8時に起き、朝食、出発準備。

10時前にチェックアウトして歩いてEstación Autobuses de Oviedoに行く。曇っていて、かすかに霧雨。寒くはない。

11時発のバスなので、10分前に着けばよいのだが、10時25分ごろに着いてしまった。電光掲示板にはVitoria行きのバスは出ていない。あらためてメールに添付されていた切符のPDFを見ると、バスはSantiago de Compostera発Barcelona行きになっている。スペイン横断の長距離バスだった。Informaciónで切符の画面を見せて何番線か尋ねると17番線だとのこと。電光掲示板に確かに17番線からBarce/Nordとある。しかし10分前になってもバスは来ない。長距離だから遅れるのだろう。やがて電光掲示板にRetraso(遅延)の表示。それでも5分ごろにはバスはやって来た。数人が降り、20人ほどが乗る。まだ3分の1は空席。今回は普通の長距離バスで、2+2の座席。私たちの席は中央降車口の前。15分遅れで出発。高速でSantanderへ行くのかと思っていたら、Gijónへ行く。Gijónでたくさん乗り込みほぼ満席。そこからSantanderへ。Santanderでは10分ほど停車。乗降があるが、やはりほぼ満席。Ameliaがトイレに行き、ついでにサンドイッチとトルティーリャを買ってきたので、昼食にする。Santanderの次はLaredoに停車。ずっと黒雲が空を覆い、山は雲に隠れていたのが、Laredoで青空が広がり薄日が差す。やっと天気が良くなるのかと思ったが、またすぐに雲が広がり小雨が降ったり止んだり。

次はBilbao。海側から入って行ったので見覚えのない景色。ここで降りる人が多く、空席ができてきた。私たちの斜め前方に座っていた2人、一人はずっと足を上げて前席のひじ掛けに靴を乗せていて、携帯で動画を映して二人で見ているのだが音がうるさい。しかし前席の人も隣席の人も気にしている様子はない。わたしはイヤホンで車内の音楽を聴いていたのだが。Bilbaoで降りて行ったので顔を見ると、てっきり若い男女だと思っていたのが、中年の女性二人だった。下品さが服装、化粧、表情、しぐさに現れていた。

旧市街は通らずにBilbaoを抜けたので、一昨年訪れたところは全く見えなかった。

次が私たちの目的地Vitoria。バスセンターは広く新しい立派なもの。新市街にある。ここで降りたのは私たち以外は一人だけ。

ネットで調べた際にはここからゲルニカへ行くバスはないとなっていたので、Informaciónでゲルニカへの行き方を尋ねる。Bilbao経由かDurango経由しかないとのこと。Durango経由で行くことにして窓口で明後日の切符を買う。ゲルニカまでは売っておらず、Durangoで乗り継ぐときにその先の切符を買わなければならない。

ホテルまでは歩いて2km以上あるのでバスで行こうとバスセンター前のバス停に行ってみる。路線図を見るとホテルの近くに行くバスはなく、トラムがホテルの近くを通っているのがわかる。通りの向こうのトラムの停留所に行くと、中年の婦人がCentroには向こうのホームだと教えてくれる。ホームの自販機で切符を買い、少し待つと電車がやって来た。結構混んでいる。降車駅がわからないので、携帯の地図で見当をつけて降りると、そこから歩いて5分もかからずにホテルに着いた。

チェックイン時に地図をもらうと、見どころだけでなくお薦めのレストランとピンチョスのおいしい店を何軒か教えてくれて地図に書き込んでくれた。レモンジュースとコーヒーがロビーで無料で飲める。

部屋は今回の旅行で初めての日本のビジネスホテルなみの狭さだが、ミネラルウォーター2本と一口大のチョコレート4枚が置いてある。

少しは見学しようと、6時20分に出かける。日本語のガイドブックでは情報が少なすぎるので本屋に行くことにする。ホテルから数分のところに繁華街があり、Casa de Libroが角を曲がってすぐのところにあるので行ってみる。使い慣れたシリーズのガイドブックではBilbaoとSan Sebastianのしかないので、バスク全体が出ている別のシリーズのを買う。慣れないので少々使いづらいが。

