合計距離: 22194 m
最高点の標高: 420 m
最低点の標高: 327 m
累積標高(上り): 779 m
累積標高(下り): -772 m
総所要時間: 07:46:41

21.7㎞ 39,300歩

6時半起床。天気予報を見ると午前中は小雨で午後は晴れに変わっている。しかし外を見ても雨は降っていない。

7時40分に朝食をとりにBarに降りる。停まっている車を見るとわずかに水滴がついているが、やはり雨は降っていない。朝食はいつものクロワッサンとCafé con leche、Té con leche。食べ終えて外に出て見ると青空が広がりはじめている。寒くない。

寒くない天候を前提に服装を整えて8時半に出発。

clip_image001すぐに町外れ。

clip_image002少しだけ自動車道を歩いて土の道にそれる。景色は相変わらず牧草地、トウモロコシ畑、掘り返された土くれの畑など。

clip_image003やがて運河沿いの舗装道路に出る。運河の水はほとんど動いているようには見えない。

clip_image004これまでに見かけなかった果樹があり、ちょうど枝の手入れをしている人がいたので聞いてみると、梅だった。ジャム以外に何に使うのだろう。

clip_image005綺麗な水の川を渡るとArfarrásの町に到着。

clip_image006今日の道筋にはほかにもう町も村もないので、少し早いがここで軽食にする。

Arfarrásを出て1㎞ほど進むと、CataluñaとAragónとの州境。ここからは言葉はCastellanoになる。

この辺りは養豚業が盛んなようで、道路でも豚を積んだ大きなトラックと何度かすれ違った。

clip_image007養豚場の横の道端に大きな豚の死体が捨てられていた。これから処分するのだろうが、人通りのほとんどないところとは言っても、驚くだけでなく気分も悪くなる。

clip_image008見渡す限りのトウモロコシ畑。牛の飼料用だとばかり思っていたが、豚の餌用なのかもしれない。

clip_image009綺麗に整えられた芝生の庭の広がる邸宅だと思ったが、狩猟クラブのクラブハウスのようだ。

clip_image010大きなため池の脇には釣り禁止の立て札があった。魚がいるのがこれでばれている。

clip_image011道の真ん中にこんな状態でヘビが車に轢かれて死んでいた。その前に道を横切る兎を見かけ、兎は素早いからカメラにおさめられないと話していたら、

clip_image012草原の中をゆっくり跳ねて行く兎に遭遇。道端で兎穴をたくさん見ていたので、野兎が沢山いるのは分かっていたが。

clip_image013随分大きなエルミータがCamino沿いに立っている。しかしやはりここも閉まっていて、鍵の錆具合から長いこと開けられていないことが想像される。16世紀のものなので、古くはないが。

clip_image014まだ泥の道が時々あるが、場所を選べば何とか靴を泥だらけにせずに済む。

clip_image015道端に二羽の鷹らしき鳥の死骸が捨てられている。狩りをしてはみたものの食べられないので放置したのか。

clip_image0162時半過ぎにTamarite de Literaに到着。すぐに昼食にする。

clip_image017Agua con gasとワインを頼んだが、水1.5リットルも出てきた。

ここは紙のメニューがなく、口頭でやり取りして選ぶ。

clip_image018clip_image019一皿目はトマトサラダとマカロニグラタン。

clip_image020clip_image021二皿目はハンブルゲッサとイカの煮物。イカは柔らかく、初めての味。

デザートはドライフルーツとヨーグルト。まずまずの味だった。

clip_image022街の中心の通りを歩いて宿に向かう。

clip_image023今日の宿はHosteríaとなっていて、電話をかけると近くの家から鍵を持ってきてくれる。

clip_image024clip_image025部屋はここしか空いていないからと二間続きのもの。暖房もよく効いて気持ちが良い。

付近を散策してみる。

clip_image026教会があるが、やはり閉まっている。周囲には廃墟のような家と新しい家が混在している。

中心の通りに戻って小さなスーパーでバナナとチョコレートを買う。さらに歩くと少し人通りが増えてきた。夕方の散歩の時間だろうか。パン屋で夕食用にアップルパイを買って帰る。街角に自動販売機コーナーがあり、飲み物だけでなく菓子類やボカディージョの類も売っている。あまり売れないだろうが。

