7時に一度目が覚めるが、今日は予定もないのでもう一度眠り8時過ぎに起きる。

朝食を済ませ、11時前に外出。寒くはないが曇っていて小雨になりそうなのでウインドブレーカーを持ってゆく。先日行った時には入れなかったUniversidadに行ってみると入口が開いていて入ることができた。

中庭を囲んで四角い2階建ての建物。地上階の一室で女性の活躍の歴史の展示が行われていたので見る。この100年間だが、知っているのはフェデリカ・モンセニ、マーガレット・サッチャーなど数人。建築家や写真家などが中心なので、むしろなぜ彼女たちが入っているのかが不思議。見終えて会場を出ようとしたところで学生らしき青年に呼び止められアンケート用紙を渡されて記入をお願いされる。どこに興味があったかや、どこでこの展示会を知ったかなどごく簡単な選択式のものだったので記入して渡す。

Mercadoの行く。ここも先日は閉まっていたところ。

建物は比較的新しいが、月曜日で魚屋が休みだからか閉まっている店が多い。12時なのに客も少ない。

周りには露店のバッグ屋、衣類を売る店、傘屋、花屋などが並んでいる。どこでもそうだが、露店のバッグ屋はなぜかほとんど黒人がやっている。あたりをぶらつき、Ameliaは絵葉書を1枚買う。

Campo de San Francisco公園に行く。緑のあふれる公園で気持ちが良い。街の中心にあり、東京で言えば日比谷公園のようなところ。児童公園になっているところでは子供たちがたくさん遊んでいる。

公園を抜けてOviedo市の一番の繁華街C. Uríaに出る。昼食に適当な店を探しながら歩くが、銀座通りみたいなものでファッション関係の店ばかり。あとはCorte Inglésがあるだけ。もう一本並行する別の繁華街を歩くが、同じようなもの。初日に食べた店のあたりが良さそうだと言うことになってそちらへ向かう。途中にTeatro Campoamorがあり、掲示に今日の20時から無料で映画上映とある。行ってみることにする。

カテドラル前の広場に出ると、今日も貴婦人姿の女性がガイドと一緒に数人のグループを案内している。

先日のレストランのある通りに出て、一軒一軒メニューを見て歩く。

2時ちょうどに入ったので客はまだ少なかった。

突き出しにチョリソをシードルを入れて焼いたもの。一皿目はCaldo AstrianoとPote。二皿目はエスカロッピーノとイカ。Caldoは白いんげん豆の煮込みで、チョリソやモルシージャを別皿で出してくれた。おいしいがこれで大体満腹になる。鍋で出されたものを半分は残したのだが。エスカロピーノはエスカロペにチーズをかけたものだが、チーズにはブルーチーズが入っているので重い。6~7cmのイカを煮たものは、日本のイカの煮物のような味。デザートはチョコレートケーキとコーヒー。満腹になっていったんホテルに戻り昼寝。薄暗い部屋なので長い昼寝になるかと心配したが、1時間で目覚めた。起きて昨日の日記の続きを書く。

7時に出かけてTeatro Campoamorへ。小雨が降っているので私はウインドブレーカーを着て、Ameliaは傘をさす。Teatro Campoamorの切符売り場で聞くと映画は別の場所だとのこと。口頭で説明してくれるがよく聞き取れないので地図を渡して印をつけてもらうが、それでもよくわからない。結局スマートフォンの地図で確認して行くと、ほんの300mも離れていないところだった。

Filarmónicaとなっているが、立派な劇場で客席は4層。客は結構入るが、ほとんどが高齢者の女性。8時ちょうどに男性が壇上に上がり解説をする。10分以上。ほとんど聞き取れない。映画は60年代初期のもので、ドイツの王様とスペイン人女性が恋に落ちて楽しい数日を過ごすが、やがて王様だと言うことが分かって女性はスペインに帰る。王様は結婚相手の女性を何人も紹介されるがスペイン人女性を忘れられない。王様がデモ隊の中で爆弾を投げられて負傷するが、それを知ったスペイン女性はドイツに行って王様と再会し結婚する。ありふれた筋だが、昔の映画で話の運びがのんびりしている。なぜこの映画が上映されたかと言うと、デモの場面でカテドラル横のローマ庭園がロケに使われているのだ。その場面では会場が大きくざわつく。それだけがこの映画を上映した理由だった。

10時近くに映画が終わって外に出ると、まだ小雨。まっすぐホテルに戻り、軽い夕食、シャワー、日記。今夜も12時過ぎにドン、ドンと大きな音がする。ゴミを捨てる音だと思っていたが、窓を開けて空を見てみるとわずかだが明るくなる瞬間がある。しかもドン、ドンという音だけでなくドドドドン、ババババンと連続音もしたので花火に違いない。あわてて着替えホテルの玄関前に出てみたが、連続音がフィナーレだったのか、花火は見られなかった。小雨は降り続いている。

