だらだらとした上り下りがしばらく続き、その後は長い下り。道も良くスピードアップ。遠くの山の稜線には風力発電の風車がたくさん並び、植林されたユーカリ林が続く。
Complementarioと合流すると間もなくGontánに到着。人気がなくゴーストタウンのよう。Albergueに6人組がいて声を掛け合う。泊まろうと電話をかけて誰も出なかった宿は閉まっていて営業しているのかどうか不明。
数百メートル坂を上ってAbadínに到着。こちらの方が街はきれいだが、やはり人気はない。日曜の午後だからなのか。
宿に到着。併設のBarでチェックインするが、Barにも客はいない。Barは7時に閉めるので夕食は向かいのBarでと教えてくれる。ネットやチラシで見ると暗くてじめじめした宿のようだったが、実際はそんなに悪くはない。
シャワー、洗濯、明日の宿の予約などをしていると、私たちより2時間ほど遅れて4人組が到着した様子。きっとComplementarioを歩いてきたのだろう。
早いかもしれないが、7時半過ぎに向かいのBarに行って夕食ができるか聞いてみる。大丈夫だとのこと。Camareraは姪に似ていて、笑うとそっくり。Menúは平日の昼間だけ。アラカルトでトマトサラダ、Revuerto(卵とじ)、ローストチキン。飲み物は赤ワイン、水。デザートはレモンケーキ、Aroz con leche。そしてコーヒー。私たちが食べていると4人組の中の3人が食事に入ってきた。また一緒だねと言う感じであいさつ。
部屋に戻ると暖房が入っているが、ラジエターはそんなに熱くなく、夜中が心配。
今日は懸念された雨は、昨日よりも少なく、道は急坂はあったものの泥状の山道はなく、しかも短い距離の別ルートがあったので思ったより早く到着できた。朝の出発時は少し寒かったが、坂を上ると体が温まり、寒いどころか汗をかくほどだった。案ずるより、と言ったところ。
39,000歩 24.5㎞
por Andrés
https://dosperegrinos.net/2017/11/06/segunda-peregrinacin-39%ef%bc%881105-vilanova-de-lourenz%ef%bd%9eabadn%ef%bc%89/北の道 Camino del NorteCamino,Norte,Santiago,サンティアゴ,北の道,巡礼今日は距離が長いので6時半に起き、早めに朝食。ダイニングキッチンに行って、お湯を沸かし牛乳を温め、冷蔵庫からジュースとパイを出して食べる。パンはなくてパイが何種類かトレーに乗っている。この宿は暖房が朝まで入っていて値段の割には大満足なのだが、朝食にパンがないのだけが欠点。4人組も途中からダイニングに集まり朝食。しゃべっているのがカタランらしいと思っていたが、やはりジローナの人たちだった。毎年春と秋に一週間ずつ歩いていて、今回はTapia de Casariegoから歩いているとのこと。今日はAbadínまで歩くと言う。カタルーニャは今大変だねと言うと、それから逃れるためにここに来ているんだと冗談を返してきた。昨日の歩きっぷりからするとずいぶん時間がかかると思うが大丈夫なのだろうか。 チェックアウトは結局9時位なってしまった。4人組はまだ残っている。出発時は小雨。その後は降ったり止んだりだが、昨日よりも雨は少ない。天候の変化は激しく、青空が広がって日差しが暑く感じられたと思ったら急に黒い雲が流れてきて雨、しかし長続きはせずに再び晴れ。こんなことの繰り返し、 Mondoñedoに着いてすぐ、老人が日本人かと話しかけてくる。トランプ米国大統領が日本訪問中というニュースを知っていて、少し話す。 通りのあちらこちらに興業のポスター貼ってあり、広い駐車場のようなところにトラック、トレーラーが並べられて、興業の準備。いかにもドサ回りといった風情。 Barで一休み。この先には何もないようなので、まだ11時半で早かったが栄養補給をしておくことに。Tortillaを食べる。私が食べ終えてAmeliaが食べている間に、私はBarの外、教会前の広場に出て昨夜電話が通じなかった宿に電話。2~3度かけてみるが、やはり誰も出ない。すると教会の外壁に掲示してあるCaminoの地図が目に留まる。それによるとこの街からAbadínまでCaminoは二つのコースがあり、Camino Complementarioだと17㎞、Camino principalだと12㎞弱とある。