合計距離: 17233 m
最高点の標高: 410 m
最低点の標高: 267 m
累積標高(上り): 674 m
累積標高(下り): -544 m
総所要時間: 04:38:25

17.0㎞ 31,000歩

6時半起床。エアコンの暖房は強くはないがずっと効いていて、朝方になっても寒くはなかった。

朝食は8時半からなので、ゆっくり準備。服装を考えるために廊下の先のサロンの窓を開けて外気に触れてみる。朝の冷気はあるが青空が広がって日差しもたっぷりのようで、少し歩くと寒さは感じられなくなりそう。

8時半に食堂に行ってみると二人連れの先客がいる。昨夜入ってきた音はしていたが、その後はずっと静かだったので泊り客はいないのか思っていた。はじめは英語で話しかけてきたが、Castellano(スペイン語)でとお願いして切り替えてもらう。バルセロナ出身の夫婦で、旅行で来ている。Caminoを歩いていると言うと、今日から4日間は天気が良くなる、ここのところの寒さや雨が異常だと教えてくれる。Jaca経由で行くと伝えると、Jacaは素晴らしく綺麗な街だから楽しむように薦めてくれた。

朝食はセルフサービスで、コーヒーメーカーでコーヒーを淹れ、ミルクをレンジで温める。オレンジジュースは水差しに入っている。サラミとソーセージ、チーズ2種類は食べるだけ切る。トマトがいくつもあるのはありがたい。

途中で宿の人がやってきてバルセロナ人と話すが、Catalán(カタルーニャ語)ではなくCastellanoで話している。

部屋に戻って荷物を持ち、出発。鍵を受付のテーブルに戻そうとしたらバルセロナ人たちが部屋から出てくるのに出くわし、改めて別れのあいさつ。

9時半過ぎに出発。ひんやりした空気が気持ちよい。

clip_image001Ayuntamiento広場を横切り、

clip_image002少し進むと城壁の門を抜けて急坂を上る。

clip_image003城壁の上に行く階段があり、せっかくなので行ってみるが、階段の入口にはカギがかかっている。

clip_image004急坂を上り切るとあとは緩やかな上り下りを繰り返す丘陵地帯の道。

牧草地、掘り返された畑、トウモロコシ畑の繰り返しで、変化はない。

clip_image005今日の行程の途中に一つだけある村Castelló de Farfanyaの裏には大きな教会がそびえている。

clip_image006この村で休憩しようと思うが、Barは見つからない。

再び丘陵地帯を進む。途中で突然4頭の犬が現れて、しばらく私たちと前後しながら進む。周囲に人家はなく、家畜が飼われているところもないので、飼い犬なのか野犬なのか分からない。毛並みにつやがあるので飼い犬だろうし、私たちを威嚇してくるわけではないが、近くに飼い主のいない大きな犬と言うのはちょっと怖い。

clip_image007アーモンドらしい実をたくさんつけた樹が道端に何本か生えている。

clip_image008まんじゅうが並んだような奇妙な小山の連なりが見え、今日の目的地Algerriに到着。

clip_image009村の裏手の丘の上には正体不明の石造物。地図にCastell d’Argerriと記されているので城塞跡なのだろう。

clip_image010村を抜けた先の、自動車道路沿いのガソリンスタンド兼レストラン併設のHostalが今日の宿。昨夜、Booking.comで予約した時にはシャワーは共用となっていたので、古く、暗く、じめじめした安宿を覚悟していたが、実際は普通のドライブイン宿。部屋にシャワーがついているし、部屋は明るい。暖房も19時ごろまでは入っている。

14時を過ぎているので、荷物を部屋に置いてすぐに昼食に。レストランの名前はなぜかParador。今朝、バルセロナ人がスマートフォンでこの村のことを調べてパラドールがあると言っていて、まさかと思っていたが。パラドールという名の大衆レストランだった。