近くの、ホテルで薦められたピンチョスのおいしいBarで軽く食べることに。まだ空いている時間だが、カウンターにはきれいなピンチョスがいくつも並んでいる。

4種頼み、Agua con gasとKAS Limón。ワインにしたいが、まだ今日はこれから街を歩くので。ピンチョスはどれも上品な味でおいしく、見た目も良い。BilbaoやSan Sebastianのピンチョスは一昨年味わっておいしかったが、Vitoriaも負けず劣らす。昨日までのCantabriaやAsturiasの名物が豆とソーセージの煮込みといった山の素朴と言うか野蛮と言うか、荒っぽい料理だったのと比べると、ここのは洗練されていて、流石と言う感じ。

繁華街のEduardo Datoを通って旧市街に向かう。ほんの数分。Pl. de Españaからが旧市街。

MadridのPl. Mayorと同様の建物に囲まれた広場で、カフェテラスがある。違うのは真ん中で子供たちがボール遊びなどをしているところ。Turismoに行ってカテドラル見学の件を聞く。やはり予約が必要とのことで電話かネットでと教えてくれる。その後旧市街を一周してみる。城壁の跡があり、中世の屋敷などが立ち並んだ静かな通り。カテドラルまで進んで反対側を元に戻るが、そちらの通りは安そうなBar街で賑わっている。若い人が多いような気がする。Pl. de Españaに戻り、Parque de Floridaの近くの、ここもホテルで薦められたBarでワインとピンチョス4種で夕食代わりにする。時間のせいもあるのか、混んでいるが何とかカウンターの椅子に座れた。先刻のBarの方が洗練されていたような気がするが、ここのもおいしい。

Eduardo Datoを突き当りの駅まで行ってみる。商店が閉まったので少し人通りが少なくなったが、Barなどは賑わっている。駅は閑散としているが、窓口は明るいので、寂れた印象はない。