Principalで行くことにし、宿も電話の通じないところはあきらめてAbadínのに電話をかける。すぐに通じて予約できる。 教会に入ってみるが、日曜の昼でミサの最中。ミサへの参加は構わないが見学はダメと言うのであきらめる。私の持っている地図はComplementarioの方。Camino principalとComplementarioは教会前の広場の別々の角から出ているので、Principalの方に進むが、表示がなくてすぐに迷う。そこに昨日も会った6人組のPeregrinoが追いついてきて、こっちだ、と教えてくれる。ところがすぐ先で彼らも道が分からなくなり近所の人にたずねている。それで分かったらしく、こっちだ、と先導してくれる。間もなく分かれ道に来て、Caminoの印が左方向を指しているのが見つかる。彼らは、自分たちは山の道を行くがPrincipalは左だと言って右に行ってしまう。私たちは左へ進む。5分ほど坂を上ったところにモホンがあったが、そこにはCamino Complementarioと書かれている。彼らはPrincipalを誤解していたようだ。街に戻りBarでたずねてみると、Caminoの道筋に詳しいおじさんがいて、Principalが5㎞短いがそっちに行きたいのかと念を押したうえで道を教えてくれる。その通りに進むとCaminoのマークがあり、すぐにモホンも見つかる。 あとはモホンを追って進むだけ。しばらくほぼ平坦な舗装道路を進む。向こうから10頭ほどの牛がやって来る。反対側からやってきた車は通れずに牛が通り過ぎるのを止まって待っている。牛は牛舎から牧草地へ移動するところだったが、私たちの横を過ぎる時に興味ぶかそうに私たちの方に顔を向け近寄って来るので少し怖かった。 やがて舗装道から分かれて坂を上り始めるが、山道ではなくほとんどが林道。坂は急で休むような場所もなく1時間以上汗を大量にかきながら上る。ようやく急坂が終わったあともしばらく緩い上り坂が続く。上り切ると視界が開け、牧場が広がっている。だらだらとした上り下りがしばらく続き、その後は長い下り。道も良くスピードアップ。遠くの山の稜線には風力発電の風車がたくさん並び、植林されたユーカリ林が続く。 Complementarioと合流すると間もなくGontánに到着。人気がなくゴーストタウンのよう。Albergueに6人組がいて声を掛け合う。泊まろうと電話をかけて誰も出なかった宿は閉まっていて営業しているのかどうか不明。 数百メートル坂を上ってAbadínに到着。こちらの方が街はきれいだが、やはり人気はない。日曜の午後だからなのか。 宿に到着。併設のBarでチェックインするが、Barにも客はいない。Barは7時に閉めるので夕食は向かいのBarでと教えてくれる。ネットやチラシで見ると暗くてじめじめした宿のようだったが、実際はそんなに悪くはない。 シャワー、洗濯、明日の宿の予約などをしていると、私たちより2時間ほど遅れて4人組が到着した様子。きっとComplementarioを歩いてきたのだろう。 早いかもしれないが、7時半過ぎに向かいのBarに行って夕食ができるか聞いてみる。大丈夫だとのこと。Camareraは姪に似ていて、笑うとそっくり。Menúは平日の昼間だけ。アラカルトでトマトサラダ、Revuerto(卵とじ)、ローストチキン。飲み物は赤ワイン、水。デザートはレモンケーキ、Aroz con leche。そしてコーヒー。私たちが食べていると4人組の中の3人が食事に入ってきた。また一緒だねと言う感じであいさつ。 部屋に戻ると暖房が入っているが、ラジエターはそんなに熱くなく、夜中が心配。 今日は懸念された雨は、昨日よりも少なく、道は急坂はあったものの泥状の山道はなく、しかも短い距離の別ルートがあったので思ったより早く到着できた。朝の出発時は少し寒かったが、坂を上ると体が温まり、寒いどころか汗をかくほどだった。案ずるより、と言ったところ。 39,000歩 24.5㎞ por AndrésAndrés andres@nifty.comAdministratorDos Peregrinos
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