clip_image011clip_image012一皿目はツナ入りのマカロニグラタンと、カツオフレークとナスのグラタン。

clip_image013clip_image014二皿目は牛肉の煮込みとイカリングフライ。

clip_image015clip_image016

デザートはカタランクリームとクリームチーズ。

いずれもまともな味だった。

食後に村を散策。

clip_image017教会はやはり閉まっている。今日は諸聖人の日の祝日なのだが。

人通りのほとんどない村を少し歩いてから宿に戻る。

ガソリンスタンドの売店で水を買うと、店員の男が日本人の友達がいる、と話しかけてくる。事情はよく分からないが、数年前に知り合ったそうだが最近は音信がないそうだ。

部屋に戻ってシャワー。お湯が良く出る。その後は日記書きとAmeliaは洗濯。

夕方に一度切れた暖房がまた入り、部屋は暖かい。このまま夜中も入ってくれればよく眠れそうだ。

/images/2018/11/clip_image009-4-644x430.png/images/2018/11/clip_image009-4-150x150.pngAndrésカタルーニャの道 Camino CatalánCamino,Catalan,Santiago,カタルーニャ,カタロニア,サンティアゴ,巡礼17.0㎞ 31,000歩 6時半起床。エアコンの暖房は強くはないがずっと効いていて、朝方になっても寒くはなかった。 朝食は8時半からなので、ゆっくり準備。服装を考えるために廊下の先のサロンの窓を開けて外気に触れてみる。朝の冷気はあるが青空が広がって日差しもたっぷりのようで、少し歩くと寒さは感じられなくなりそう。 8時半に食堂に行ってみると二人連れの先客がいる。昨夜入ってきた音はしていたが、その後はずっと静かだったので泊り客はいないのか思っていた。はじめは英語で話しかけてきたが、Castellano(スペイン語)でとお願いして切り替えてもらう。バルセロナ出身の夫婦で、旅行で来ている。Caminoを歩いていると言うと、今日から4日間は天気が良くなる、ここのところの寒さや雨が異常だと教えてくれる。Jaca経由で行くと伝えると、Jacaは素晴らしく綺麗な街だから楽しむように薦めてくれた。 朝食はセルフサービスで、コーヒーメーカーでコーヒーを淹れ、ミルクをレンジで温める。オレンジジュースは水差しに入っている。サラミとソーセージ、チーズ2種類は食べるだけ切る。トマトがいくつもあるのはありがたい。 途中で宿の人がやってきてバルセロナ人と話すが、Catalán(カタルーニャ語)ではなくCastellanoで話している。 部屋に戻って荷物を持ち、出発。鍵を受付のテーブルに戻そうとしたらバルセロナ人たちが部屋から出てくるのに出くわし、改めて別れのあいさつ。 9時半過ぎに出発。ひんやりした空気が気持ちよい。 Ayuntamiento広場を横切り、 少し進むと城壁の門を抜けて急坂を上る。 城壁の上に行く階段があり、せっかくなので行ってみるが、階段の入口にはカギがかかっている。 急坂を上り切るとあとは緩やかな上り下りを繰り返す丘陵地帯の道。 牧草地、掘り返された畑、トウモロコシ畑の繰り返しで、変化はない。 今日の行程の途中に一つだけある村Castelló de Farfanyaの裏には大きな教会がそびえている。 この村で休憩しようと思うが、Barは見つからない。 再び丘陵地帯を進む。途中で突然4頭の犬が現れて、しばらく私たちと前後しながら進む。周囲に人家はなく、家畜が飼われているところもないので、飼い犬なのか野犬なのか分からない。毛並みにつやがあるので飼い犬だろうし、私たちを威嚇してくるわけではないが、近くに飼い主のいない大きな犬と言うのはちょっと怖い。 アーモンドらしい実をたくさんつけた樹が道端に何本か生えている。 まんじゅうが並んだような奇妙な小山の連なりが見え、今日の目的地Algerriに到着。 村の裏手の丘の上には正体不明の石造物。地図にCastell d'Argerriと記されているので城塞跡なのだろう。 村を抜けた先の、自動車道路沿いのガソリンスタンド兼レストラン併設のHostalが今日の宿。昨夜、Booking.comで予約した時にはシャワーは共用となっていたので、古く、暗く、じめじめした安宿を覚悟していたが、実際は普通のドライブイン宿。部屋にシャワーがついているし、部屋は明るい。暖房も19時ごろまでは入っている。 14時を過ぎているので、荷物を部屋に置いてすぐに昼食に。レストランの名前はなぜかParador。今朝、バルセロナ人がスマートフォンでこの村のことを調べてパラドールがあると言っていて、まさかと思っていたが。パラドールという名の大衆レストランだった。 一皿目はツナ入りのマカロニグラタンと、カツオフレークとナスのグラタン。 二皿目は牛肉の煮込みとイカリングフライ。 デザートはカタランクリームとクリームチーズ。 いずれもまともな味だった。 食後に村を散策。 教会はやはり閉まっている。今日は諸聖人の日の祝日なのだが。 人通りのほとんどない村を少し歩いてから宿に戻る。 ガソリンスタンドの売店で水を買うと、店員の男が日本人の友達がいる、と話しかけてくる。事情はよく分からないが、数年前に知り合ったそうだが最近は音信がないそうだ。 部屋に戻ってシャワー。お湯が良く出る。その後は日記書きとAmeliaは洗濯。 夕方に一度切れた暖房がまた入り、部屋は暖かい。このまま夜中も入ってくれればよく眠れそうだ。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)