今夜も就寝は1時になってしまった。

por Andrés

/images/2016/07/P7045737_21-644x430.jpg/images/2016/07/P7045737_21-150x150.jpgAndrésスペイン旅行7時に一度目が覚めるが、今日は予定もないのでもう一度眠り8時過ぎに起きる。 朝食を済ませ、11時前に外出。寒くはないが曇っていて小雨になりそうなのでウインドブレーカーを持ってゆく。先日行った時には入れなかったUniversidadに行ってみると入口が開いていて入ることができた。 中庭を囲んで四角い2階建ての建物。地上階の一室で女性の活躍の歴史の展示が行われていたので見る。この100年間だが、知っているのはフェデリカ・モンセニ、マーガレット・サッチャーなど数人。建築家や写真家などが中心なので、むしろなぜ彼女たちが入っているのかが不思議。見終えて会場を出ようとしたところで学生らしき青年に呼び止められアンケート用紙を渡されて記入をお願いされる。どこに興味があったかや、どこでこの展示会を知ったかなどごく簡単な選択式のものだったので記入して渡す。 Mercadoの行く。ここも先日は閉まっていたところ。 建物は比較的新しいが、月曜日で魚屋が休みだからか閉まっている店が多い。12時なのに客も少ない。 周りには露店のバッグ屋、衣類を売る店、傘屋、花屋などが並んでいる。どこでもそうだが、露店のバッグ屋はなぜかほとんど黒人がやっている。あたりをぶらつき、Ameliaは絵葉書を1枚買う。 Campo de San Francisco公園に行く。緑のあふれる公園で気持ちが良い。街の中心にあり、東京で言えば日比谷公園のようなところ。児童公園になっているところでは子供たちがたくさん遊んでいる。 公園を抜けてOviedo市の一番の繁華街C. Uríaに出る。昼食に適当な店を探しながら歩くが、銀座通りみたいなものでファッション関係の店ばかり。あとはCorte Inglésがあるだけ。もう一本並行する別の繁華街を歩くが、同じようなもの。初日に食べた店のあたりが良さそうだと言うことになってそちらへ向かう。途中にTeatro Campoamorがあり、掲示に今日の20時から無料で映画上映とある。行ってみることにする。 カテドラル前の広場に出ると、今日も貴婦人姿の女性がガイドと一緒に数人のグループを案内している。 先日のレストランのある通りに出て、一軒一軒メニューを見て歩く。 2時ちょうどに入ったので客はまだ少なかった。 突き出しにチョリソをシードルを入れて焼いたもの。一皿目はCaldo AstrianoとPote。二皿目はエスカロッピーノとイカ。Caldoは白いんげん豆の煮込みで、チョリソやモルシージャを別皿で出してくれた。おいしいがこれで大体満腹になる。鍋で出されたものを半分は残したのだが。エスカロピーノはエスカロペにチーズをかけたものだが、チーズにはブルーチーズが入っているので重い。6~7cmのイカを煮たものは、日本のイカの煮物のような味。デザートはチョコレートケーキとコーヒー。満腹になっていったんホテルに戻り昼寝。薄暗い部屋なので長い昼寝になるかと心配したが、1時間で目覚めた。起きて昨日の日記の続きを書く。 7時に出かけてTeatro Campoamorへ。小雨が降っているので私はウインドブレーカーを着て、Ameliaは傘をさす。Teatro Campoamorの切符売り場で聞くと映画は別の場所だとのこと。口頭で説明してくれるがよく聞き取れないので地図を渡して印をつけてもらうが、それでもよくわからない。結局スマートフォンの地図で確認して行くと、ほんの300mも離れていないところだった。 Filarmónicaとなっているが、立派な劇場で客席は4層。客は結構入るが、ほとんどが高齢者の女性。8時ちょうどに男性が壇上に上がり解説をする。10分以上。ほとんど聞き取れない。映画は60年代初期のもので、ドイツの王様とスペイン人女性が恋に落ちて楽しい数日を過ごすが、やがて王様だと言うことが分かって女性はスペインに帰る。王様は結婚相手の女性を何人も紹介されるがスペイン人女性を忘れられない。王様がデモ隊の中で爆弾を投げられて負傷するが、それを知ったスペイン女性はドイツに行って王様と再会し結婚する。ありふれた筋だが、昔の映画で話の運びがのんびりしている。なぜこの映画が上映されたかと言うと、デモの場面でカテドラル横のローマ庭園がロケに使われているのだ。その場面では会場が大きくざわつく。それだけがこの映画を上映した理由だった。 10時近くに映画が終わって外に出ると、まだ小雨。まっすぐホテルに戻り、軽い夕食、シャワー、日記。今夜も12時過ぎにドン、ドンと大きな音がする。ゴミを捨てる音だと思っていたが、窓を開けて空を見てみるとわずかだが明るくなる瞬間がある。しかもドン、ドンという音だけでなくドドドドン、ババババンと連続音もしたので花火に違いない。あわてて着替えホテルの玄関前に出てみたが、連続音がフィナーレだったのか、花火は見られなかった。小雨は降り続いている。 今夜も就寝は1時になってしまった。 por Andrés退職者夫婦の旅と日常(スペイン・旅・留学・巡礼・映画・思索・本・・・)