宿に戻りシャワー、日記、洗濯。やはり暖房はよく効いている。洗濯物もよく乾くだろう。

/images/2018/11/clip_image008-7-644x430.png/images/2018/11/clip_image008-7-150x150.pngAndrésカタルーニャの道 Camino CatalánCamino,Catalan,Santiago,カタルーニャ,カタロニア,サンティアゴ,巡礼21.7㎞ 39,300歩 6時半起床。天気予報を見ると午前中は小雨で午後は晴れに変わっている。しかし外を見ても雨は降っていない。 7時40分に朝食をとりにBarに降りる。停まっている車を見るとわずかに水滴がついているが、やはり雨は降っていない。朝食はいつものクロワッサンとCafé con leche、Té con leche。食べ終えて外に出て見ると青空が広がりはじめている。寒くない。 寒くない天候を前提に服装を整えて8時半に出発。 すぐに町外れ。 少しだけ自動車道を歩いて土の道にそれる。景色は相変わらず牧草地、トウモロコシ畑、掘り返された土くれの畑など。 やがて運河沿いの舗装道路に出る。運河の水はほとんど動いているようには見えない。 これまでに見かけなかった果樹があり、ちょうど枝の手入れをしている人がいたので聞いてみると、梅だった。ジャム以外に何に使うのだろう。 綺麗な水の川を渡るとArfarrásの町に到着。 今日の道筋にはほかにもう町も村もないので、少し早いがここで軽食にする。 Arfarrásを出て1㎞ほど進むと、CataluñaとAragónとの州境。ここからは言葉はCastellanoになる。 この辺りは養豚業が盛んなようで、道路でも豚を積んだ大きなトラックと何度かすれ違った。 養豚場の横の道端に大きな豚の死体が捨てられていた。これから処分するのだろうが、人通りのほとんどないところとは言っても、驚くだけでなく気分も悪くなる。 見渡す限りのトウモロコシ畑。牛の飼料用だとばかり思っていたが、豚の餌用なのかもしれない。 綺麗に整えられた芝生の庭の広がる邸宅だと思ったが、狩猟クラブのクラブハウスのようだ。 大きなため池の脇には釣り禁止の立て札があった。魚がいるのがこれでばれている。 道の真ん中にこんな状態でヘビが車に轢かれて死んでいた。その前に道を横切る兎を見かけ、兎は素早いからカメラにおさめられないと話していたら、 草原の中をゆっくり跳ねて行く兎に遭遇。道端で兎穴をたくさん見ていたので、野兎が沢山いるのは分かっていたが。 随分大きなエルミータがCamino沿いに立っている。しかしやはりここも閉まっていて、鍵の錆具合から長いこと開けられていないことが想像される。16世紀のものなので、古くはないが。 まだ泥の道が時々あるが、場所を選べば何とか靴を泥だらけにせずに済む。 道端に二羽の鷹らしき鳥の死骸が捨てられている。狩りをしてはみたものの食べられないので放置したのか。 2時半過ぎにTamarite de Literaに到着。すぐに昼食にする。 Agua con gasとワインを頼んだが、水1.5リットルも出てきた。 ここは紙のメニューがなく、口頭でやり取りして選ぶ。 一皿目はトマトサラダとマカロニグラタン。 二皿目はハンブルゲッサとイカの煮物。イカは柔らかく、初めての味。 デザートはドライフルーツとヨーグルト。まずまずの味だった。 街の中心の通りを歩いて宿に向かう。 今日の宿はHosteríaとなっていて、電話をかけると近くの家から鍵を持ってきてくれる。 部屋はここしか空いていないからと二間続きのもの。暖房もよく効いて気持ちが良い。 付近を散策してみる。 教会があるが、やはり閉まっている。周囲には廃墟のような家と新しい家が混在している。 中心の通りに戻って小さなスーパーでバナナとチョコレートを買う。さらに歩くと少し人通りが増えてきた。夕方の散歩の時間だろうか。パン屋で夕食用にアップルパイを買って帰る。街角に自動販売機コーナーがあり、飲み物だけでなく菓子類やボカディージョの類も売っている。あまり売れないだろうが。 宿に戻りシャワー、日記、洗濯。やはり暖房はよく効いている。洗濯物もよく乾くだろう。退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)