ホテルに戻り、ロビーでコーヒーを飲んでから部屋に入る。Gernikaのホテルを予約。いいホテルは最後の1室で予約できた。

明日のカテドラル見学の予約。こちらもネットでスムーズにできた。

その後、シャワー、日記。また1時近くなってしまった。

por Andrés

/images/2016/07/P70558041-644x430.jpg/images/2016/07/P70558041-150x150.jpgAndrésスペイン旅行8時に起き、朝食、出発準備。 10時前にチェックアウトして歩いてEstación Autobuses de Oviedoに行く。曇っていて、かすかに霧雨。寒くはない。 11時発のバスなので、10分前に着けばよいのだが、10時25分ごろに着いてしまった。電光掲示板にはVitoria行きのバスは出ていない。あらためてメールに添付されていた切符のPDFを見ると、バスはSantiago de Compostera発Barcelona行きになっている。スペイン横断の長距離バスだった。Informaciónで切符の画面を見せて何番線か尋ねると17番線だとのこと。電光掲示板に確かに17番線からBarce/Nordとある。しかし10分前になってもバスは来ない。長距離だから遅れるのだろう。やがて電光掲示板にRetraso(遅延)の表示。それでも5分ごろにはバスはやって来た。数人が降り、20人ほどが乗る。まだ3分の1は空席。今回は普通の長距離バスで、2+2の座席。私たちの席は中央降車口の前。15分遅れで出発。高速でSantanderへ行くのかと思っていたら、Gijónへ行く。Gijónでたくさん乗り込みほぼ満席。そこからSantanderへ。Santanderでは10分ほど停車。乗降があるが、やはりほぼ満席。Ameliaがトイレに行き、ついでにサンドイッチとトルティーリャを買ってきたので、昼食にする。Santanderの次はLaredoに停車。ずっと黒雲が空を覆い、山は雲に隠れていたのが、Laredoで青空が広がり薄日が差す。やっと天気が良くなるのかと思ったが、またすぐに雲が広がり小雨が降ったり止んだり。 次はBilbao。海側から入って行ったので見覚えのない景色。ここで降りる人が多く、空席ができてきた。私たちの斜め前方に座っていた2人、一人はずっと足を上げて前席のひじ掛けに靴を乗せていて、携帯で動画を映して二人で見ているのだが音がうるさい。しかし前席の人も隣席の人も気にしている様子はない。わたしはイヤホンで車内の音楽を聴いていたのだが。Bilbaoで降りて行ったので顔を見ると、てっきり若い男女だと思っていたのが、中年の女性二人だった。下品さが服装、化粧、表情、しぐさに現れていた。 旧市街は通らずにBilbaoを抜けたので、一昨年訪れたところは全く見えなかった。 次が私たちの目的地Vitoria。バスセンターは広く新しい立派なもの。新市街にある。ここで降りたのは私たち以外は一人だけ。 ネットで調べた際にはここからゲルニカへ行くバスはないとなっていたので、Informaciónでゲルニカへの行き方を尋ねる。Bilbao経由かDurango経由しかないとのこと。Durango経由で行くことにして窓口で明後日の切符を買う。ゲルニカまでは売っておらず、Durangoで乗り継ぐときにその先の切符を買わなければならない。 ホテルまでは歩いて2km以上あるのでバスで行こうとバスセンター前のバス停に行ってみる。路線図を見るとホテルの近くに行くバスはなく、トラムがホテルの近くを通っているのがわかる。通りの向こうのトラムの停留所に行くと、中年の婦人がCentroには向こうのホームだと教えてくれる。ホームの自販機で切符を買い、少し待つと電車がやって来た。結構混んでいる。降車駅がわからないので、携帯の地図で見当をつけて降りると、そこから歩いて5分もかからずにホテルに着いた。 チェックイン時に地図をもらうと、見どころだけでなくお薦めのレストランとピンチョスのおいしい店を何軒か教えてくれて地図に書き込んでくれた。レモンジュースとコーヒーがロビーで無料で飲める。 部屋は今回の旅行で初めての日本のビジネスホテルなみの狭さだが、ミネラルウォーター2本と一口大のチョコレート4枚が置いてある。 少しは見学しようと、6時20分に出かける。日本語のガイドブックでは情報が少なすぎるので本屋に行くことにする。ホテルから数分のところに繁華街があり、Casa de Libroが角を曲がってすぐのところにあるので行ってみる。使い慣れたシリーズのガイドブックではBilbaoとSan Sebastianのしかないので、バスク全体が出ている別のシリーズのを買う。慣れないので少々使いづらいが。 近くの、ホテルで薦められたピンチョスのおいしいBarで軽く食べることに。まだ空いている時間だが、カウンターにはきれいなピンチョスがいくつも並んでいる。 4種頼み、Agua con gasとKAS Limón。ワインにしたいが、まだ今日はこれから街を歩くので。ピンチョスはどれも上品な味でおいしく、見た目も良い。BilbaoやSan Sebastianのピンチョスは一昨年味わっておいしかったが、Vitoriaも負けず劣らす。昨日までのCantabriaやAsturiasの名物が豆とソーセージの煮込みといった山の素朴と言うか野蛮と言うか、荒っぽい料理だったのと比べると、ここのは洗練されていて、流石と言う感じ。 繁華街のEduardo Datoを通って旧市街に向かう。ほんの数分。Pl. de Españaからが旧市街。 MadridのPl. Mayorと同様の建物に囲まれた広場で、カフェテラスがある。違うのは真ん中で子供たちがボール遊びなどをしているところ。Turismoに行ってカテドラル見学の件を聞く。やはり予約が必要とのことで電話かネットでと教えてくれる。その後旧市街を一周してみる。城壁の跡があり、中世の屋敷などが立ち並んだ静かな通り。カテドラルまで進んで反対側を元に戻るが、そちらの通りは安そうなBar街で賑わっている。若い人が多いような気がする。Pl. de Españaに戻り、Parque de Floridaの近くの、ここもホテルで薦められたBarでワインとピンチョス4種で夕食代わりにする。時間のせいもあるのか、混んでいるが何とかカウンターの椅子に座れた。先刻のBarの方が洗練されていたような気がするが、ここのもおいしい。 Eduardo Datoを突き当りの駅まで行ってみる。商店が閉まったので少し人通りが少なくなったが、Barなどは賑わっている。駅は閑散としているが、窓口は明るいので、寂れた印象はない。 ホテルに戻り、ロビーでコーヒーを飲んでから部屋に入る。Gernikaのホテルを予約。いいホテルは最後の1室で予約できた。 明日のカテドラル見学の予約。こちらもネットでスムーズにできた。 その後、シャワー、日記。また1時近くなってしまった。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)